私の転職体験談:国内営業職から海外へ。くどくど悩むよりは行動あるのみ!
転職前
- 職業
- 人材派遣会社
- 職種
- 営業職
- 従業員規模
- 3500人
- 年収
- 300万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 外資系企業管理職
- 職種
- 営業職
- 従業員規模
- 70人
- 年収
- 150万円
- 会社名
目次
ジムスターさんの転職ストーリー
1これまでの私
社会人の基礎を学ぶために営業職に。

当時新卒採用で入った、人材派遣の会社の営業職に勤めておりました。
社会人として初めての会社、並びに初めての都内での一人暮らしに、期待と不安を秘め、猪突猛進していました。
大学生の時から社会人になるならまずは営業職をしてみたいと考えておりました。
研修期間中には、ビジネスマナーや名刺交換などの基礎的なことを学び、初めて配属された部署ではテレアポから始まりました。
最初はお客さんからの文句やクレーム、ひたすら電話をかけ続けるという苦痛もありましたが、これがなかなかのストレスでもありました。
ただ、研修期間を終えアポイントを取り訪問をして、実際にサービス導入の契約を提案できた時は最高にうれしく思い、「働くっていいな」と素直に思えました。
それからはその勝利の味を求めて、ひたすらに仕事に没頭することができました。
2転職のきっかけ
「海外に出てみないか」という知人からの誘い。

営業時代においては、その後もひたすらに結果を出していたのですが、ある時にスランプ状態に入ってしまいました。
色々と試行錯誤をしましたが、自分のノルマを達成することが難しくなってきたのです。
そんな折に、学生時代の知人から「海外で働いてみないか」という話をもらいました。
元々学生時代は英語が好きで、大学時に半年カナダに留学もしていたことから、そういった仕事につければと考えたこともあるにはありました。
ただ、その前に社会人としての基礎力を身につけておくべきだと考え、当時の会社に入社したのです。
しかし、知人からの誘いはかなり魅力的なものでした。
かつての情熱も助けとなり、「ここで一念発起、新しいことに挑戦してみるのも悪くはないかもしれない」と思うようになりました。
結果、今後いつ海外に出れるかわからないという事と、若いうちに色々なことに挑戦したいという意思で、転職を決意いたしました。
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3転職活動中
海外に出るためのさまざまな手続きに翻弄されつつ。

転職先への紹介、コミュニケーション等は知人を介してスムーズにいきました。
知人はその道で結構な信頼を勝ち得ていたこともあり、内定もスムーズにいただけたのです。
ただ、その後の手続きが非常に複雑でした。
当時は何度も家と市役所を往復し、住民票関係や国民保険の手続きといった慣れないことを行っておりました。
また、現職の上司に「転職」のことを切り出すのがなかなか憚られていた部分もあったのですが、いざ話してみるととても親身に相談に乗ってくれ、実体験をもとにアドバイスをいただきました。とても感謝しています。
さらに入社後には、海外勤務ですから現地でのビザの発行や外国人登録証の発行など、さらに面倒な手続きが待ち構えておりました。
この時も現地のバックオフィスの日本人マネージャーの方に、親切丁寧な説明をしていただきつつ、手続きをサポートしてもらいました。
人の優しさに支えられた数か月間でした。
4転職後
転職後の新しい環境で、待ち受けていた状況は。

新しい職場での仕事内容は、今まで経験した来たものと全く異なるものでした。
まず役職ですが、いきなりのマネージャーという事に戸惑いました。
また、マネジメントするメンバーはすべて現地(フィリピン人)という事で、言葉や文化の差異という点で、非常に不安が大きかったです。
さらには現地にてスタッフの採用活動や評価といった人事業務も経験させていただきました。
文化風習が異なる国でのそういった業務は、自分にとっては非常に新鮮で貴重な経験であると感じました。
また、私にとっては何もかもが初めての経験で、すべてにおいて不安がありましたが、現地の他の日本人スタッフ、ローカルの役職者のアドバイスなどと、ここでも同様にたくさんの人の手助けにより、なんとか乗り切ることができました。
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5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

私自身の転職活動は少しイレギュラーで、他の方の参考になるかは正直怪しいのですが、1つだけはっきりとしていることがあります。
それは思いたったら即行動という事です。
営業時代の上司が良く「考えるな、行動しろ」という言葉を仰っておりましたが、まさにその通りだなと思いました。
正直初めての転職活動でかつ、海外への転職というさらに高いハードルに非常に不安を感じておりました。
ある程度言語に自信があった私でも、わからない表現やビジネス英語に苦戦をしました。
しかしそれが新たな自分の伸びしろになると思い、行動に移せた結果、今があるのだと思います。
そういった行動こそが自分の視野、世界を広げるということなのでしょう。
◇ ◇ ◇
今後の私の取り組みたいことはさらに自分の世界を広げるという事と、その取り組みを周りにも促していきたいという事です。
私自身まだフィリピンでの経験しかないのですが、今後はもっと他の国、地域への進出なども視野に入れております。
さらに今の英語力で満足せず、もっと複雑なやりとりもスムーズに行えるよう、語学力にも磨きをかけていきたいと考えています。
そこで得らえれる新たな壁、さらにその壁を乗り越えたときの成長の実感を追求していきたいと思っております。
また、自分の経験を、もっと多くの人にも知ってもらいたいという欲求も出てきました。
かつての私のように、挑戦したくても二の足を踏んでいる、という状態の人はたくさんいるだろうと思うからです。
そんな方々のために、たとえば講演会などで、いかに私が挑戦するに至ったか、その動機や気の持ちように至るまで、もし少しでもお役になてるなら伝えていきたいと思うのです。
それらの動きは、単体で見れば小さなものかもしれません。
しかし諦めず続けていけば、必ずや今後の日本市場の支えにもなっていくと信じています。
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