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金融系SEから「海外チームと関わりながら働ける」PMへ。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
金融
職種
SE
従業員規模
約2,000名
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
ITコンサルタント
職種
ITコンサル・PM
従業員規模
約50名
年収
700万円

目次

Hanakoさんの転職ストーリー

1これまでの私

金融系SE。もっとやりがいを感じられる仕事に就きたい。

イメージ図:金融系SEとして働く女性

転職をしたのは2022年の8月、34歳の頃です。
それまでは、銀行系システムのシステムエンジニアとして働いていました。
いわゆる、金融系SEです。

金融系SEとは

金融系SEは、金融業界(銀行・証券会社・保険会社等)で使われるシステムに関わるエンジニアを指します。

たとえば銀行で使われるシステムでは、勘定系システム(預金業務、融資業務、為替業務)、国際系システム(外国向けや外貨関連の業務)、情報系システム(経営管理、営業支援、融資支援、リスク管理など)、周辺系システム(営業店システム、事務集中システムなど)があります。

こうしたシステムの開発から運用まで担うのが、金融系SEです。

参考:金融系SEになるには?仕事内容・将来性・未経験から転職するためのポイントまとめ

夫と子供2人がおり、東京で仕事をしていました。
ですが、子供の教育のためにも、故郷の北海道に戻ってのびのびと暮らしたいとずっと思っていました。

仕事にあまり生きがいを感じておらず、どちらかというと家族が生きがいでした。

ですが、専業主婦になりたいかというとそうではなく、「もっとやりがいを感じられる仕事に就きたい」という想いが強かったです。

銀行系システムのシステムエンジニアは、基本会社内部の人としかコミュニケーションがありません。

なんとなく閉ざされた空間で、自分のスキルアップや成長を実感できず、少しモヤモヤした気持ちがありました。

また、私は英語が得意であったため、国際的な仕事にも前々から興味を持っていて、今の専門領域にとどまらず、幅広い業務に携わりたいという希望もありました。

2転職のきっかけ

思い描いた未来像は、「北海道での生活で、海外チームと関わりながら働くこと」。

イメージ図:エンジニアを対象としたインターナショナルなイベント

あるとき、私はあるインターナショナルなイベントに参加する機会がありました。

世界各国からエンジニア達が集まり講演会やセッション、そして来場者同士のコミュニケーションの場が設けられていて、そこで私は、自分の英語力に自信を持てました。

それに加え、彼らが抱える問題や取り組むテクノロジーについて聞けて、自分がこれまで手掛けたことのない分野にも興味を持つようになったのです。

同時期に、子どもが小学生に入る年齢に差し掛かり、故郷の北海道に戻りたいという思いも再燃してきました。

もっと、やりがいのある仕事に就きたい」、「生活の場を北海道に移したい」──このふたつの欲求が、必然的に私を転職へと向けさせました。

思い描いた未来像は、「北海道での生活で、海外チームと関わりながら働くこと」。
果たしてそんなことが実現できるのかまったくわかりませんでしたが、当時の私はもうその未来しかない、と思ってしまっていました。

3転職活動中

北海道の地での、転職活動。

イメージ図:函館の街並み

転職活動の前に、まず北海道への移住を進めました。
夫は在宅の仕事をしていたので、移住後も仕事を変えずに継続できるということで、当面の生活費は確保できました。

北海道への移住が2022年の4月、それから私は転職活動をはじめ、次の職場を得るのに4ヶ月の期間を要しました。

苦労したことは、自分にとっての理想的な職場を見つけだすことです。

転職サイトを利用して様々な紹介案件に目を通してみましたが、どれもが自分にとってピッタリの職場とは遠く感じました。

それでもまあ受けてみるかといくつか応募したのですが、面接の場ではなかなか正直な想いが伝えられず、──希望条件と異なる求人でしたので、当然といえば当然なのですが──、結局不採用となる、ということが何回も続きました。

流れが変わったのは、リクルートエージェントの転職エージェントを利用してからです。

良かった点は、まずは担当者とのコミュニケーションが非常にスムーズだったこと。
初回面談だけでなく、その後の求人紹介でのメールのやり取りなど、わからないことがあってもすぐに相談ができました。

担当エージェントさんとのキャリア相談で、私のやりたいことを伝えた際に、

担当エージェント

SE(システムエンジニア)だけでなく、セールスマネジャーやPM(プロダクトマネジャー)の職種も検討してみてはどうでしょう?

