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気づけば、いつもイライラしていた。パチンコ店から投資マンション営業へ|私の転職体験談

ナマステン さん(男性 36歳 北海道)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
サービス業(パチンコ店)
職種
マネージャー
従業員規模
36名
年収
450万円

転職後

AFTER
職業
不動産販売
職種
投資マンション営業
従業員規模
8名
年収
700万円

目次

ナマステンさんの転職ストーリー

1これまでの私

以前は、「穏やかな人」と言われていた。

パチンコ店の仕事

前職は、パチンコ店のマネージャーとして働いていました。

「マネージャー」という肩書はありましたが、はっきり言って他の社員と仕事内容に変わりはありませんでした。

パチンコ玉の詰まった重たい箱の、降ろし上げの毎日。
いつも腰痛に悩まされていました。

思えば、この仕事に就く前は温厚な性格だったと思います。周りからもよく「おとなしい」「いつも穏やかだ」と言われていました。

しかし、激務に追われる日々が段々と私の性格を変えていったのではないかと思います。
まず、私自身もパチンコをするようになりました。──これはいいとして、そのうちタバコも吸うようになりました。

そして、ニコチンが切れるとイライライライラするようになって。

正確にいうと、忙しさや仕事がうまく行かなかったりでイライラして、そこでタバコを吸って一時しのぎをするんですよね。それで、タバコが吸えないと余計イライラする。

3年連れ添った妻と離婚したのも、この頃です。子供を授かることはありませんでした。

両親は健在ですが、交流はあまりありません。
趣味といったものもなく、仕事とイライラに、追われる日々でした。

2転職のきっかけ

もう、パチンコ店で働くのは嫌になった。

悩む男性

転職を考えるようになったのは、将来への不安です。

パチンコ業界は斜陽産業でしたし、それに私が勤務していたパチンコ店は地域に3店舗しかない弱小チェーンでした。

とくに東京オリンピック開催が決定した頃から、客離れが進んでいるのを肌で感じるようになりました。

独り身でしたし、(ここでもし路頭に迷ってしまったら)と思うとうと、怖かったですね。

「パチンコとは違う業種に転職したい」と強く思うようになりました。

それと、もうパチンコ店で働くのが嫌になったというのもあります。
うちの店に来るお客様の層は、正直あまり良くありませんでした。

嫌な思いを沢山しました。

3転職活動中

私の転職活動を助けてくれたのは、ネットの住人たちだった。

ネットの掲示板

友達も少なかった私は、転職に向けて相談できる身近な人は皆無でした。

代わりに助けになってくれたのが、ネットの住人たちでした。
匿名の掲示板で転職のことを相談すると、非常にたくさんの人が親身になってアドバイスをしてくれるんです。

私の転職職相談用に一つのスレッドが立ち上がって、恐らく10人くらいの人がああでもないこうでもないと言ってくれる。

それならと、私は自分の性格を曝け出し、現在の職業も伝えて、「こんな俺だが、働ける職種があるとしたら一体どんなところだろう?」と質問したところ、しばらくの問答のあとに「投資マンション営業に向いているだろう」という結論に至りました。

投資マンション営業とは

資産運用を検討している人に対して、投資目的としてマンションを販売し、顧客の収益を増大させるよう働きかける仕事です。

ネット等からの問い合わせに対する反響営業によって顧客獲得するケースもありますが、多くは電話営業によるアプローチ、商談によって顧客を獲得します。

営業の仕事自体はパチンコ店に就職する前に少し経験したこともあり、それほど抵抗感はありませんでした。

しかし、年齢はすでに36歳です。そもそも投資マンション営業の職にありつけるのか不安でした。

ですが、その心配は杞憂に終わりました。
ネットで「投資マンション営業 募集」と検索すると、地元付近でもたくさんの会社が見つかって。

そのなかで年齢制限のなさそうな求人を見つけて数社応募したところ、そのうちの一社からすぐに採用の通知をいただきました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた環境は。

投資マンション営業の仕事

パチンコ店から投資マンション営業へと転職して、現在5ヵ月目です。
はっきり言って、大変です。

私よりも若い上司に日々指導してもらっており、ときにお叱りを受けることもあります。
そして何より、営業業務の忙しさ。

毎日5時間電話をかけとおし、運よく商談までこぎつけた顧客のところへと往訪。そしてその後は社に戻って報告と事務作業です。

ノルマもありました。
けっこうな高いハードルで、毎日が不安です。

しかし、一方でそんなストレスのある環境も「楽しい」と思えている自分がいます。

そこには、少なくとも刺激があったから。今まで惰性のような人生の生き方をしていた自分にとって今の職場は、シビアさはありつつも目まぐるしさと同時に色彩を感じられる環境でした。

それに、社長も合わせてわずか8人しかいない会社でしたので、一致団結して目標に向かって頑張ろうという連帯感もありました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これから目指したいこと。

30代営業マン

転職を振り返って思うのは、「36歳でも意外と転職先って沢山あるんだな」ということです。チャレンジに年齢は関係ないと知れたのは良かったです。

しかし、後悔していることもあります。

投資マンション営業の過酷さを、もっと事前にリサーチしていれば良かったですね。

ノルマに耐え切れずに、辞める人もいます。私が採用されたのも数名の退職者が出たための空き枠採用でした。

ある程度下調べはしていたつもりだったんですが、予想以上にハードな業界でした。

まあ、その分給料は2倍近くにまで増えたので、今のところは「転職は正解だった」と思うようにしています。

◇ ◇ ◇

これから先の将来に向けて考えていることは、「お金を沢山貯めておこう」ということです笑。

投資マンション営業という職種は今後も需要はありそうですが、業務のハードさから言って長く勤められる職種ではないと感じています。

幸い給料は良いので、貯蓄はかなり捗りそうです。

──え?「沢山お金が貯まったらどうするのか」って?

そうですね…。今考えているのは、飲食店を開いてみたいということですね。
毎月少しだけ利益があるくらいのこぢんまりとしたお店で、数人の常連客と仲良くなって、ゆっくりまったり日々を過ごせるような、そんな働き方。

まあ、実現したとしても大分先の話になると思いますが。

投資マンション営業は、色々な人の人生を見ることができます。
先輩社員がよく、「この仕事は社会の縮図を知れる」と話していますが、本当にその通りですね。いいなあと思える人もいれば、絶対こうなってはいけないというような反面教師に出会うこともある。
日々働いていて身になることが沢山あります。

直近の目標としては、ギリギリノルマを達成するのではなく、余裕をもって達成させたいですね。

そのようにしていけば、もっと気持ちに余裕を持って、そして将来に向けてのプランニングにも意識を向けられるようにもなるんだと思います。

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