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コロナ禍で勤務先の飲食店が閉店に。栄養士としての再出発、そしてその後。|転職体験談

みく さん(女性 28歳 東京都)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
飲食業
職種
ホールスタッフ
従業員規模
10名
年収
250万円

転職後

AFTER
職業
福祉施設
職種
栄養士
従業員規模
30名
年収
300万円

目次

みくさんの転職ストーリー

1これまでの私

飲食店でアルバイトから正社員へ。

イメージ図:飲食店でアルバイトから正社員へ。

高校を卒業してからずっと、都内で一人暮らしをしていました。

専門学校を卒業した後は、知人が経営する居酒屋で働いていました。
はじめはアルバイトとして勤務していましたが、店長に「正社員で雇っていただけないか」と相談したところ承諾していただき、それからは正社員で6年近く働いていました

仕事はとても楽しかったですね。
お客様から料理を「美味しい」と言ってもらえたり、それから常連さんとたわいもない話を一緒にしたり。常連さんたちには大分可愛がってもらいました。

特に、「美味しかったよ、またくるね」と言われることが一番うれしかったです。
お店だけでなく私のことも認めてくれた気がして、この仕事をしていて本当に良かったと、改めて実感することができました。

2転職のきっかけ

新型コロナウイルス感染拡大、お店は閉店に。

イメージ図:新型コロナウイルス感染拡大、お店は閉店に。

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、私が働いていたお店も大打撃を受けました。

特に緊急事態宣言が出された4月以降、客足は減って経営は一気に厳しくなりました

その間、私たちは様々な手を尽くしました。

テイクアウト商品の開発、デリバリーサービスの導入など──。
その他にも「これをやると良いんじゃないか」と色々なアイデアを出しては実行してみましたが、お店の売上は以前から遠く及びませんでした。

そんな状況が数か月続いたある日、店長から「話がある」と言われて。私と他の社員たちの前で、店長はこう話しました。

店長

「皆、色々やってくれて感謝している。でもこれ以上続けていくことは難しい。申し訳ないけど、店を閉めることに決めた」

店長の決断は、とても身にこたえました。
店長には何かとお世話になっていましたし、なんとかこの危機を乗り越えて、元の活気あるお店に戻したい。──そう思って頑張っていたのに、結果として叶わなかったのです。
「力になれなかったんだ」という、自身の不甲斐なさを痛感しました

ですが、こうなってしまった以上、私自身もこれから先の生活のために新しい仕事を探さなければいけません。そして、転職について考えるようになりました。

3転職活動中

家族や友人、転職エージェントの方に支えられ、栄養士へ。

イメージ図:家族や友人、転職エージェントの方に支えられ、栄養士へ。

コロナ禍で世の中は暗いムードでしたし、私自身も正社員になってからのはじめての転職活動で、不安はとても大きかったです。大袈裟かもしれませんが、「お先真っ暗」という気分でした。

そんなとき、母親が、

「きっとあなたを信頼してくれる企業に就職できるから。何か困ったことがあったら言ってね。」

――と言ってくれて。
相談した友人たちも、「応援するよ」と励ましてくれました。

とても、ありがたかったです。家族や友人たちから励ましの言葉をもらって、ようやく「頑張ろう」という気持ちになれました。
不安はまだありましたが、行動しなければ状況は変わりませんから。

実際に転職活動を進めるにあたって、dodaリクルートエージェントの転職サービスを利用しました。

dodaは転職のアドバイザーの方が親身になってくれて、私が希望する求人を探してくれて。
また、リクルートエージェントの担当の方は、面接の仕方や履歴書の書き方をわかりやすく教えてくれました

そうしていくつか実際に企業応募をしていって、一社内定が決まったのです。
前職のときに取得した、「栄養士」の資格を活かせる仕事でした。

4転職後

はじめての、「栄養士」としての仕事。

イメージ図:前職で培ってきた、システムエンジニアとしての経験が活かされました。

新しい職場での私の仕事は、福祉施設の食事管理全般です。前職同様に飲食に関わる仕事でしたので、「これまでの経験も活かせるだろう」と、それほど心配はしていませんでした。

でも実際に仕事をしてみると、やっぱり大変でした

これまで働いていた居酒屋では、決まったメニューをマニュアル通りに作って提供をするだけでした。

ですが、今回私は「栄養士」として転職したので、当然業務はそれだけではありません。
きちんと栄養面から計算をして、メニューを自分で考えていかなくことはもちろん、発注や献立づくり、料理づくりの手伝い、食器洗いなど、覚えることもたくさんありました。

当然すぐに馴染めることもなく、仕事から帰ってきても、他のことをする余裕はなく、疲れてすぐに寝てしまう日がほとんど。

それ以外でも、職場の女性の割合が多いせいか、陰口や無視をされることもあたりと、人間関係にも苦労しました。

こんな状況の中でしたが、私の考えたメニューを利用者さんが喜んでくれこともあって。
その瞬間に立ち会えた時、とっても嬉しい気持ちになりましたし、「もう少し頑張ってみよう」という気持ちを奮い起こすことができました。

5その後、どうなったか。

目指すは「管理栄養士」。

イメージ図:どこで仕事をしても、「誰かの為に」は変わらない。

転職をして、数か月が経ちました。
今は「自分の資格を活かせて働けていること」に非常に満足しています。

最近は、小さい子供たち向けの栄養面を考慮した献立メニューを作成しています。
いずれ私が結婚をして子どもができたときに、作るご飯のバリエーションを広げられるんじゃないかと思っています。

残念なことは、ただ現在の職場は人間関係があまり良好ではないことです。

ですが、自分と合わないと感じる人たちと「どのように接していけば良いのか」と考えて接していくことも一つの勉強だと思って、日々コミュニケーションを取っています。

◇ ◇ ◇

この先考えていることは、「管理栄養士」の資格を取得することです。

栄養士と管理栄養士の違い

管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います。

一方、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格で、主に健康な方を対象にして栄養指導や給食の運営を行います。

引用元:管理栄養士・栄養士を目指す方へ

管理栄養士の資格を取得するためには、まず「実務経験」を積まないといけません。

またそれ以外にも休日を利用して少しずつ勉強をしています。

そして、資格取得後には「職場の人たちに信頼される管理栄養士」として、後輩達に優しく、時には厳しく栄養士の仕事を教えていきたいと思っています。

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