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私の転職体験談:製造工場勤務からスーパーの精肉部門に転職して見つけた仕事の「やりがい」

転職前

BEFORE
職業
電子部品の製造業
職種
製造
従業員規模
200名
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
スーパーマーケット
職種
精肉部門
従業員規模
500名
年収
280万円

目次

ニエミさんの転職ストーリー

1これまでの私

やりがいを感じられない日々。

やりがいを感じられない日々。

新卒で入社した、大手電子メーカーの請負会社で働いていました。

主にゲームの充電パックを製造するライン担当し、24時間稼働の工場だったので、入社当時から夜勤担当でした。

地方に在住し、近くに家族は住んでいましたが、就職を気に自立しようと決めたので当時の生活環境は一人暮らしです。

第一希望の電子メーカーの就職活動に失敗し、第二希望の電子メーカーの請負会社に就職した経緯があってか、仕事のやりがいはあまり感じていませんでした。

また、当時の家庭環境は、お世辞に言っても裕福と言えるものではありませんでした。

当初都心に出て専門学校へ行く予定でしたが、その費用の捻出が難しく、私は地元での就職をすることになったのですから。

2転職のきっかけ

毎日のように、上司の「言葉の暴力」を浴びさせられて。

毎日のように、上司の「言葉の暴力」を浴びさせられて。

私の職場は工場でした。

職場の人間関係は本当に「劣悪」でした。

特に上司であるラインリーダーの方がひどかったです。

とても自己中心的な方で、例えば禁煙中の怒りを私たち社員に当り散らしたり、気にいらない従業員に無視は当たりまえという態度でした。

それでも何度かは私達のほうで上司と話をして、もっと働きやすい環境を目指しましょうと話したこともありました。

ですが、一向に態度を改めることなく、次第には私たちに暴力を振るうようにもなりました。

社員が仕事を「遅延なく、確実にこなそう」と意識しても、上司は「なにかミスはないか。粗が出ていないか」で私たちを見てきました。

私に至っては、毎日のように

上司

「お前さぁ、作業がいつもいつも遅いんだよ!」

と言われ続けました。

──他の上司の方は見て見ぬふりでした。私は何度か相談してみましたが、誰も相手にしてくれませんでした。

そんな環境が、ずっと続いたこと。それが、私が「転職」を決めたいきさつでした。

3転職中

転職活動で、ようやく見つけた職場は、「スーパーマーケット」。

転職活動で、ようやく見つけた職場は、「スーパーマーケット」。

退職後にすぐ転職活動を行いましたが、なかなか見つけられませんでした。

私の地元では地域の過疎化もあって、かなり不景気が続いていました。

そのような環境の中で転職者を快く迎えてくれる企業は、とても少なかったのです。

転職サイトやハローワークを利用しましたが、面接で落とされることが多く、

(このまま決まらなかったらどうしよう…)

と悩む日々が何か月も続きました。

そんな時、高校時代の友人が、

友人

「もし興味あったら、店長に話を通しておくよ」

と、自身の勤め先であるスーパーマーケットの仕事を紹介してくれたのです。

もちろん私はスーパーの仕事は全くの未経験でしたが、「この機会を逃したら転職はいつまでも決まらないかもしれない」と思い、急ぎ応募し、筆記試験と面談を受けました。

面談には、そのスーパーの店長が立ち会っていただきました。

友人からの紹介があったからこそ、というのもあったのでしょうが、店長は私のこれまでの働き方を聴いて共感してくれ、更には全く未経験であった私に対して経験者相応の待遇で迎え入れてくれたのです。

後になってから知ったのですが、そのスーパーマーケットは、地域活性に注力する経営理念を持った企業でした。

そして、店長もまた、その地域で働く従業員のことをしっかりとを考えてくれる方でした。

──本当に、出会いは大切ですね。紹介してくれた友人にはとても感謝しています。

4転職後

新しい職場でミスをしてしまったこと。そして、その時の上司の対応。

新しい職場でミスをしてしまったこと。そして、その時の上司の対応。

スーパーマーケットでは精肉部門に配属がきまり、豚肉や牛肉を加工する作業を担当しました。

これまで電子機器の製造会社で機械を相手にしていた仕事だったのが、それが食料品に変わったのです。──当然、何もかも初めてですし、慣れないことも沢山ありました。

最初は覚えることも多く、緊張と気苦労の多い日々が続きました。

ある日、ふとした気のゆるみから、決して小さくない失敗をしてしまって。
職場の皆に、迷惑をかけてしまいました。

やってしまった…!)という、独特の嫌な感情と、そして前職で上司から怒鳴られた思い出が同時にやってきました。
──ミスに気付いた上司が近づいてきたときに、私は思わず身構えました。

ところが、

上司

「まあ、しょうがないさ。次からは、頑張れよ」

上司はそれだけ言って、私の肩にポンと手をかけて、そのまま仕事に戻っていったのです。

…嬉しかったですね。じわーっと熱いものが身体を走りました。

転職先の職場は人間関係にとても恵まれた環境でした。

理不尽な暴力やいじめなんてことも一切ありませんでしたし、社員同士、皆とても仲も良くて。

企業としての一体感も感じられました。

この職場に出会えて、本当に幸運でした。

5その後、どうなったか。

「──後悔はありません。やりがいも、新しく見つけられました」

「──後悔はありません。やりがいも、新しく見つけられました」

今回の転職で、前職と比べて給料はやや下がってしまいました。

ですが、とても働きやすい環境になりましたし、有給取得や各福利厚生もしっかりとしていましたので、満足の方が大きいです。
──後悔は、まったくありません。

人間関係がキッカケで転職を考える方は、きっと非常に多いと思います。

私も毎日のように人間関係に悩まされたことで、転職を決意しました。

どんなに素晴らしい企業に就職できても上司は選べませんし、どんなに自分自身が努力しても人間関係を変えることは難しいですし。

ストレスが溜まる日々で身体の具合が悪く休職した時期もありました。

だからこそ、転職で「環境を変える」ことも、ひとつの選択肢として重要ではないだろうか、と思っています。

◇ ◇ ◇

それから、今の職場ではじめて、私は仕事の「やりがい」というものを感じられるようになりました。

それは、友人や店長はじめ、職場の皆に「価値貢献していこう」という想いです。

ちょっとしたことでも、皆に役立てられた時は、とても充実した気持ちになります。──不思議に思われるかもしれませんが、前職ではそんな感情になったことは殆どありませんでした。

きっと、やりがいは「仕事で何をするのか」だけでなく、「仕事で何を叶えていくのか」でも見つけられるものなのでしょう。

そして、そのことを気付かせてくれた今の職場を、これからも大切にしたいと思っています。

参考:20代の転職で親身なサポートを希望する人におすすめの転職エージェント

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