転職体験談:スーパー勤務。転職先の職場で、「高校生アルバイトと同レベルの自分」に気付いて。
転職前
- 職業
- スーパーマーケット従業員
- 職種
- サービス
- 従業員規模
- 300人くらい
- 年収
- 280万円
- 会社名
転職後
- 職業
- スーパーマーケット従業員
- 職種
- サービス
- 従業員規模
- 1000人以上
- 年収
- 420万円
- 会社名
目次
やまたかさんの転職ストーリー
1これまでの私
高卒でそのまま就職して、結婚、そして出産。

私は高校卒業とともに、地元のスーパーに就職しました。
そこで主人に出会い、結婚し、子供を二人授かりました。
転職したのは今から一年前です。
20代前半で出産した子供も、もう8才と6才になりました。
子供を二人育てていくためには、主人一人の稼ぎでは心もとない状況で。
私は少ない給料ではありますが、地道にスーパーの店員として働いていました。
夫婦共働きでしたので、まだ子供が小さかった頃は、義父母に預かってもらっていました。
2転職のきっかけ
家族四人で不自由なく暮らしていくために。

スーパーの仕事は、慣れてしまえば何も難しいことは無く、職場の方とも良い関係を築けていたと思います。
しかし、どうしても給与の低さに耐えられなくなってしまいました。
これまでは何とか貯金もかつかつで生活をしていましたが、子供の将来のことを考えると、もっとゆとりある生活が望ましいと思いました。
当時の労働状況は、サービス残業は当たり前で。
そのことも、転職を決意するきっかけにはなったと思います。
それに加えて、新しく赴任してきた上司とまったくそりが合わず。
色々な要因が重なり、転職へと至りました。
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3転職活動中
同職種の友人に救われて。

転職活動中は、どうしても主人一人の給与に頼らなければならないため、苦労をかけたと思います。
なるべく早く就職口を見つけようと躍起になりました。
だいぶ助けになっていただいたのが、学生時代の友人でした。
ある時、同じくスーパーで働いている友人に転職の事を相談すると
- 友人
-
「私のとこ、人募集してると思うよ。紹介しとこっか?」
と言われて。
聞けば同い年なのに、友人は私のほとんど倍近い給与をもらっていました。
私はほとんど二つ返事で、友人の誘いに乗りました。
後日、面接の運びとなり、通された部屋で人事の方から
- 人事
-
「〇〇さん(友人の名前)からある程度はお聞きしています」
そう言われ、友人には心から感謝しました。
そんな友人からの働きかけもあり、私は比較的早い段階で、転職を果たすことができました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

スーパーの業務にさほど違いはなく、誰でもどこでもそれなりにやっていけるものだと思っていましたが、友人の勤務先で働くようになって、まずは自分のレベルの低さに驚きましたね。
前の職場でやっていたようなことを、まだ学生のアルバイトの子たちがそつなくこなしているのです。
出だしとしてはかなりマイナスなスタートで、本当にこの先やっていけるのかと不安になりました。
恥を忍んで友人に指導を仰いだり、閉店後も居残って、作業の練習に努めました。
そんな甲斐もあってか、徐々に仕事に慣れていき、初めて給与明細を貰った時には、これまでとは比べ物にならない額に、主人と二人、手を取って喜び合ったのを覚えています。
また、仕事の能率に合わせて役職や給与の額が上がっていくのは、本当に素晴らしいことだなとも感じました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

私は随分と狭い世界で生きていたのだなと、今では分かります。
「高卒の私じゃ、このくらいの仕事で、このくらいの給料で当然だな」と決めつけて、たくさんあるチャンスに気づけずにいました。
思い切って転職に乗り出したことで、視界も開け、生活も安定し、スキルも磨けたのですから、転職して本当によかったと心から思います。
何事も待つだけではなく、自分から行動を起こすことは、どちらに転んだとしても悪いことではないはずです。
◇ ◇ ◇
転職をしたことで状況はかなり好転しましたが、まだまだ満足はしたくないと思っています。
今後の大きな目標は「マイホーム購入」です。
それを達成するために、夫婦共々、これからも頑張っていきたいです。
また、今の仕事だけに留まらず、もっと自分の知りたいこと、やりたいことには幅広く挑戦していきたいとも思っています。
たった一度の転職が、私に大きな力を与えてくれました。