転職体験談:29歳、貿易会社営業事務。後輩からの嫌がらせを受けて…。
転職前
- 職業
- 貿易会社
- 職種
- 営業事務
- 従業員規模
- 1500名
- 年収
- 350万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 貿易会社
- 職種
- 貿易事務
- 従業員規模
- 500名
- 年収
- 350万円
- 会社名
目次
leoさんの転職ストーリー
1これまでの私
海外への関心が強かった学生時代。卒業後は貿易会社で働くことに。

私は両親との3人家族で、父親はサラリーマン、母親は専業主婦の一般的な家庭でした。
しかし、母親の実家が裕福なため、小さい頃から何不自由ない恵まれた環境だったと思います。
また、母は若い頃から海外に行ったり、大学で英文学を専攻していたりと、海外への関心が強い人でした。
その影響か、私も物心ついた時から英語や海外の文化に興味を持つように。
私自身も大学時代に英語圏への海外留学を経験し、英語は堪能でした。
そのため、英語力を活かせて、一般職のある商社でOLになりたいと思っていたので、大学卒業後、地元の上場企業の一般職として専門商社に入社しました。
2転職のきっかけ
仕事は順調。しかし、思わぬことから退職へ…。

新卒で入社した会社では、ありがたいことに3年目に大阪本社へ異動することに。
本社では、営業事務だけでなく貿易事務をメインに担当することになり、他にも秘書を兼務するなど、業務の幅が飛躍的に広がりました。
部署の先輩方や取引先にも恵まれ、仕事もとても楽しくやりがいがありました。
定年まで続けていきたいと思える毎日でしたが、一人の後輩との人間関係のもつれから退職に至りました。
私が当時お付き合いしていた男性がいたのですが、彼は私の勤務先の親会社に勤めていました。
しかし、私の後輩は入社当時から彼に片思いをしていたようです。
私と彼のお付き合いを知った彼女は、私のことを逆恨みするようになりました。
- 私
-
「なんで私がこんな目にあわなければいけないの…。」
業務上でも嫌がらせを受け、体調を崩してしまったため、残念ながら退職を選ぶしかありませんでした。
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3転職活動中
働きながらの転職活動を経て。

職場での状況が悪くなってきた初期の段階で、転職サイトと転職エージェントに登録しました。
在職中に転職活動を行った方が条件がいいと感じ、頑張っていたのですが、仕事をしながらの活動は体力的にとても辛かったです。
就業後に面接に行ったり、自宅でも履歴書を書いたりと、気が休まる時がなく…。
そのように在職しながら2ヵ月ほど転職活動が経過したころのことです。
ある転職サイトを通じてスカウトしてくださった企業がありました。
その会社は前職と同業他社。今の自分の業務内容をそのまま活かせると思ったため、すぐに面接に行くことに。
企業としても経験者は助かると思ってくれたのか、選考はとんとん拍子に進みました。
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4転職後
新しい職場で待ち受けていた状況は。

上述したように、同業他社への転職ということ、親会社の規模は前職よりも格段に大きいことから、新しく入ってきた社員への教育・指導体制は整っているものだと当然のように思って入社しました。
しかし、私が入社したポジションでの採用は前例がなかったらしく、指導する人も教えられないという状況で…。
幸い、同じようなシステムを使用しており、業務内容も経験があるため何とかこなすことができました。
一方で、今後も新入社員が入ってきた場合などに備え、マニュアル作成が急務だと感じました。
新しい業務をこなしながらのマニュアル作成はなかなかのハードワーク。
ただ、今では自分にとっても、早く新しい会社の業務に馴染むために良い機会だったと感じています。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って思うこと。そして、これから目指していきたいこと。

今回の転職活動は在職しながら行ったため、やはり体力的にしんどいと感じることが多く、早く決めてしまいたいと思うことがよくありました。
それ自体が悪いことだとは思いませんが、今後転職活動をする際には、退職してからじっくりと腰を据えて活動してみたいと強く思いました。
転職エージェントなどは、在職中の活動を強く勧めるかと思います。
- 私
-
「今日も夜面接か…。早く決めたいな…。」
転職活動をしているほとんどの人はこのような気持ちを少なからず持っているのではないでしょうか。
しかし、その焦りが、適当に企業を選ぶことに繋がってしまっては本末転倒です。
実際、私も仕事と転職活動の両立が体力的に厳しく、スカウトしていただいた企業に飛びついてしまった感があることは否めません。
もう少し余裕を持って、未経験の業界についてもじっくり調べてみたかったと、今になって思います。
◇◇◇
正直、貿易事務として9年間大手企業に勤めてきたため、もうやり残したことはないと思っています。
私は今年、婚約しました。
今後は、来年から始まる結婚生活に向けて、一旦仕事から離れ、大切な人を支える妻として一生懸命頑張りたいと思っています。
そして、在宅での仕事を増やし、時間を自分で有効に使えるようになることが目標です。
独身時代は、本当に時間の使い方が下手で、仕事がない日は一日中自宅でダラダラして過ごすことばかり。
外に出る仕事がなくても、自宅でできる仕事で上手く時間を管理し、少しでも旦那さんのサポートができたらいいですね。
よくよくは、両親や祖父母のように、旦那さんと余裕のある悠々自適な老後を送ることが夢です。