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事務職勤務。女性社員からの嫌がらせと上司からの「お前はクビ」宣告|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
工業用インク製造業
職種
事務
従業員規模
100人
年収
250万円

転職後

AFTER
職業
不動産会社
職種
販売事務
従業員規模
1500人
年収
250万円

目次

トラッピーさんの転職ストーリー

1これまでの私

仕事はお金を稼ぐ手段──そんな割り切りもあった当時の社会人ライフ。

仕事はお金を稼ぐ手段──そんな割り切りもあった当時の社会人ライフ。

当時はまだ独身でした。

仕事があまり長続きする方ではなく、その会社もハローワークで見つけて応募したものでした。

仕事はお金を稼ぐ手段で、プライベートが充実していればいいやと考えていましたので、仕事以外では友人と飲みに行ったり、趣味の野球観戦などを楽しんでいました。

阪神ファンなので、シーズン中はスポーツバーなどに行っては仲間と盛り上がっていました。
阪神が勝つことが生きがいと言っても過言ではないくらいでした。

独身なので自分が食べる分、たまに友達と関西方面へ旅行&野球観戦に行けるくらいの稼ぎがあればいいと考えていたので、あまり社会的な地位などは求めていませんでしたし、昇給などにもあまり興味がありませんでした。

多分、会社側からするとあまりマジメな社員には見えていなかったでしょう。

2転職のきっかけ

女性の先輩社員から嫌われて。そして、仕事にも支障が出始めて──

女性の先輩社員から嫌われて。そして、仕事にも支障が出始めて──

2年勤めていましたが、正直何となくしっくり来ませんでした。

というのも、マニュアル等もなく、失敗するとその時々で先輩社員から叱責を受けるのですが、言われていることが都度違ったりしたからです。

社内はあまり雑談などする雰囲気でもなく、もくもくと真面目な人が多かったのもなじめない理由でした。

あまり気に留める性格でもないので、その態度が火に油を注いだようで、女性の先輩からだいぶ嫌われてしまいました。

分からない事などがあり質問しても無視されるようになったため、仕事そのものにも支障が生じるようになりました。

受注した内容を間違って登録したため、取引先に違う商品が届いてしまい、営業の方と取引先に謝罪に出向いたこともありました。
それは、先輩に質問しても無視されたため、確認できなかった件でした。

また、時期を同じくして総務部長から呼び出され、

総務部長

「ハローワークからの助成金があっての雇用だったが、新卒を入れようと考えているからできれば退職して欲しい」

──と言われました。 そこで、部長は前述の失敗のことも引き合いに出してきました。──つまり、「お前はクビだ」ということを一方的に言われたのです。正直、精神的にもかなり辛かったです。

(先輩からの報告も、この判断に関連しているのだろう)

そう思うとすごく腹立たしい気持ちにもなりました。労基署に行くことも考えたくらいです。

ですが、以前から私は、この会社で働いている人がとても人生楽しんでいるようには見えませんでした。
そこでの人たちとやりあうことに、私にどれだけのメリットはあるのか──。そう考え、私はいさぎよく「退職」に気持ちを専念することを選びました。

3転職中

転職活動と、自分は「社会不適合者なのか」という悩み。

転職活動と、自分は「社会不適合者なのか」という悩み。

退職後というよりは、在職中からそろそろ辞めないと精神的にもまずいな、と思い始めていましたので、在職中に派遣会社に何社か登録していました。

そこから紹介を受けて、自分の楽天的な性格や、事務経験なども踏まえて、接客もある事務の仕事を紹介してもらいました。

そして、それがすごくしっくりきたのです。

紹介予定派遣という、一定期間経過後に正規雇用になるというものだったのですが、それを利用して結婚するまでの4年間、私はこの会社で働きました。

転職活動中は思ったよりスムーズでしたが、それでもしんどくなることは多かったです。

最終的にはこちらも望んで辞めましたが、リストラであることに変わりはないし、高圧的に部長クラスの人から「お前はクビだ」と言われたこともしょっちゅう思い出しましたし、やはり精神的に辛かったです。

一人でいると、(この先どうなるんだろう・・自分は社会不適合者なんだろうか)という考えも浮かびました。

ですが、新しい職場の方々は、そういった私の悩みや辛い気持ちを毎回聞いて、励ましてくれさえしてくれました。

4転職後

新しい職場にすぐに馴染めたこと。自分の生活サイクルも整えられたこと。

新しい職場にすぐに馴染めたこと。自分の生活サイクルも整えられたこと。

派遣会社の登録、派遣就業というのもはじめてでしたが、コーディネーターの方がすごく優しくて、面接などもフォローして進めて下さり、すんなりと就業先に溶け込む事ができました。

新しい職場は、はじめての接客もある不動産会社の事務職でしたが、コーディネーターの方の見立て通り、私に非常に合っている職種でした。

接客もお客さんと話すことが楽しいし、契約につながると営業の方も一緒に喜んでくれて、「無理してあんな職場にいなくて良かった」と思えました。

また、この時期から私は、仕事と生活、そして自分の趣味のことなど、ワークライフバランスを切り分けて考えられるようになって、以前のように深く落ち込んだりすることは少なくなりました。

転職後の職場では良いことしかなかったのですが、あるとき派遣会社のコーディネーターの方から

コーディネーター

「前職の源泉徴収票があれば提出して欲しい」

という依頼があって、すごく嫌だったのですが、前の会社に連絡しました。

対応は総務の事務の人でしたが、最初内容を伝えるとすごく長いこと保留にされ、その後待たせた理由も告げずに、

前職の事務

「自宅に送ります」

と言われて。それで待っていたのですが、2ヶ月、3か月と過ぎても送られてきませんでした。

結局5回くらい催促してようやく送られてきました。

辞めた社員に対しても嫌がらせをするような会社に長く勤めなくて本当に良かったと思う反面、最後の最後まで不快な思いをさせられました。

5その後、どうなったか。

リストラ、転職を経験して、今思うことは。

リストラ、転職を経験して、今思うことは。

仕事に対する考え方は、人それぞれだと思います。

ただ、仕事だけが人生なわけはないと思うので、会社側は多様な社員の性格や生き方というのをある程度認めないといけないのでしょう。

働き方もそれに応じて多様化していけばいいと思いますが、これはその会社によって考えが分かれるところだと思います。

仕事してお金を貰おうと思った時に、嫌なことってどうしてもあると思いますが、私はその時に考えるのは、世界はひとつじゃないということです。

趣味の世界があったり、家族との世界があったり、友達との世界があったり、自分ひとりだけの世界があったり、色んな世界があるのが人生だから、仕事が上手くいかなくたっていいんだと思うようにしています。

また色んな世界を持っている人と話していると楽しいので、自分もそういう人間になりたいと思い、世界を広げるようにしています。

仕事だけっていう人生なんて淋しいですし、たくさんの世界を持って楽しい人生にしていきたいと思っています。

──これはリストラで嫌な思いをしたからできた考えなのでしょう。
ですので、今となってはあの会社での出来事にも感謝も感じています。

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