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派遣社員から派遣コーディネイターへ。転職は「行動・相談」が大事|私の転職体験談

Y・H さん(男性 40歳 東京都)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
証券会社
職種
事務補助
従業員規模
約10,000名
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
人材派遣会社
職種
派遣コーディネイター
従業員規模
約8,000名
年収
400万円

目次

Y・Hさんの転職ストーリー

1これまでの私

派遣社員。仕事は正直、「あまり面白くない」。

イメージ図:証券会社の事務として働く男性

転職前は、派遣社員として働いていました。
派遣元から証券会社を紹介され、そこで「事務補助」という仕事をしていました。

事務補助とはその名のとおり、証券会社で働く人たち(主に営業職の人)の事務作業のサポートです。

具体的には、投資相談をするお客様の電話の取次ぎ、注文があった際にはその処理と事務手続きを行います。

派遣された当初は証券のことなど全く分からない状態でしたが、2年ほど経つとだんだんと株式や投資信託といった金融商品の仕組みも分かってきて、一通りの仕事はつづがなくできるようになりました。

ただ、仕事自体に興味を持てたかというと、(あまり、面白くないな)と感じていたのが本音のところでした。

営業職の人たちはいつも忙しそうにしていましたし、何より金融商品を購入したお客様で結局損をしてしまうケースが多いんですよね。

ありていに言えば、「業務は理解できた。ただ、その内容については共感できない」、そんな感じでした。

「じゃあなんでそんな仕事をしてるんだ」というツッコミが聞こえてきそうですが、それは私を雇ってくれた会社がそこだったから、としか言えません。

私は神奈川で一人暮らしをしていましたが、正社員で雇ってくれる会社はなかなか見つかりませんでした。
それならと思い東京の人材派遣会社に登録して、当時の仕事を紹介されたわけです。

目的がある訳でもなく、ただただ目の前の仕事をこなしていく──、そんな毎日でした。

2転職のきっかけ

コールセンター勤務に移るか、退職するか。

イメージ図:不況下の街

2020年に転職に至った経緯は、コロナ禍と、派遣先の証券会社の事業縮小でした。

2020年は、ご存じのとおりコロナ禍で社会が大きく変容した年です。

職場でもリモート勤務が始まりました(私の場合は派遣社員でしたので、自宅にPCを持ち込む許可が下りず、変わらずオフィス出勤でしたが)。
また、少し遅れて業績が悪化。しばらくして、支店の縮小と統合が始まりました。 早い話が、リストラです。

正社員は別の部署への異動となり、派遣社員はコールセンター勤務かあるいは契約満了とともに退職になるかの選択を迫られました。

私は結局退職を選択しました。
コールセンターの時給は低かったですし勤務先も自宅から遠かったからです。

派遣会社で次の派遣先を探してもらいましたが、「すぐに勤務できる職場がないので、待機してほしい」と言われてしまって。

大変困りましたが、(もしかしたら、これが正社員の道を再度目指す、いい機会なのかもしれない)とポジティブに考え直し、結局人材派遣会社も退職しました。

3転職活動中

頼りになったのは、ハローワークの相談員

イメージ図:ハローワークの相談員に転職相談をする男性

転職か都度は、まずはハローワークに行きました。

失業保険の申請と併せて、就職相談もしました。

失業保険の受給資格として、一定期間内に2回以上の就職活動実績が必要でした。
そして、その就職活動実績となるものの1つに「ハローワークの就職相談」があったからです。

ただ、このときはでは次も事務職で就職先があればいいなくらいに思っていました。

実際の求人は「タウンワーク社員https://townwork.net/tokyo/shain/)」で探しました。
希望の職種や条件を登録しておくと、自動でメールが送られてくる仕組みで、「良さそう」と思った求人があったら申し込みをします。

ただ、これは私にはあまり合いませんでした。
いくつか興味を持った求人があって応募したところ、どうやらそれらが派遣会社だったようで、気づいたときには3社の派遣会社と登録状態になっていました。

