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パチンコ店から眼鏡店への転職「あいつマジで使えねえ」と言われて。|私の転職体験談

ゆっぴ さん(男性 23歳 北海道)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
パチンコ店
職種
ホールスタッフ
従業員規模
1,000名
年収
200万円

転職後

AFTER
職業
眼鏡店
職種
販売職
従業員規模
1,200名
年収
200万円

目次

ゆっぴさんの転職ストーリー

1これまでの私

パチンコ店のホールスタッフに転職して。

イメージ図:パチンコ店の職場

もともとは、学校の先生を目指していました。
児童心理学に興味があって、子どもも好きでしたから。

ですが、私が社会人に入って最初に就いた職はパチンコ店でした。

教員採用の倍率はとても高く、度胸の無い私は(自分には到底無理だろう)と早々に諦めてしまっていました。

就職した会社はアミューズメント業界としてパチンコ店以外にも手広く事業展開をしていましたので、(ゆくゆくは人材教育や海外事業に携われれば──)といった野望もありました。

パチンコやスロットはまったくの未経験でした。

ですので、基本的な遊び方はもちろん、機械のハード面についても毎日勉強しながらの勤務でした。

楽しかったことは、来店されたお客様とのちょっとしたコミュニケーションです。
年配のお客様から女性のお客様まで、毎日一言二言声をかけていると、次第に顔馴染みが増えていって、相手から話しかけてくれるようになって。

(この仕事も、案外いいものだな)と思うこともありました。

2転職のきっかけ

「あいつ、マジで使えねえ」

イメージ図:偶然自分の陰口を耳にしてしまう男性

私にとって、パチンコ店のホールスタッフはとても忙しい職場でした。

シフト制でしたので遅番は25時あがりです。
新台入れ替え時は特に忙しく、起きている時間の殆どは職場で働いていました。

半年くらいしてから良く体調を崩すようになり、当時診てもらった医者から「少し長めのお休みを貰えるのならそうした方がよい」と言われ、一週間の休みを取らせてもらいました。

その一週間ぶりに出勤したときのことです。

アルバイト

「あいつ、マジで使えねえ」

休憩所でアルバイトのスタッフたちが話していることをたまたま耳にしてしまったのです。

「あいつ」とは、私のことでした。

まるで、後頭部を思いっきり殴られたような感覚。
ダメージを受けて粉々に砕けたのは、私のなけなしの自信でした。

それからは、もう駄目でしたね。
仕事も、一緒に働く人たちも、すべて怖くなってしまったのです。

思えば、以前からアルバイトスタッフは私の質問に応えなかったり聞こえないふりをしたりすることが多々ありました。

一週間後の休みのあと2日出勤して、3日目にはまた休んでしまって。
それからはどうしても職場に行くことができませんでした。

会社に休職の手続きを取ってもらいましたが、1ヶ月経っても職場復帰をすることができず、結局私は退職することになりました。

3転職活動中

ポジティブなパワー

イメージ図:転職面接シーン

退職すると決まってからは両親にそのことを報告して、少しの間実家に戻って休ませてほしいと頼みました。

うちの両親、特に父親は厳しいところがあったのですが、「そうか、わかった」とだけ言って了承してくれました。

実家に戻りまず私が行ったことは、カウンセリングを受けること。
これは、母からの提案でした。

カウンセリングの料金は相応のものでしたが、社会人になってから少しだけ貯まった貯金がありましたので、そのお金と傷病手当金を使いました。

2ヶ月目からは派遣の簡単な仕事を始めました。
週3回ほどの仕事です。そして、並行して転職活動を始めました。

求人探しは、マイナビエージェントリクルートエージェントエン転職、DYM就職など5つくらいサイトを使って行いました。──ですが、就職先はなかなか決まりませんでした。

やはり前職を1年経たずに辞めてしまったことがネックだったのでしょう。
面接でも企業の人の反応がイマイチなのがよく伝わってきました。
そうすると私も私でいつも以上にうまく話せなくなってしまったり。

ただ、この経験は私のそうした気の弱さへの再確認と、精神状態をいかにコントロールする訓練にもなったと思います。

気づけたことは、ポジティブなパワーがとても大切だということ。

たとえば地元の友人が私の転職活動を頑張れと応援してくれた時。すると、数日はいつもより「頑張ろう」という気持ちになります。
または転職エージェントが励ましてくれた時。それもやはり転職活動を続けようという活力に繋がります。

そうしたポジティブパワーを枯らすことなく行動し続けることが大切だというのがよく分かりました。

20社ほど応募して、ようやく最終面接まで辿りついたのは眼鏡販売を行う会社でした。
幸運だったのが、面接に立ち会った営業部長の方からも、ポジティブパワーを貰えたこと。

私の過去の経歴よりも、これから先の可能性について関心を持ってくれたのです。
それで私も、前向きに受け答えすることができました。

そして面接の3日後に、その会社から採用の通知を頂きました。

4転職後

新しい仕事は、眼鏡店の販売業務。

イメージ図:眼鏡店の職場

転職後の新しい仕事は、眼鏡店の販売業務です。

前職と同じ接客業ではありましたが、体力を酷使するような働き方ではなく、むしろ頭をかなり使う仕事でした。

基本はお店に来たお客様に眼鏡を販売する仕事ですが、そのプロセスでどんな眼鏡が合うかのアドバイス、視力測定、レンズの加工、調整などがあります。

そして、その際は眼の構造や眼病などの医学知識や、レンズの物理光学などの知識が求められるわけです。とにかく、毎日が勉強でした。

知識不足や誤った解釈が、仕事のミスを生みます。
転職して3ヶ月経って「少し慣れてきたかな?」というときに、立て続けに大きなミスを数回してしまいました。

ただ、職場環境──人間関係はとても良かったです。
上司も同僚も優しい人が多く、前職のようにビクビクしながら働くことはなくなりました。

直属の上司は30代の女性の方だったのですが、私のミスに対しても「なぜそうなったのか」について一緒に考えて、改善のためのアドバイスをしてくれました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これから目指したいこと。

イメージ図:これからの人生への希望

眼鏡店へ転職をして半年が経ちました。

転職当初は社会復帰したてということもありとにかく不安の毎日でしたが、最近は大分慣れました。

やはり前職の職場の人間関係がトラウマだったようで、上司や同僚の方々との距離感に悩むことが多かったです。
ですが、最近では「顔つきが明るくなった」とよく言われるようになりました。

それと併せて、自分を冷静に振り返る習慣が付いてきたように思います。
思えば、これまで私は状況が辛くなった時に「なぜこんなに辛いのか」と外にばかり原因を求めていました。

とうぜん、自分に至らない点もあります。ただ、自分の心が弱まっていると、そこに目を向けられないのです。

今は、何か失敗があったときもきちんと内省することができます。

それはきっと、今の私に少しずつ余裕が出てきたからだと、私は思っています。

◇ ◇ ◇

現在の販売員の仕事は、契約社員の待遇です。
ですので、まずは正社員を目指していくことが、私の実現させたい未来像です。

まだまだ知識も経験も足りませんが、頑張りたいです。

そしていつかは、心理士を目指すため、大学や大学院で勉強しなおしたいなと考えています。

教師の道は一度断念しましたが、今回の自分のことや前職のアルバイトの人たちのことを想い返したときに、「若い人や働く人のメンタル面でのサポートをしていきたい」と強く思うようになりました。

もちろんまずは今の職場で一人前になることが先決ですが、この気持ちを大切に育んでいきたいです。

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