私の転職体験談:事務職から食品メーカーへ。「転職癖」の抜けない私が…。
ちょっと失敗
転職前
- 職業
- 医療機器メーカー
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 100名
- 年収
- 300万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 食品メーカー
- 職種
- 製造業
- 従業員規模
- 300名
- 年収
- 400万円
- 会社名
目次
カエデさんの転職ストーリー
1これまでの私
どの仕事も長続きしない私。

私が転職したのは27歳の時です。
当時は、ある医療機器メーカーの事務職をしていました。
実はその前も何度か転職を経験しており、一つ所に留まる働き方はあまりしていませんでした。
言ってしまえば、いずれの仕事にも、大きなやりがいを感じられずにいたのです。
実家暮らしで、両親と弟の4人暮らしです。
趣味は休日に体を動かすこと。仕事でのストレスを発散します。
また、恋人がいるので、休日にデートすることも大きな生きがいです。
2転職のきっかけ
残業漬けの日々に、再び「転職癖」が顔を出し。

医療という分野は人々に大きく貢献できる分野なので、それが少なからずモチベーションに繋がっている部分はありました。
しかし如何せん、仕事量が多いのです。
来る日も来る日も残業漬けの毎日に、次第に嫌気が差してきました。
今後この会社で順調に昇進し、立場のある役職などに就いた時、これまで以上に仕事量が増え、帰れなくなることを思うと、
- 私
-
(転職したい)
そう思ってしまったのです。
ある時、病院の取引先である食品メーカーの社員さんと知り合う機会があり、その方の活き活きとした様子を見、
- 私
-
(あんな風に仕事ができたらいいなぁ)
と思いました。
詳しく話を聞いてみると、給与や人間関係も良好とのことでしたので、この分野で転職活動を進めることを決意しました。
3転職活動中
周囲のサポートを身に染みて感じた転職活動。

残業漬けの毎日は本当に嫌気が差していたので、一刻も早く転職したいと思い、活動を始める前に退職してしまいました。
それは少し後悔しています。貯金が無くなっていく不安を抱えながら、転職活動をしなければなりませんでしたので。
両親は私の「転職癖」には慣れていたので、私が「転職する」と言っても、「また?」という感じの反応でした。
しかし反対はされませんでした。
転職エージェントの方は、私の転職だらけの経歴を見て、始めは難色を示していましたが、
いくつか企業をピックアップしてくれ、とても感謝しています。
第一志望だった食品メーカーの求人は意外と多くあり、実際に転職市場的にも「引く手数多」の状態とのことでした。
その中でも比較的条件の良さそうな数社に赴き、内定をいただけた一社に転職することに決めました。
エージェントの方、家族の支えが無ければ、不安に押しつぶされていたかもしれません。
あわせて読みたい
-
- 20代後半の転職は、ビジョンと戦略を持つことが大事!20代後半転職成功のポイント3つ
- 20代後半の人は、新卒から働き始めた場合で考えると入社5年前後にあたる年代です。 ひととおりの仕事をこなすことができるようになり、後輩の指導や育成を任されている人やマネジメントを任されている人もいる...
あわせて読みたい
-
- 20代の転職は、何回までなら大丈夫?転職を成功させるための4つのポイント
- 「20代の早いうちから転職して大丈夫?」「20代の転職は何回まで?」といった疑問を、実情と照らしあわせながら転職成功するためのコツと併せて紹介します。 ...
あわせて読みたい
-
- 20代におすすめの転職エージェント 【初めての転職にも】状況別10選と活用のポイント
- 1)【20代の転職】転職エージェントのおすすめ活用法 20代の転職者が上手にエージェントを活用していくためには、以下の4つのポイントを意識されるとよいでしょう...
4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

食品メーカーで働く方々は、いろんな勤務体系の方がいます。
アルバイトやパートタイム労働者が多いため、正社員として雇用された私は、まず人の管理をする大変さを知りました。
また、何度かの転職で経験はしていますが、やはり新しい環境に馴染んでいくのは毎回骨の折れる作業です。
特にアルバイトの中には女性が多かったので、コミュニケーションは難しい部分もありました。
一度、間違えた指示を出してしまったことがあるのですが、陰で相当悪口を言われていたようです……。
そのようなことを踏まえ、仕事の管理にはより一層慎重になるようになったので、結果としては良かったのかもしれませんが。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

今回は特に、周囲のサポートのありがたさが伝わった転職でした。
たとえば一人暮らしをしていたら、わずかな貯金を切り崩しながらの生活となっていましたので、
当たり前のように感じていましたが、毎日食事を用意してくれる母のありがたさを強く感じました。
また、エージェントの方も、私の経歴で仕事を紹介するのは大変だったと思います。
それでも私の希望に少しでも多く添えるような求人を紹介してくださり、こちらも本当にありがたかったと思います。
それまでの転職では自分で求人に応募していたので、エージェントの利用はしたことがありませんでしたが、
実際に利用してみると、無料ですし、はるかにスムーズに活動を進めることができるので、
もしまた転職欲が出てきたときは、またお世話になりたいと思います。
一番良いのは、「転職の必要がない」働き方ができることなんでしょうけどね……。
◇ ◇ ◇
今後の見通しは立っていない状況ですが、今のところは、今の職場で順調にステップアップしていきたいと思っています。
- 私
-
「やりがいのある仕事ってなんだろう?」
そのことを考え続けてきた社会人生活でしたが、
「やりがいを持てる仕事に出会えるまで、何度も転職を繰り返す」のではなく、
「今いる場所で、やりがいを見出していく」ことこそが、社会人としての務めなのだろうと思います。
これまでのキャリアを振り返ると「人の役に立つ、感謝をされる」そんな仕事に魅力を感じてきたように思います。
そんな働き方ができるよう、今の仕事を一人前にこなせることを第一目標に、これからも進んでいきたいです。