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バンコクの飲食店で働いて、思ったこと。感じたこと|転職体験談

バンコク太郎 さん(男性 45歳 タイ・バンコク)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
飲食
職種
マネジメント&シェフ
従業員規模
約200名
年収
600万円

転職後

AFTER
職業
飲食
職種
マネジメント&シェフ
従業員規模
約100名
年収
480万円

目次

バンコク太郎さんの転職ストーリー

1これまでの私

バンコクの飲食店勤務、その後コロナ禍で帰国して。

イメージ図:タイ・バンコクの街並み

転職したのは、2022年4月。
現在はタイ バンコクの飲食店にて、マネージャー兼シェフとして働いています。

2020年の頃もバンコクで飲食の仕事をしてましたが、新型コロナの影響で店舗閉鎖となり、それを機に日本に帰国しました。

当時は、コロナ禍がここまで長く続くとは思っていませんでした。
またすぐバンコクに戻るつもりで日本帰国後はアルバイトでつなぎ、海外案件の求人が増えるのも待ってました。

ところがコロナ禍が一向に収束しませんでしたので、国内の飲食業界に入社しました。

当時の年齢は42歳、独身でした(現在も独身です)。

生きがいは、まさに「海外生活」でした。
国内の飲食店で働いているときも、「早くまた海外に行きたい」といつも考えていました。

もともと好奇心の強い生活でしたので、海外のチャレンジングな風土と自由気ままさが自分に合っていたのだと思います。

2転職のきっかけ

日本で働くのが、もう嫌になってしまった。

イメージ図:厨房で働くシェフたち

日本での仕事は、私にとってあまり良いものではありませんでした。

なんというか、保守的な人が多いんですよね。
新しい人材を採用する際も、「自分の立場を脅かさないか」と考えている方も(少なくとも私の周りには)いました。

日本社会は「空気を読まないといけない」暗黙ルールがありますよね。
私はそういうのは苦手でしたし、その影響で新しいアイデアや取り組みが出にくいのにストレスを感じることも多々ありました。

あとは、働き方のスタンスについて。

一昔前から飲食業界に携わっていた人はご存じでしょうが、この業界は仕事を覚えるためにがむしゃらに働かなければならなかった。
先輩が手取り足取り教えることはまずありません。スキルを獲得する為に必死でしたし、それだけ真剣でした。

ところが今の日本の若い世代では、その真剣さはほとんど見られません。

私は年齢と経験から若い人たちを育成する立場になることが多かったですが、あまりやる気を感じられないスタッフを教育することに違和感を持つことが多かったです。

海外に行けば、皆もっとギラギラしている。本気でスキルを身に着けようとする人たちばかりです。
例えば、私が何か新しい料理を作ろうとすると、多くのスタッフが集まって興味深々に見にきます。

そして私自身も、海外で働いているときのほうが自分自身学べることが多かったです。

──とにかく、日本で働くのがもう嫌になってしまったんですね笑。

それで、コロナ禍が若干落ち着いてきて、少しずつ海外の求人も出てくるようになったタイミングで、私は再び海外に向けての転職活動を始めることにしました。

3転職活動中

転職エージェントと転職サイトの併用

イメージ図:PCとパスポート

求人探しは転職エージェントに登録してそこで紹介を受けたり、自分で海外求人サイトや日本の飲食企業で海外に店舗がある会社を調べました。

転職エージェントと転職サイトを併用したのは、どちらにもメリットがあったからです。

転職エージェントからの紹介企業は、比較的しっかりした企業を紹介してくれますので安心感があります。ただ、スピード感はあまりないんですね。

一方、転職サイトで探すと、(企業の良し悪しは自分でしっかり見る必要がありますが)応募したあとのやりとりが早く進みます。

海外求人は数が少なく、タイミングが大事です。 そのため、随時海外求人をチェックしていました。

辛かったことは、気に入った求人でも年齢がネックで応募できないことが度々あったこと。
募集要項で「35歳まで」といった表記があって応募を断念することが何度かありました。

めげずに毎日求人をチェックして、海外在住の友人からも求人を紹介してもらったりして──という日々が約2か月間。

最終的にバンコクで日本食を提供するレストランのシェフを募集していた企業から、採用通知を頂きました。

4転職後

再びの海外生活で、待ち受けていた環境は。

イメージ図:バンコクの日本料理店

晴れて、念願の海外生活をリスタートしました。

私は日本食レストランの統括シェフとして、キッチン全般の統括と新メニュー開発(通常メニューの改善や商品チェック)の仕事に就くことになりました。

また、日本食店ということで日本人のお客様も多く、現地の言葉が話せない方のケアも私の役割でした。

半年ほどして系列店のチェックや新メニュー導入などの管理業務も任され、最近ではプライベートブランド商品として濃縮スープの開発にも関わることになりました。

濃縮スープは、日系スーパーにおいてもらったり、日系の業者で取り扱ってもらうことを視野に入れています。──まったく新しい経験になりますので日々試行錯誤ですが、やりがいを感じつつ働いています。

大変だったことは、言語ですね。

1つのレシピをタイ人スタッフに伝えるのも一苦労です(Google翻訳などを使うこともあります)。
肉の部位を日本語・英語・タイ語で翻訳して伝えてもうまく伝わらない時もありました。

ただ、救いだったのが、当店のオーナーがしっかり教育・統率をしていて、スタッフの質がとても高かったこと。
人間関係では苦労することなく、皆で「もっと良い店にしていこう」という意識を共有しながら、仕事をすることができました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そしてこれから目指したいこと。

イメージ図:タイ バンコクの夜景

今回の転職では、日本と海外のギャップを改めて再確認しました。

日本はアジア1、社会人になってから勉強しない国」と言われていますが、本当にその通りだと思います。

ここで日本社会の課題について云々語るつもりはありませんが、「チャレンジしたい」「成長したい」と思っている人は、海外で働くことも選択肢に入れておくといいと思います。

言語の壁をクリアできると思えるのなら、絶対海外で働く経験を持った方がいいです。
世界が一気に広がりますよ。

ただ、これも今回の転職で気づけたことですが、海外では詐欺などを行っている企業も日本以上に多いということです。

転職活動をしていくなかで、「これはずいぶん美味しい話だな」と思った求人を何度か見つけました。

その際に、現地在住が長い知り合いに訊いたりして、どういう企業かを良く調べたのですが、大抵が現地であまり知られていない怪しい企業でした(本当にその企業に何か問題があるのかまでは分かりませんでしたが)。

海外で働く際は、そうしたリスクヘッジの意識が、とても大切だと思います。

◇ ◇ ◇

これから先、取り組んでみたいことのひとつに「起業」があります。
もちろん、日本ではなく海外で実現したいですね。
また、そのためのスキルを養っていきたいです。

外は、日本以上に解雇リスクがあります。
万一職を失ったときにも生活を維持していけるように、「どこでも稼げる」スキルを身につけられればと思っています。

実現させたい未来像は、自由気ままに海外生活を送れるようになることです。
せっかく海外在住でも仕事ばかりでは意味がありませんので、人生を謳歌したいです。

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