私の転職体験談:食品工場勤務から、スーパー販売職に転職!
転職前
- 職業
- 製造業
- 職種
- 食品製造職
- 従業員規模
- 企業全体では400人
- 年収
- 300万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 小売業(スーパー)
- 職種
- 販売職
- 従業員規模
- 企業全体2000人
- 年収
- 300万円
- 会社名
目次
シリオさんの転職ストーリー
1これまでの私
やりがいとか、そういうのはあんまり感じなくて。

転職前は、私は地元の「食品工場」で働いていました。
仕事は真面目に行っていました。
ですが、仕事の覚えも悪く、職場にはあまり馴染めていませんでした。
しかも、職場には私と同世代の20代はほとんどいなくて。
他の人は若くても30代で、パートやアルバイトの人も若い人よりもオバちゃんが多かったので、話もあまり合いませんでした。
当時の私の家族構成は、私、兄、母、父、祖母、祖父の6人家族でした。
職場が実家から近いという事もあり、私は一人暮らしをせず、実家から職場に通っていました。
当時の仕事のやりがいですか?うーーん、そういうのは、ほとんど無かったですね。
そもそも、今思えば「家から近い」というだけで仕事場を選んだのが間違いだったかな、と。
当時の生きがいは「貯金を行う事」でしたが、給料も年収300万円だったので、そこまで貯金は貯まらなかったですし。
2転職のきっかけ
上司にミスの責任を押し付けられて。

- 上司
-
「おいおい、お前何でこんなミスすぐに気づかなかったんだよ」
私の部署はお弁当の盛り付けを行うのが主な仕事だったのですが、パートさん達に指示したお弁当の盛り付け方が、実際の盛り付け方と全く違って、1から盛り付けをやり直す事になってしまったのです。
ですが、その盛り付けを指示したのは、ほかでもないその上司でした。
- 私
-
「え…。これ、ボクは指示していませんけど」
- 上司
-
「何言ってんだ?お前さあ、俺は忙しいんだよ!ひとつひとつチェックする暇はないんだよ、お前と違って!!こういうミスにすぐ気づくようにするのが、お前の仕事だろ!」
そう言って、上司は更に私のことを「いつも暇にしているくせに」とか「肝心な時に使えない」といった言葉を投げつけてきました。
パートさん達も遠巻きにやや迷惑そうに、そして半分面白がって私たちのやりとりを眺めています。
上司からの叱責を受けながら私は、
- 私
-
(いったい何なんだ、この職場は。・・・ここで仕事してて、意味があるんだろうか)
と感じ、その日の夜仕事を辞めることを決意しました。
辞める事を告げてからも、引継ぎなどがありましたのでしばらく仕事を続けましたが、辞めることを告げてからは気持ちが大分楽になりました。
3転職活動中
転職は、自分の力で行いたい!

私は仕事をしながら転職活動をするほど器用では無いので、仕事を辞めてから転職活動を行いました。
初めにハローワークへ行ったのですが、ハローワークの雰囲気はとても暗く、利用している人も20代より40代、50代ばかりだったので、すぐに使うのを辞めました。
なので、私は転職サイトや転職エージェントを使う事に。
転職エージェントは「doda」「マイナビエージェント」などを使っていましたが、自分で求人を探せないのが自分に合っていないと思い、すぐに使うのを辞めました。
転職サイトは「リクナビネクスト」「マイナビ転職」を使いました。
リクナビネクストは求人の質が高すぎたので、地元の求人が多く掲載されている「マイナビ転職」を中心に使い転職を行いました。
家族や友人には仕事の事はあまり話をしませんでした。
家族に頼めば、コネ入社とかも出来たかもしれませんが、なんとなく
- 私
-
(自力で仕事を探したい)
というのが自分の中にあって。
その分転職活動は時間がかかりましたが、ようやく一社、内定を頂くことが出来ました。
4転職後
転職先の、新しい職場で待ち受けていた環境は。

私は転職サイトを通じて、地元のスーパーに転職する事が出来ました。
これまでは食品工場で黙々と単純作業を行うだけだったのですが、スーパーで働くようになってからは、商品の発注を行ったり、野菜の加工を行ったり、店内で野菜を並べたりなど、色々な仕事を行うようなったので、仕事に対する「マンネリ感」は殆ど感じなくなりました。
しかも、スーパーには20代の正社員の人もいますし、高校生・大学生のアルバイトの子もいるので、話し相手もたくさん出来るようになりました。
給料の方は前の工場とほとんど変わらないですが、仕事に対する「やりがい」はとても多いので、楽しく仕事が行えています。
ただ、小売業は転勤が物凄く多くて。
なので、せっかく仲良くなった仲間たちとも離れ離れになることもこれまで多々ありました。
その点は、少し残念に思っています。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って思うこと。そして、これから目指したいこと。

今回の転職で分かった事は、「仕事が合わないと感じたら早めに辞めた方が良い」という事ですね。
私は2年間工場で働いていたのですが、実は入社した1年目から「この仕事は向いていない」と感じていました。
しかし、早く仕事を辞めてしまうと履歴書・職務経歴書に傷が付いてしまうと感じたので、我慢をしていました。
それでも、いくら仕事をしても「やはり合わないものは合わない」という想いばかり膨らんでいって。
思い切って転職をしたスーパーの仕事は、入社して1ヶ月で「あ!コレ自分にピッタリだ!」と感じられました。
ですので、もし仕事をしていて「この仕事は自分に合わない」「やっていても伸びしろが無い」と感じたら、転職を行った方が良いんじゃないかな、と。
あ、これは私の考えですよ。
人には人の考えがありますので、「そうすべきだ」とは言いませんが、それでもストレスを感じながら続ける仕事に、いったいどれだけの意味を持たせられるのか、と考えると私は大分疑問です。
あと、時間は有限なので、転職時期が早ければ早いほど、転職も有利になるでしょうし。
◇ ◇ ◇
そうは言っても、私はまだまだ仕事場では未熟者です。
ミスもありますし、同僚とぶつかる事もあります。
それで、今目指していることはコミュニケーション力の向上です。
心理学などを学んだり、仕事関係のセミナーに通いたいと感じています。
私は同性や同い年の人との連携は得意なのですが、異性や年の離れた人との連携は不得意です。
なので、どうしたら苦手な人たちと上手く接する事が出来るのかについて追及していきたいと考えています。
小売業は人と接する機会が物凄く多いんですよね。
同僚と接することもあれば、上司とも接することもありますし、もちろん、お客さんとも接する事も多いです。
ですので、これからは仕事の上達だけでなく「コミュニケーション能力のスキルアップ」を目指していきたいです。
そうすれば、今以上に仕事のやりがい、働き甲斐も強く感じられるようになるのでは、と思っています。