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特別支援学校の教員から民間の児童デイサービス指導員に転職|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
公務員
職種
教師
従業員規模
100人
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
児童デイサービス
職種
児童デイサービス指導員
従業員規模
100人
年収
400万円

目次

たまちゃんさんの転職ストーリー

1これまでの私

高校生になったころ、「特別支援の教員になろう」と決めて。

高校生になったころ、「特別支援の教員になろう」と決めて。

転職前は、特別支援学校の教諭をしていました。

その頃は旦那と娘が一人の3人家族でした。

娘はまだ小さくかわいい盛りでした。

本当なら仕事をすぐにでもやめて娘と一日中一緒に過ごしたいと考えていました。

ですが、仕事に対しても情熱を持って取り組んでいたため、「育児と仕事の両立」に毎日奮闘していました。

もともとこの仕事は、高校生の頃からの夢でした。

漠然と、「人と関わる仕事がしたい」と考えていたのですが、高校生になった時に特別支援学校に触れる機会があって、そこで私は

「──私も、特別支援の教員になろう」

と心に決めたのです。

ですから、この仕事には誇りをもって取り組んでいました。生徒はかわいかったですし、やりがいもありました。

自分の子どものことを考えるとやめたい。でも、仕事もやりたい──そんな気持ちで揺れ動いていました。

2転職のきっかけ

2人目の息子のこと。そして、旦那の転勤も決まり──。

地元札幌の風景

そんな折、二人目の妊娠が発覚しました。

二人目を出産してすぐの頃は、また仕事に復帰する気でいました。
ですが、その子が2ヶ月になるころ、重度の食物アレルギーがあることが発覚したのです。

治療のためには食事制限が必要でしたので、保育園に預けることには不安が残りました。

そして同時に、旦那の転勤も決まりました。

旦那の転勤先と、私の勤務先の中間に引っ越しをすることも考えました。

(だけど、そうなると通勤時間がかかって子育ての時間も制限されて、この子の治療にも影響が出るかもしれない…)

そう考えた私は、いったん仕事を辞め旦那の勤務先近くに引っ越しをしました。

そして、新しい生活の地で、子育てがひと段落したのち転職をしようと決意しました。

3転職中

再び、「仕事と家庭の両立」の生活に。

転職活動をする40代女性

子どもが幼稚園に入園したのを機に、私は転職活動をしました。

これまでの教員の仕事が好きだったため、障がいを持った子どもと関わることができる仕事を探しました。

また、子どもといる時間も大切にしたかったため、なるべく休みが取りやすく融通のききやすい企業を希望していました。

雑誌などをチェックして探したところ、たまたま新しくできる児童デイサービスでオープニングスタッフを募集していたため、そこに応募。

資格と経験があったためか、すぐに採用になりました。

経験が買われたことは嬉しかったですし、資格を持っていて本当に良かったと思いました。

たまたまタイミングも良かったためか、苦労せずに転職活動を終えられたのです。

しかし転職をすぐに決めることができたのは、やはり家族の応援やサポートがあったからでしょう。
深く感謝しています。

4転職後

これまでは、公務員。そして今度の職場は、民間企業。

民間企業の職場イメージ

転職後、まず驚いたことが「民間企業と公教育」との違いです。

転職先は民間企業なので、どうしても利益重視になってしまう点が多々あります。

公教育に窮屈さを感じた時期もありましたが、「利益を気にしなくていい分良い点がたくさんあったんだ」と改めて感じました。

また、経験や資格を持たないスタッフが多いことも気になりました。

それでも、スタッフみんなで力を合わせてできたばかりの事業所を軌道に乗せていく作業はやりがいがありましたし、楽しかったです。

利用者の方が気に入ってくれて、他の利用者さんを紹介してくれた時も、「頑張ってよかった」と感じました。

事業所が軌道に乗るまでの3年ほどは、無我夢中でした。

気が付けば10年ほどたち、事業所は大きくなり、他に支店を出せるまでに成長していました。

これは公務員の仕事とはまた違う、達成感でした。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これから先に向けて想うことは。

児童デイサービスのイメージ

今回の転職により公務員から民間企業に転職した訳ですが、その中で公教育の良さも民間の良さも両方知ることができましたし、両方の悪い点も知ることができました。

民間企業の良さは、常に利用者(お客様)の満足を考えてサービスを提供する点です。

そのため常にサービスの向上を図らなくてはなりません。デイサービスでのプログラムは常に改良を加えていましたし、利用者からの意見には真摯に向き合っていました。

この点は、公教育よりも民間企業がすぐれている点だと感じました。

一方で、「利益にならないことはしない」という非情な点は気になりました。

これは企業にもよるとは思いますが、福祉や教育と、民間企業がなじまない点はこういったところなのかなと感じました。

◇ ◇ ◇

今後は、民間企業のフットワークの軽さや利用者の意見を素早く取り入れる点をもっと有効に生かし、本当に利用者が必要とするサービスをこれからも提供できるように努力していきたいと考えています。

例えば、児童デイサービスは最近増えているのですが、中学校を卒業した大きくなった子供たちの通う場所が無く、問題となっています。

そして、私たちが小さなころから見守ってきた子供たちも、そろそろ中学校を卒業する年齢に差し掛かってきました。
うちの事業所にとっても他人ごとではないのです。

私たちの職場でも、大きくなった子供たちの受け入れ先を持てるように社長に働きかけ、実現させたい──それが今私の望んでいることです。

障がいを持った子供たちが、幸せな人生を歩めるように、今後も努力をし続けたいなと思っています。

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