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毎月100時間を超える残業から抜け出そうと、私はSEから経理職に転職した|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
システムエンジニア
職種
IT
従業員規模
60人
年収
310万円

転職後

AFTER
職業
経理
職種
会計事務所
従業員規模
10人
年収
330万円

目次

ケンタさんの転職ストーリー

1これまでの私

SEの仕事を選んだ理由は、「自分の特性を活かせそう」だったから。

イメージ図:ノートPC

大学を卒業後、あるIT企業でSE(システムエンジニア)の仕事をしていました。

SE(システムエンジニア)とは

SEは、開発するシステムへの要件定義や設計、テストをする役割を担う職務を指します。

IT業界における仕事の流れは、大きく「要件定義」→「設計」→「コーディング」→「テスト」→「稼働」と分けられ、そのうちコーディングを除く前半を担うのがシステムエンジニアです。

コーディングについては主に「プログラマー」が担当し、プログラマーはシステムエンジニアの指示に従ってコーディング業務を行います。

参照:未経験からSEに転職するには?仕事内容と転職成功のポイントまとめ

学生の頃もIT関連の勉強を専攻していたこともあり、「就職するならば自分の特性を活かせる仕事、できればデスクワークを」と思っていました。

就職は、それほど苦労せず終えることができました。
SEというニーズの高い職業を目指したことも、プラスに働いたのではないかと思っています。

手掛けるサービスはコンシューマ向けでしたので、休日はよく同業他社のサービスを興味半分でチェックしていました。

仕事へのモチベーションは、どちらかといえば「趣味に活かすことができるから」という感覚がありました。

2転職のきっかけ

生活の安定か、プライベートの充実か。

イメージ図:残業の多い職場

転職私用と考えたいちばん大きな理由は、残業時間の多さでした。

繁忙期などは、平気で月100時間を超えるような会社でした。

──まあ、IT業界ではそのくらいの残業時間は珍しくはないでしょう。

ですが、こうも忙しい日々が続いてしまうと、QOLはだだ下がりです。

なんとなく、何の楽しみも感じられない毎日。休日も疲れが溜まって寝込んでしまうことがほとんどでした

そうなると仕事一本でモチベーションを保てるほど、仕事にもやりがいを見出せない状況でした。

今の仕事の安定性か、プライベートとの両立か。
答えはほどなく「転職」に行きつきました。

3転職活動中

はじめての転職活動。

イメージ図:転職エージェントとの面談

退職後は、まずは失業保険の給付手続きでハローワークに行きました。

ついでに求人も見ていきました。

転職エージェントの存在も知っていましたので、何社か登録していたのですが、こちらは面談やエージェントからの連絡があまりに頻繁だったため、押しの強さに面食らってしまい、すぐに退会しました

しかし最初の面談時には、私のようなネガティブな理由での転職の際はどのように進めていけばいいのか、そういったアドバイスも聞けたので、ほどほどの利用頻度であれば、有効的に活用できたのでは、とも思います。

また、友人にも転職経験のある者が何人かおりましたので、休日に遊びがてら、気軽に相談できたことは良かったです。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:経理の仕事

結局、転職の決め手はハローワークの求人からでした。

新しい勤め先は、会計事務所の経理職になります。

まったくの未経験かつ、異業種でもあったので、「はたして大丈夫だろうか」という思いもありましたが、これが意外にも、前職での経験が活かされる仕事だったのです。

システムエンジニアはITにまつわる知識が当然のごとく必要ですが、仕事柄、日々たくさんの数字と知らず知らず向き合う仕事でもあったため、同じ「数字を扱う」経理の仕事の適性も培われていたのでした。

おまけに、今の勤め先は、一年を通してほとんど残業がありません。
これは何よりも嬉しい事でした。

前職では片道2時間近くかかった通勤ルートも、30分に短縮されたりと、プライベートの時間が大きく増えました。

友人からは「売り手市場のITエンジニアから、経理にジョブチェンジするなんて」と言われましたが、私にとっては今回の転職は大成功でした。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:20代男性のイメージ

今回転職をして思ったことは、自分が長く勤めることになるかもしれない就職先に、妥協は禁物だということです。

できれば新卒の入社のタイミングで、それを意識下に置いておきたかったな、と思います。

しかし、二度目の勤め先は、自分の理想の働き方ができる場所でした。

自分の特性を活かせること。

それは、能力面だけでなく、相性においても言えると思います。

つまり、人間一人ひとりに違った個性があるように、企業もまた、十人十色の特色がある、ということです。

その中には、その人に合わない会社もあれば、ぴったりの会社もあるはずです。

そんな会社に巡り合うための時間や労力は決して惜しまない方が良いと思います。

◇ ◇ ◇

この先の日本社会の景気後退や、「老後2,000万円問題」などのニュースを目にするたび、不安は増していくばかりです。

その不安を軽減する為にやることは、まず今現在のコンディションを整えること。そのうえで、将来のための準備をすること。

不安な気持ちのまま焦って何かしても、大抵はうまくいかない。──人間って、そいうものなんじゃないかと思います。

また、これから先の社会は、ひとつの会社に固執せず、フレキシブルな働き方が求められるでしょう。

私もそうした未来に対応していけるよう、副業にチャレンジしたいと思っています。

今、税理士の資格取得に向け教材を揃えている最中です。

思えばSEからどんどん異なるキャリアを歩んでいますが、これもきっと運命なのでしょう。
そして、経験して無駄なことは何もないと思います。──なぜなら、私の行動のすべては、とうぜん私の未来に繋がっているのですから。

参考:ITエンジニア経験者の転職におすすめの転職サイト

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