しかもそれらの会社から1日に十通近く求人紹介のメールが送られてきて、情報の精査に忙殺されてしまう結果となってしまいました。

結局、役立ったのはハローワークの相談窓口でした。

当初は失業保険の受給基準を満たすという目的でしたが、いつの間にか「悩んだときや選考がうまくいかなかったときの相談先」になっていて。
相談員の方も親身に話を聞いてくれました。

希望職種は事務職だったのですが、相談員の方から「事務職は人気職種なので、難易度は高いですよ」と教えてもらいました。
「じゃあどこがいいですかね?」と訊いたところ、私の経歴を確認して「証券会社の営業」と「人材派遣会社のコーディネイター」を提案してくれました。

人材派遣会社のコーディネイター(派遣コーディネイター)とは

人材派遣会社のコーディネイターとは、人材派遣会社で派遣社員の登録受付や面談、仕事案内、マッチング業務をする仕事です。

企業の人事担当の窓口業務や就業中の派遣社員のフォロー・サポートも、派遣コーディネーターが行なう場合があります。

証券営業はあまり気が進まなかったので「では人材派遣会社のコーディネイターがいいです」と伝えると、相談員さんはすぐに面接のセッティングをしてくれて、結局そこに決まりました。

4転職後

派遣社員と正社員では、働き方が全く違う

イメージ図:派遣コーディネイターとして働く男性

新しい職場は、人材派遣会社。
これまでは人材派遣会社に登録する立場でしたが、今度は登録した派遣社員の人たちのサポートと管理をする仕事です。

私の担当はコールセンターに派遣する人達の管理でした。

主な仕事は、派遣社員の入社後のサポート、それから派遣志望の方との面接です(面談は上司のマネージャーがメインで行い、私はその補助)。

もっともそんな経験ははじめてでしたので、最初のうちはてんやわんやでした。
ですが、上司のマネージャーから、「いずれはこれらを全部ひとりで進めてもらう」と言われ、とにかくここで頑張るしかないだろうと無我夢中で働きました。

大変だったことは、業務量の多さですね。
これまで10年間派遣で働いていて定時退社が身に付いていたのですが、新しい職場では残業は当たり前、夜の10時を超える日も週に2~3回ありました。

良かったことは、上司が信頼できる人であったこと。
最初のうち私はミスを連発してしまったのですが、そのたびにただ責めるのではなく「なにが原因だったか」「これからどう対策を取っていくか」を考えるように指導してくれて。

厳しい指導になることもありましたが、この甲斐があって私は比較的早くキャッチアップができたと思っています。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これから目指したいこと。

イメージ図:スキルアップを意識する男性

今回の転職活動で得た気づきは、「行動」と「相談」の大切さです。
結局、このふたつがないと状況を変えていくことができないんですよね。

まずは「行動」でしょう。
初めての転職活動で、分からないことがいっぱいあるのは当たり前です。
私なんか、正社員を目指していたはずがいつの間にか3つの派遣会社に登録してしまっていたのですから。そのあとの解約手続きも大変でした。

でも、そうした失敗も含めて、やってみて気づくことはたくさんあります。
躓いても、たくさんの失敗から学べば先に進めるはずです。

そして、「相談」。
私の場合、ハローワークの相談員の方にはとても助けられました。

「とりあえず事務職」だった希望条件から、前職までの経歴を整理してもらって、人材派遣会社で正社員として働くことの提案と、今回の職場を紹介してくれたわけですから。

◇ ◇ ◇

現在、私はマネージャー職を目指して、日々研鑽しています。

マネージャー職の主な業務は、サポートスタッフの育成、大口顧客向けのプロジェクト企画・運用、それから顧客開拓もあります。

まだまだ経験不足ですが、一つ確信できたことがあります。
それは、派遣社員として働いた私の10年間は無駄ではなかったこと。
これまでの経験を活かして、課題・難題を解決できたこともありました。

現在派遣社員で働いている方々にも、そうしたスキルアップの実感や、未来を切り開いていく感覚を、提供できればと思っています。

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