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飲食店ホールスタッフから静岡の旅館仲居にIターン転職|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
サービス業(飲食)
職種
ホールスタッフ
従業員規模
20人
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
観光業(旅館)
職種
仲居
従業員規模
30人
年収
300万円

目次

ミーさんの転職ストーリー

1これまでの私

都内の飲食店のホールスタッフとして、充実した日々。

イメージ図:都内の飲食店のホールスタッフとして、充実した日々。

転職前は、私は都内の飲食店のホールスタッフとして働いていました。

当時私は40代で、夫と二人暮らしでした。子供はいません。

職場はとても良い環境で、皆とても仲が良くて。
毎日仕事終わりに職場の人たちとお酒を飲んだり、たまに夫と二人で静かに晩酌したりと、楽しい生活を送っていました。

ですが、その頃から段々と客数は減ってきていて。

職場の明るい雰囲気にふと暗い影が差し込むように、店長やオーナーの「このままの業績だとまずい」と言う話が耳に入るようになってきました。

2転職のきっかけ

会社の業績悪化…。「地方暮らし」という選択肢。

イメージ図:会社の業績悪化…。「地方暮らし」という選択肢。
 
同僚

「ねえ、うちの会社そろそろやばいんじゃないの?」

──そんな話が、スタッフの間でも出回るようになりました。

実際、客数はどんどん減って、スタッフのだれが見ても「これでどうやって収益を出せているんだろう?」というような状況でした。
明るかった職場も、段々と暗いものになっていきました。スタッフのモチベーションは下がり、歴の浅い人たちからどんどん辞めていって。

悪いことは重なるもので、夫も務めていた会社を辞めざるを得ない状況になりました。

──もう、日々の暮らしの彩りは一変してしまいました。

(ほんの数日前まで、仕事帰りに楽しくお酒を飲んでいたのに…)

今では、先行きが不安でそれどころではありません。──これからさき、どうやって行けばいいのだろうと、途方にくれました。

そんなとき、夫が、

「あのさ、思い切って田舎での生活に切り替えてみないか」

と言ってきたのです。

最初は、(この人はいったい、何を言っているんだ?)と思いましたが、段々と私も、今の職場の暗い雰囲気が耐えられなくなってきていたこともあって、

(たしかに、今のストレスばかりの都会の生活よりも、夫と一緒に田舎でゆっくり暮らすのも良いかもしれない…)

と思うようになってきて。

そして私は、今の職場を退職することを決めました。

3転職中

心機一転、静岡へ移住・転職。

イメージ図:心機一転、静岡へ移住・転職。

はじめに私が取り組んだこと──それは、「転職活動」です。

夫は、静岡に友人がいて、その方から仕事を紹介してもらえるとのことだったので、私たち夫婦は静岡を新たな生活の拠点にすることに決めました。

知らない土地での仕事探しだったので、かなり大変な思いをしました。

移動に車が必要不可欠でしたし、かつ土地勘もないため最初のうちは道に迷うこともしょっちゅうで、それでいて田舎は都会と比べて仕事自体も少なかったです。

ハローワークや地元の情報誌を見て仕事探しをしましたが、働き方や待遇面も都会とは違っていて。不安だけがどんどん募っていきました。

夫の友人からの仕事の紹介がなければ、きっとなかなか仕事が決まらなかったか、もしくは途中であきらめていたかもしれません。

紹介いただいたのは、「旅館」の仕事でした。

移り住んだ地は、観光地ということもあって旅館もいくつかあったのです。

夫の友人の紹介ということで面接に行ったら、「ぜひよろしくお願いします」と言っていただいて、そして、私の新天地での勤め先が決まりました。

4転職後

旅館の「仲居」として入社。

イメージ図:旅館の「仲居」として入社。

転職後の仕事は、旅館の「仲居」としての仕事になります。観光地ということもあり、忙しい時期にはかなりハードな仕事でした。

私が入社した時期はちょうどその忙しい時期で、皆とっても殺伐としていました。
そして誰一人、私に仕事を教えてくれる人はいませんでした。

誰もが手一杯で仕事をしているのは分かっていたのですが、私一人だけ「戦力外」なのはもう誰の目から見ても明らかでした。
なるべく皆の邪魔にならないようにしていましたが、そんな日が何日か続いているうちに、私だけ取り残されたような、不安感と、少しだけ不快な気持ちになることもありました。

ところが、繁忙期が終わって落ち着いてくると、皆さん打って変わって優しく接してくれるようになって笑。
改めて仕事を教えてくれましたし、実際は全員優しい人ばかりで話しやすい人たちでした。

私にとって、旅館とはこれまで「楽しく旅をする場所」でした。ですので、裏でこんなにスタッフさんが必死でやっているとは思ってもいませんでした。
優雅な客室や食堂からは想像もつかないくらい、その裏方では形相が180度変わるくらいスタッフが忙しくしていることを目の当たりにしました。

私も、ここで頑張って追いつこう

同僚の人たちのそんな働き方を見て、私はそう思いました。

5その後、どうなったか。

田舎での新しい生活に馴れてきて、今思うことは──。

イメージ図:田舎での新しい生活に馴れてきて、今思うことは──

転職をして学べたことは「裏方の仕事の楽しさ」ですね。

観光シーズンはかなり忙しい状態ですが、裏方のスタッフさんはプロの仕事をしているので、全員が一体感を持って仕事をしています。

やる時は本気になってやる」という空気を、肌で感じることができたのは私にとって良い経験でした。
そして一体感を持ちながら皆で協力しながら進めていくことも、自分自身もその一員として感じられるようになった時、とても深いやりがいを感じられました。

残念だったことは、…そうですね。しいて言えば「田舎ならではの仕事へのモチベーション」でしょうか。

私は新しいことをいろいろ取り入れたり、効率良く仕事をしたいとすぐに思ってしまうタイプなんですが、職場の人たちは昔からの慣習ややり方に頑なで、なかなか変えようとしません。もちろんそれも大切なんですが、時に(非効率な仕事をしているな)と、感じることもあります。

例えばホームページもほとんど更新されていませんし、SNSなども全く活用していません。これまでは旅館情報というのはリアルの口コミがメインでしたが、今の情報社会では、それだけではなかなか伝播しにくいですよね。
旅館情報や、地元情報をWebからも提供していけば、もっと周知もされるでしょうし、お客様も喜んでもくれるだろうに、と思っています。

私は都会で生活をしていたので、なおさら都会にはない、田舎の良さを感じることができています。ですが、その「田舎の良さ」を前面にアピールする働きかけはまだまだ足りないと思っています。

だんだんと仕事や職場環境にも慣れてきたので、これからはそんな、この地域・この旅館の良いところ、他の地域では得られない楽しみを都会の人たちにも届いていけるように、情報を積極的に発信していく──そんな働きかけをしていきたいと思っています。

参考:「後悔しないための地方転職、Uターン就職の手引き」▽

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