私の転職体験談:ブラック証券会社に入社して、そこからまた証券会社に転職!?
転職前
- 職業
- 証券会社
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 非公開
- 年収
- 非公開
- 会社名
転職後
- 職業
- 証券会社
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 非公開
- 年収
- 非公開
- 会社名
目次
名無しさんの転職ストーリー
1これまでの私
上司にはいつもビクビク怯えていて。
転職したのは2015年3月のことです。
それまで私は、小さい地場証券会社で営業をしてました。
東京が本社でしたが私は名古屋支店に配属され、その後すぐに京都支店へ転勤させられました。
かなりブラックな企業で、上司にはいつもびくびくおびえていました。
- 私
-
「はい!」
- 私
-
「わかりました!」
としか言えない、イエスマンでした。
家族は嫁と2人くらしで、仕事に対するやりがいは全くなく、「はやく仕事が終わってほしい」、家に帰ったら「仕事に行く朝が来なければ良いな」と思っていて、かなりうつ病に近かったと思います。
生きがいは嫁と一緒にいること。
心が弱っていた私を支えてくれる嫁となるべく多く一緒にいて、その時間を長く感じていたいと思っていました。
2転職のきっかけ
上司の目に余るパワハラを見て、思ったことは。
以前働いていた会社は営業成績が悪いと「詰め」という上司が部下に対して怒鳴ったり、なにか物を使って大きな音を出したりする慣習がありました。
今まで何回もその「詰め」を見たことはあるのですが、あるとき、年下の上司が10歳以上離れた仕事ができない部下に対して、
- 上司
-
「お前は本当に使えない男だ、お前と結婚しているお前の嫁も本当に馬鹿だ。お前みたいのが夫で可哀そうだ」
などと、人の尊厳を失わせるような言葉を浴びせているのを近くで見てしまったのです。
その時はただただ衝撃で、(すごいのを見てしまった…)としか感じられなかったのですが、一晩経って、
- 私
-
(なぜ仕事ができないだけで、上司といえど年下にあんなひどいことを言えるのだろうか・・・)
と考えるようになって。
そして、その考えは何日も私の頭に残り続けました。
そしてある日、
- 私
-
(ああ、もうこの会社には絶対にいたくない。定年まであと30年以上働くことは不可能だ)
と考え、退職を決意したのです。
3転職活動中
それでも、証券会社で働きたい。
転職活動は、親や親せきから多くの助言をもらいました。
私は、証券会社にまた就職したかったので、親や親せきに
- 私
-
「証券会社をまた再就職先として探している」
というと、
- 父親
-
「もう証券会社は絶対にやめなさい。また同じような目に合うよ。もし、絶対に証券会社が良いというなら必ずブラックな会社じゃないか十分に下調べをしてから面接を受けなさい」
といったアドバイスをもらいました。
あと、証券会社に勤めている友人に
- 友人
-
「この会社はノルマがきつくてこの会社は楽だよ」
といった助言ももらいました。
転職サイトはリクナビ、マイナビを使用しました。
面接を行う際には転職サイトの口コミとかその企業のページにどういうことが掲載されているかで、ブラックな会社かどうかという判断をして面接を申し込んでいきました。
4転職後
転職先の新しい職場で、待ち受けていた状況は。
転職後の新しい職場では、以前の職場とは全く環境が異なっていました。
前の職場では上司の言うことは絶対であったり、逆らうことなどありえないというのが当たり前な企業文化でしたが、今の転職後は従業員の意見も上司から求められたり、仕事を上司から回ってくるときも、
- 上司
-
「この仕事をするには時間ある?」
と従業員の確認を求めてきたりと従業員の意思というのを確認してくれる企業文化でした。
- 私
-
(「上司の言うことは絶対!」ではなかったのか…!!)
というのが私の中でとても印象的なことでした。
また、不快に感じたことは前の職場が悪すぎたのか転職後の職場は何ひとつなかったように感じます。
ブラック会社に勤めていたときは気づかなかったですが、「これが普通の企業なんだ」とかなり驚きました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うことは。
気づいたことは一つの組織に属しているとその組織の常識が当たり前だと感じ、それ以外の一般の企業の常識と比較することを考えることをしなくなるということです。
私は、前の職場に勤めているときは、上司の言うことは絶対で逆らうことなどありえないと思っていました。
しかし、それはマイノリティであり多くの企業では従業員の意見は上司がきちんと吸い上げるというのが当たり前でした。
ある組織に属しているときも、常に周りの企業と比較してそれが正しいのか、世間一般では通用していることなのかを考えていくことが大切なんだと知りました。
残念に思えること・後悔していることは全くないです。
転職したことをとても良かったと感じています。
◇ ◇ ◇
以前の職場では上司が決める商品をお客さまに提案して、私が商品を選ぶ余地はありませんでした。
しかしこれからは部下の意見も大切にする企業に転職したので証券マンとして自分が良いと思う商品をお客さまに提案することによって、地域のお客さまの助けとなるようなビジネスをしていきたいです。
定期預金の金利が低い中で資産運用をしているような方々に、大切なお金に関するアドバイスをすることによって、人の役に立てることをしていきたいと思います。
そして、今まで精神的にうつ病であったため迷惑かけた家族に対して、元気に働く姿を見せ、親孝行・嫁孝行を行っていきたいと思います。
家族を幸せにできるような人物になることを実現していきたいと思います。
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