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化粧品メーカーの研究開発員。5年のブランクもなんのその|私の転職体験談

まれん さん(女性 42歳 兵庫県)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
化粧品メーカー
職種
研究開発員
従業員規模
約500名
年収
400万円

転職後

AFTER
職業
化粧品メーカー
職種
研究開発員
従業員規模
約50名
年収
600万円

目次

まれんさんの転職ストーリー

1これまでの私

化粧品メーカーで研究開発員。テストアンドエラーの日々。

イメージ図:化粧品の研究開発員として働く女性

社会人になってからは、化粧品メーカーの研究開発員として働いていました。
主に自社ブランドの化粧品の処方開発をメインに行っていました。

担当する製品はスキンケア製品からメーク品までと幅広く、テストアンドエラーを繰り返し、量産化まで辿りつかせるのが私の仕事です。

研究開発の仕事は、苦労も多かったです。
どの原料を、何グラム、どのように混ぜ込んでいくか、という検討を繰り返し行い、何度も失敗を重ねます。
新たに覚えることも多く、「これならうまく行くはず」と思っていたのがダメになったり…。

それでも、自分の担当した製品が日の目を浴びることになったとき、そして、店頭に並んでいるのを見たときは、とてもやりがいを感じます。

また、製品のモニターを通じて直接お客様からの意見を頂く機会もあり、喜びの声を頂けた時は感動しました。

2転職のきっかけ

結婚、退職、そしてマレーシアへの移住。

イメージ図:マレーシアの街並み

化粧品メーカーの研究開発員として、5年勤務しました。
その後、結婚を機に退職することになります。

結婚しても仕事は続けていきたかったのですが、夫がマレーシアに海外赴任することになり、それに付いていくことになったのです。

そのため、しばらくは慣れない異郷の地で専業主婦をすることになりました。

マレーシアの生活がどうだったかというと、それなりに楽しかったです。
まず、物価が安いこと。そのため、私が働かなくても十分にやっていけました。

それから、街の人たちはどこかのんびりしていて…というと失礼に聞こえるかもしれませんが、日本のようにあくせくしていないんですね。
移住した当初は環境の急激な変化に気疲れも多かったですが、じきに慣れてリラックスした日々を送れるようになりました。

ただ、人ってその環境に慣れてくると、今度は物足りなさも感じるようになってくるものです。
研究開発員として働いていたときの、やりがいをまた感じたい)とよく思うようになりました。

それから5年が経過して、夫から「日本に帰国することになった」と。

私はすぐに、(帰国したら、また化粧品の研究開発員として働こう)と決めました。

3転職活動中

5年のブランクを経ての、転職活動。

イメージ図:デスクワーク(事務職)で働く女性のデスク

帰国後、すぐに転職活動を始めました。

活動は難航しました。
なにしろ、5年のブランクがあったのと、帰国後の住処はこれも夫の勤務地の都合で兵庫県となって。
もともと私は東京育ちでしたが、東京と比べて研究開発員の正社員の求人はとても少なく、また選考でも落とされることが多かったです。

3ヵ月経っても転職先が決まらないことに焦りを感じて、それならいったん派遣社員として働こうと、建設会社の事務職に就きました。

ただ、それでもやっぱり研究開発員でもう一度働きたかった。

派遣事務で働きながらも、研究員専門の転職エージェントに登録していたのですが、あるとき外資系化粧品メーカーの派遣社員のオファーを頂き、さっそく応募しました。

紹介された会社はまだ創業まもなく、派遣社員としてですが研究補助ではなく開発メインで募集しているということで、ここだったら自分のやりたいことができそうだと考えました。

運よく面接の場では採用担当が私のこれまでの経験を評価してくれて、無事、採用通知を頂けました。

結局、建設会社の事務職の仕事は4ヵ月ほどで終了となったのですが、この期間とてもよい経験をさせてもらいました。

まったくの異業種で仕事内容も初めてのものが多かったのですが、理系出身ということでデータ解析のサポート業務をさせていただき、これが結構面白かったです。
新たな経験や知識も得られました。

また、同じ職場で働く派遣社員の方々も、私のこれまで出会った人たちとはまったく異なるタイプの人たちで、とくに「ずっと建設業で働いてきた」という人たちの仕事への向き合い方や考え方が新鮮でした。

当時の上司も、私が「いずれはまた研究開発の仕事に就きたい」と打ち明けると、現地の化学系企業でどんなところがあるか教えてくれたり、ご自身の転職経験をもとにしたアドバイスをしてくれることもありました。

