私の転職体験談:大手証券会社の営業マンから、ITベンチャーに転職!
転職前
- 職業
- 証券営業
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 1万超
- 年収
- 550万
- 会社名
転職後
- 職業
- IT企業
- 職種
- ソフトウェアサポート
- 従業員規模
- 100人
- 年収
- 500万
- 会社名
目次
麦チョコさんの転職ストーリー
1これまでの私
どう頑張れば評価するかはわかってきたけれど、その先が見えない。

慶応大学卒業後、新卒で大手証券会社に入社し、3年半証券営業マンとして仕事をしてきました。
入社3年目で結婚し、実家から離れましたが都内で勤務地から近かったこともあり、証券営業として営業数字のノルマと毎月闘っていました。
営業成績は良かったり悪かったりを繰り返していましたが、同期内では比較的上位にはランクインしていました。
自分の営業成績と順位に一喜一憂する毎日を送りながら、営業部から他の業務へのキャリアがあまり開けていない環境に対して漠然とした不安を抱えていました。
証券会社の世界の中で、どう頑張れば評価されるかについてはわかってきたけれど、「他の仕事をしたら自分は活躍できるのだろうか」ということを考えることが多かったと思います。
──それと、
- 私
-
(ずっとこのままの仕事ではツライな)
というのもありました。
2転職のきっかけ
「思い切って、仕事を変えてみようか」

転職をしようと思った経緯は、自分自身の結婚があり働き方に変化があったこと、それと営業ノルマ重視の考えに嫌気が指してしまった出来事があったことが挙げられます。
入社3年目に結婚し、実家をでると生活は大きく変わり、家事などの負担を感じていました。
営業成績による気持ちの浮き沈みが大きかったこともあり、主人からも
- 主人
-
「思い切って、仕事変えてみたら?」
と頻繁にアドバイスをもらうようになったのが、転職を考え始めたきっかけでした。
また、自分自身の営業数字を追いかけるあまり、お客様のライフイベントによって生じる出金や解約(営業数字上はマイナスに働きます)を全く喜べなくなくなっていた自分にも嫌気が指してしまいました。
他の仕事にも若いうちにチャレンジしたいと思っていたこともあり、入社して3年3か月経ったころから転職活動を始めました。
あと本音を言えば、入社後3年は辞めづらかったです。
「まずは3年やった」という世間体を気にしていた部分も多くありました。
3転職活動中
転職活動中は、リブズキャリアのキャリアアドバイザーに助けられて。

仕事をしながらの転職活動は、履歴書記載や面接時間の捻出などでかなり苦労しました。
お世話になった転職エージェントはtype転職とリクルートエージェントとリブズキャリアの3社でした。
主にtype転職とリクルートエージェントを使って転職の応募などは進めていましたが、面接が進んできたころにリブズキャリアの女性の方と出会ってお話をした時に、私自身の仕事のスタンスや大事にしていることなどが整理され、大変自信になりました。
結婚したてでの転職だったので、不安が大きかったですが、自分を安売りすることなく進めることができたので大変感謝しています。
転職の終盤に差し掛かったころには、仕事との両立ができなくなりそうだと思ったため、内定がでる前に前職を退職し転職活動に専念しましたが、結果的によかったと思います。
4転職後
新しい職場で一番困ったことは、「社員同士の会話がない」こと。

転職先では、想像以上のカルチャーショックを感じました。
従業員1万人以上の超大企業から、ワンフロアで100人ほどのベンチャー企業への転身だったこともあり、覚悟はしていたのですが、会社の規模による変化よりも、職場の人とのつながり方の変化が最も大きく感じました。
前職の証券会社では、お節介なほど人に干渉する人が多く、にぎやかで勢いのある雰囲気だったのに対し、転職後の環境では、雑談がほとんどなく、もくもくと作業を進める人が多く、その環境の差に驚きました。
転職の場合は同期もいないので、わからないことを聞くことすら躊躇することが多く、最初の1年は慣れていくまでに苦労が絶えなかったです。
とはいえ、前職ではどう考えてもできないような責任ある仕事や、事業の立ち上げなどにも携わらせていただいてますので、仕事内容には満足しています。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職を通して、「結婚してまで自分自身はどうして仕事がしたいのか?」について真剣に考えることができました。
前職では、寿退社する同期も少なくなかったので、改めて「自分にとっての仕事」について考えられたのが良かったです。
私の場合は、将来主人の事業のサポートをしていくため、他業種で働く経験をどうしても身につけたかったのです。
残念に思うことは、転職先のミッションに共感して入社したものの、現場レベルの業務にはあまり反映されていない点でした。
面接でミッションについての話を沢山聞いたつもりだったのですが、実際に仕事をする人の間ではあまり共有されていませんでした。
しかも転職後ほどなくして、そのミッション自体が大きく変わってしまって笑。
企業を見定める際に、ミッションだけに固執してはよくないんだなと学びました。
◇ ◇ ◇
近々産休に入り、復帰して引き続き仕事を続けることを目標にしています。
ベンチャー企業なので、休んでいる間に体制や方針が大きく変わっている可能性が高く、不安が大きいですが、後から産休に入る人のためにも自分自身が良い例になりたいと思っています。
前職と現職を通して、自分の仕事上での強みもわかってきたので、それを生かした仕事を作ったり、従事したりしていきたいです。
また、数年後に主人が海外勤務になる可能性が高く、その時には家族での帯同を考えているため、リモートでも仕事ができる人材になれるように、幅広い業務にチャレンジしていきたいと思っています。
仕事とは別にワードプレスの勉強やライティングの経験を積もうとしています。