と提案いただきました。
たしかに、私の「海外チームと関わりながら働く」という希望を叶えるとしたら、システムエンジニアよりも提案された職種の方がより、実現性が高いだろう──そう思い、アドバイスに沿って希望職種の幅を拡げました。

そうしたまたいくつかの企業に応募して選考を受けた結果、最終的に北海道に拠点を持つITコンサルの企業にPM兼管理職としてのポジションで、転職先が決まりました。

PM(プロダクトマネジャー)とは

プロジェクトマネジャー(PM)とは、様々な開発プロジェクトの計画・管理を主な仕事としたマネジメント職です。
納期や製品の完成度などをコントロールし、クライアントの求める成果を提供することがプロジェクトマネジャーの役割になります。

参考:プロジェクトマネージャーに転職するには?未経験で転職成功するためのポイント・仕事内容を紹介

転職活動を経験して気づいたことは、まず「自分の希望条件や目的を明確にすることが大切だ」ということです。

私の場合、「北海道での生活で、海外チームと関わりながら働くこと」という希望はありましたが、その希望を叶えるための条件や目的は曖昧なままでした。

転職エージェントとのキャリア相談を経てその部分が明確になり、それにより満足いく転職に繋がったと受けとめています。

4転職後

「初めて経験する業務」に感じられたのは、ポジティブな刺激

イメージ図:ITコンサルタントのミーティング風景

転職後の新しい職場は、ITコンサル会社のPM兼管理職です。

クライアント企業にIT化やDX推進の提案を行い、またバングラディシュにあるオフショア開発チームの運用も担当しています。

バングラディシュ拠点とのやり取りは、主に英語です。
最初のうちは言語や文化の違いに戸惑うことが多かったです。

PMの仕事も初めてでしたので、最初のうちはうまくいかないことが多く、ほぼ毎日家に帰ってからの一人反省会でした。

ですが、上司やチームメンバーのサポートもあって、コミュニケーション面は徐々にキャッチアップできて、少しずつ、「初めて経験する業務」に気後れだけでなく、ポジティブな刺激を感じられるようになって。

新しい職場に馴染んできたなと感じたのは、転職して3ヶ月ほど経った頃でした。

海外の顧客と直接話をする機会も増えました。

職場の人間関係、雰囲気は良く、同僚とのコミュニケーションも円滑でした。

新型コロナウイルスの影響で対面でのコミュニケーションが制限されたことが残念でしたが、そのなかでも先輩社員の方々のフォローに多く助けられたと思っています。

5その後、どうなったか。

転職での気づきと、これから目指していきたいこと。

イメージ図:仕事をしている30代女性

今回の転職で、私は多くのことを学びました。

その一つは、チーム全体の共同(コラボレーション)によって、プロジェクト開発のスピードは格段に速まるということへの気づき。

前職で働いていたときと比べ、より高い視座で業務を見れるようになったと思います。

また、バングラディシュ拠点とのコミュニケーションでは、英語力とコミュニケーション力を更に培う機会になりました。

そして一番は、チームメンバーとの支え合いで課題やトラブルを乗り越えていくという成功体験によって、得られた自信。

矛盾するようですが、「自信」とは、一人で業務をしているときよりもチームワークが活性しているときに体感しやすいように思います。

人のスキル・能力というものは決して個で完結するものではなく、他者の存在があって初めて発揮されるものだから、というのが、最近になって感じるようになった私の考えです。

◇ ◇ ◇

転職をして、はや1年が経とうとしています。

今後はこれまで以上に自分自身の成長にフォーカスしたいと考えており、まずは英語力の向上に注力しています。

最近では海外のチームとのプロジェクトに携わる機会が多くなりました。
その際に、自信を持ってコミュニケーションを取り、プロジェクトをリードできるような立場になりたいと思っています。

また、IT技術についても、もっと深く学び、新しい技術やツールを習得したいです。

技術革新が進む現代において、常に最新の知識を習得し、自身のスキルアップに繋げることが大切だと考えています。

今後は、これまで以上に自己投資に注力し、自分自身をさらに成長させていきます。

参考:PG・SEの転職におすすめの転職エージェント[PR]

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