4転職後

念願の、化粧品メーカーの研究開発職への再就職

イメージ図:外資系の化粧品メーカーで、研究開発職として働く女性

40歳を目前にして、念願の化粧品メーカーの研究開発職に、再び就職できました。

ブランクはあれど慣れ親しんだ業界ですし、きっとすぐにキャッチアップできるだろうと意気込んではいたものの、大変苦労しました。

まず、使用する機器類やシステムは全く異なりました。
それから、外資系企業だったこともあり、社員の半分が外国人でしたので日本語以外の言語が必要なシーンが多かったこと。

使用される主な言語は、日本語と英語、そして中国語。
社内でのコミュニケーションだけでしたら日本語でも十分でしたが、海外の顧客とのコミュニケーションをする機会も多く、その際は外国語が不可欠でした。

もっとも苦労したのは、海外の顧客向けに外国語でレポートを書く業務です。
勤務時間中にとても終わらせられず、家に持ち帰ってからも無給でレポートを書いて、そして上司に何度も何度も確認をお願いしながら、なんとか完成させました。

目下の課題は、語学の習得でした。
休日を使って英語と中国語を学び、社内で言語交換(違う言語のネイティブスピーカー同士がそれぞれの言語を他方が学ぶのを助け合うこと)がある際は、積極的に参加しました。

また、昼休憩中は、社内の有志で行われていたオンラインの中国語講座にも参加しました。

幸運だったことは、マレーシアでの海外生活の経験もあって、特に英語の言語習得はスムーズだったことです。
中国語はやや不安も残りましたが、職場環境については3ヵ月ほどで慣れました。

慣れてきたタイミングで海外からの顧客対応も任されるようになりましたが、「これもスキルアップのいい機会だ」と前向きに受け止め、なんとかやりこなしていきました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これからチャレンジしたいこと。

イメージ図:新開発の化粧品

今回の転職を振り返って思うことは、新天地での職探しの難しさです。

とくにパートナーがいる女性の方は、「職場に合わせて居住地を選べないこと」へのやりにくさを感じるのではないでしょうか。
私が、そうでしたから。

私が希望の職種に転職できたのは、たまたま、運良く、というところが大きいと思います。

一点良かった点を挙げるとすれば、「希望の職種に就くために根気強く待ちつづけたこと」があるかもしれません。

なかなか決まらずとも、転職サイトや転職エージェントのサービスは継続して、新しく求人が出てきたときに気付ける(または知らせてくれる)ように網を張っておくことが、とくに求人の少ない業界・職種においては大切になるのでは、と思います。

全国対応の、豊富な求人とオファーが活性している転職サービス

 
サービス名マイナビエージェント
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  • 職種によっては求人数は少なめ
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公式サイト

表内の求人数は2024年4月時点のものです。

◇ ◇ ◇

転職をきっかけに外資系企業に就職することとなり、これまで開発した製品が日本国内メインだったのが海外でも販売されることになりました。

海外での市場規模は日本と比べ物にならないくらい大きく、以前よりもさらにやる気を感じます。
また、海外のお客様の反応は日本とはだいぶ違い、それも新たな発見・学びに繋がっています。

これからチャレンジしたいことは、海外のマーケットを更に広げていくこと。

海外で日本の技術のアピールできる場となるように、現在取引している国に限らず、新たな国での製品化にチャレンジして行きたいと思います。

そのためには、まず今以上の語学力、そして研究開発としての知見が求められるでしょう。
現在42歳になりましたが、まだまだスキルアップが必要です。
更なるやりがいと達成感を目指して、一層努力し続けていきたいと思います。

参考:女性の復職・キャリアチェンジにおすすめの転職サイト

LIBZ(リブズ)

リブズ
求人数(案件数) 非公開
対応職種・業種 経営企画・事業企画・商品企画|人事・広報・経理・法務・秘書|営業・インサイドセールス・カウンターセールス|Webディレクター・プロデューサー・マーケティング|カスタマーサポート・クライアントサクセス・社内SE …他
特徴
  • 女性のライフプランに合わせた求人検索が可能
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公式サイト https://career.prismy.jp/

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  • 時短勤務やフレックス勤務が可能な企業
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企業からのスカウトが多く、「自分のこんな経歴を評価してくれた」と感じることもあるでしょう。
専門スキルを活かしたい人や自由度の高い働き方を希望する人にとって、希望条件に合った仕事を探しやすいのがリブズのメリットです。

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