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食品工場の人間関係の辛さに辞めたくなって。スーパーの青果チーフに転職|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
食品製造業
職種
製造・製造管理
従業員規模
400名
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
スーパーマーケット事業
職種
スーパーの青果チーフ
従業員規模
2,000人
年収
300万円

目次

ラカさんの転職ストーリー

1これまでの私

食品工場での仕事のストレスは、機械音痴だったことと、人間関係。

食品工場での仕事のストレスは、機械音痴だったことと、人間関係。

26歳の頃まで、近所の食品工場で正社員で働いていました。

主な業務は、スーパーなどに置かれる、お弁当などの盛り付けの仕事です。

こう話すと手作業で進めていく仕事をイメージされる方が多いかと思いますが、そのほとんどは機械作業。

ベルトコンベア式にどんどん食品が製品となっていくのを、私たち社員が管理していくのです。

私は大の機械音痴でしたので、苦労することが多かったです。

機械はどれも複雑な造りになっていて、まだ把握できていない操作もたくさんありましたし、更にはアルバイトの人やパートの人に指示を出したりトラブルがあったときはサポートしなくてはいけません。機械が思うように動かず、アルバイトの前で慌てながら対応することも少なくありませんでした。

私の性格、ですか?

周りからは「優しくて面白い人」と言われていましたね。

家族構成は、両親と兄と祖母です。

その頃のやりがいは、ギターを演奏をしたりスポーツをしたりすること。休日は学生の頃の友人と共に、野球を楽しんでいました。

悩むことと言えば、仕事でなかなか覚えられないことが多かったこと、──あとは、職場の人間関係のストレスでした。

2転職のきっかけ

「もうここを辞めて転職しよう」と思った理由は、「人間関係」。

「もうここを辞めて転職しよう」

もう「新人・若手」とは呼ばれなくなってきたころから、段々と上司からのプレッシャーがきつくなってきて。

上司

「お前、またそんなことやってるのか。しっかり勉強しろ」

であったり、

上司

「こんな基本的なことも出来ないのか」

などと言われることが多くなりました。

そんなやりとりが職場で日常茶飯事になってくると、周囲の人たちもまた、私に対する対応がそういう風になっていくんです。

パートのオバさん達からも、

パートの
オバさん

「正社員なんでしょ?私たちよりもお金貰っているんだからもっと頑張りなさいよ」

パートの
オバさん

「あのさあ、指示出すのがあなたの仕事なのかもしれないけれど、正直私たちの方が職歴長いよね。…良いから、黙っててくれない?」

と言われたこともありました。

──手を抜いていたつもりもありません。むしろその逆で、私からしたらかなり頑張っていたのです。

ですが、周りの人からしたら「まったく頑張ってないように映っていた」──これは、後になって同僚の方から言われました。

上司からは更に、パートの方々への管理能力について叱られるようになりました。
私が管轄しているところでは、他のところと比べてパートのオバさん達の業務品質が落ちているそうなのです。

(でも、どうしようもないじゃないか…)

指示を出しても聞いてくれず、反論までされる。
かといって黙っていたからと言って、ちゃんとやってくれるわけではない。しかも、それで叱られるのは私です。

辞表を出すころには、私はかなりささくれた心理状態になっていました。「こんな職場、やってられるか!」──といった風に。

こうして、次の転職先も決まらないまま私は退職し、長い転職活動期を迎えることになります。

3転職中

なかなか調子も出ず、エンスト気味だった転職活動。

転職活動中の20代男性

退職後に悩んだことは、「年齢」でした。

当時まだ20代後半でしたが、以前大学時代にキャリアセンターの人から「転職は20代前半までじゃないと厳しい」と言われていたのです。

かつ、私には何のスキルも実績もありません。

情けない話ですが、転職活動をする気力自体も、当時の私にはほとんどありませんでした。

んな私に対して、ひとりの友人が、

友人

「──何言ってんの。まだ20代でしょ、全然大丈夫だって。俺の周りでも転職成功してる奴いるから頑張れ」

と励ましてくれたのです。──正直、その一言があったから「何とか頑張ろう」と思えました。
それがなかったら、ヤバかったですね。いまだに、ニート暮らしだったかもしれません。

私が使った転職サービスは「ジョブカフェ」というものでした。

ジョブカフェは若い人が使うハローワークのような所で、そこでは私と同じような20代の求職者の方がたくさんいました。

そこで、職員の人は熱心に求人を紹介してくれたり、履歴書添削や面接対策をやってくれました。

職員の方々の熱意や、周囲の同年代の求職者の方々を見ていくうちに、少しずつ私もやる気が出てきて、(大分エンジンがかかるのは遅かったですが)転職活動も精力的に進めていけるようになり、そしてようやく、一社から内定をもらえることができました。

4転職後

「努力を認めてもらえる」喜び。

スーパーマーケットの店内

私が内定を貰った会社は地元で有名なスーパーでした。

そこの職場で、私は「青果」エリアの仕事を任されました。

転職してまず深く安心したのが、「周りがとても良い人だった」ということです。

お客様が近くにいるサービス業だからなのでしょうか、上司や同僚も笑顔が多く、明るい性格の方々でした。

前職で私を悩ませた「パートのオバさん達」も、ここでは性格のおおらかな、優しい方が多くて。

それから、アルバイトの高校生や大学生も真面目で人懐っこい子が多くて、それも楽しかったですね。

休憩時間になると、よく漫画やゲームなどの話をして盛り上がりました。

仕事が分からない時も上司は

上司

「最初だから分からないよな?こうやるんだよ」

と親切に教えてくれて、私は前職の時とは比べ物にならないくらい、スムーズに仕事を覚えていけたのです。

とても嬉しかったことは、仕事を覚えたときに、

上司

「お、大分覚えてきたじゃないか。その調子だ」

と言ってくれたことです。

人から「努力を認めてもらえる」という事が、これほど嬉しい事だとは思いませんでした。

──きっと、職場に恵まれた人から見たらそれは「何でもないこと」なのかもしれませんよね。

ですが、その機会がこれまで殆どなかった私からすれば、それはとても大切で贅沢な喜びでした。

5その後、どうなったか。

きっと、道は開けていく。

きっと、道は開けていく。

転職して今思うことは、「職場での人間関係で、その仕事のやりがいは大きく変わる」ということ。
そして、「職場での人間関係は『運次第』」ということです。

職場での人間関係がどうなのかは、面接の時では分からず、入社して初めてどのような人が働いているかが分かります。
それを自分で選ぶことができないのは、残念ですね。──考えてもしょうがないことなのかもしれませんが。

今の職場は、人間関係も良好で、仕事自体も楽しいですし、そして働き甲斐もあります。

本当に、良かったですね。今の職場に巡り合えて。

◇ ◇ ◇

将来の夢、ですか?

店長になることですね。新人さんにも優しくできて、スタッフから頼りになれるような店長になりたいです。

そのためには、何よりも「やりがいを感じて、働きやすい職場」に、自分から働きかけていくようにすること。

もちろん「人間関係」には最大限、気を遣います。

そうしていくうちに、きっと道が切り開けていく──そんな希望を、今は感じています。

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