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私の転職体験談:SIerから社内SEに転職し、はじめて「前の会社の良さ」に触れて。

ゆうま さん(男性 32歳 東京都)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

10

転職前

BEFORE
職業
SI系企業
職種
SIer
従業員規模
10,000人程度
年収
400万円
会社名

転職後

AFTER
職業
ITエンジニアリング
職種
社内SE
従業員規模
500人程度
年収
600万円
会社名

目次

ゆうまさんの転職ストーリー

1これまでの私

30歳。家庭では子供もできて、仕事ではリーダー職にも就いて。

当事私は30歳でした。

私生活面では結婚し1年が経過し、ちょうど子供を授かった頃のことです。

将来的には首都圏に一戸建てを立て、安定した生活をおくりたいと思っておりました。


東証一部上場のSIerに勤務をしており、入社して7年程度経過しておりました。

SIerとは

SIer(エスアイヤー)とは、会社・社会で必要となる「しくみ」を、ITを使って構築する情報サービス企業(システムインテグレータ(SI))で従事する人のことを指します。

具体的な仕事内容は、お客様の業務を把握し、課題解決のためのコンサルティングから設計、開発、運用・保守までの請け負いなどがあります。


主な業務はパッケージソフトの導入・保守業務に携わっており、システム開発の要件定義、基本設計、外部設計、内部設計、製造、結合テスト、システムテスト等の全ての工程を担当しておりました。

また小規模のプロジェクトではリーダーとしてPJ管理も行っておりました。


担当業務に関しては、とても満足しておりました。

勤務先会社はSier業界でもトップグループに位置している企業でした。


会社では働き方改革を実施しており、有給消化率と月残業時間の目標が組織と個人に設定されておりました。

総合職の私は目標数値の達成ができ、残業時間も劇的に削減されたのも、ちょうどその頃のことです。



2転職のきっかけ

残業時間が劇的に減って、その後どうなったか。

ところが、劇的に削減された残業時間によって、私の年収もまた下がってしまいました。

数年前までは残業手当と基本給が同一程度の時期もあったため、数年前に比べ2割ほど年収が下がるような状態となってしまったのです。


また私の上の管理職の方々は残業手当がつきません。
そのため、見えないところで結局残業を行い、業務をこなしている方が何人もいました。

(表向きは残業時間は減ったけれど、この年収水準でしばらくやっていかないといけないのだろうか)

私は、現時点での報酬と、それがしばらく将来にわたって続くことに不満を持つようになりました。


私の現時点での報酬には具体的に年収400万円。

そこから管理職になった場合、他の管理職同様にサービス残業的な働きが増えてきて、かつ年収は(数年を経過した40代頃のイメージで)600万円行くか行かないかです。


私は、自身の将来に関して、「管理職になっても劇的に作業量が増えない環境」または「増えたとしても残業は適切できるような環境」の方が良いのでは、と考えるようになりました。

そして、その考えの延長戦にあったのが、「転職」という選択肢でした。


3転職中

転職活動は、キャリアアドバイザーの助けを得て。

転職活動を行うにあたって、私は転職エージェントを利用しました。

転職経験者の友人から「転職エージェントには良し悪しがある」と聞いていたので、選定の面談は3社行いました。

結果選んだのは、適切な知識・説明力・提案力があると感じたDODAでした。


面談の際に私の現状と改善したい内容を伝えたところ、事業会社での社内SE、そのほかコンサルティングファームや監査法人などもご提案を頂きました。

私は「将来の安定性を第一」と思い、それが実現されやすいと思える「事業会社での社内SE」で転職活動を行うことにしました。


転職活動の事前準備として履歴書・職務経歴書を作成し、DODAのキャリアアドバイザーの方に添削をしていただきました。

実際の面接の前にはそのキャリアアドバイザーの方と模擬面接を行い、想定される質問対応などを行いました。


そういった準備もおかげもあって、その後実際に3社ほど応募をし面接を受け、うち1社から採用を勝ち取ることができました。

また、採用決定後は報酬や勤務開始時期についてもキャリアアドバイザーの方が交渉をしてくれて、希望通りの条件で雇用契約を結ぶことができました。


4転職後

新しい職場の、良かった点と、気になる点。

新しい職場は、基本的に想像していた通りのものでした。

業務量は前職場に比べれば圧倒的に少なく、残業に関しても適切につけることができました。

また総合職、管理職だからといって業務量を調整する雰囲気は一切無く、管理職の方の業務量は総合職とあまり変わらず、残業も適切に実施できているようでした。


更には、基本給自体が前会社に比べ圧倒的に高く、残業代も程々に出ていたので、報酬も上がりました。


一点何点を挙げるとすると、「従業員レベル」が前会社に比べて低い点となります。

前会社では残業削減の目標達成が明確だったため、定時時間内で作業を全て終えるように全従業員が四苦八苦していたこともあり、(それは当然ながらQOLへの課題にもなりましたが、一方で)生産性が非常に高かったのです。

現職場では残業目標がなく、「作業が終わらなければ残業すれば良いし、残業代が増えるからむしろやろう」と思っている従業員が多く、そのため生産性は非常に低かったです。


5その後、どうなったか。

転職を振り返って、思うこと。そしてこれから目指していきたいこと。

転職して「前会社の良さ」を感じられたことは、私にとって大きな発見でした。


前会社では働き方改革を実施することで、無駄な残業が無くなり、生産性が劇的に上がっておりました。

組織に所属する従業員全てが四苦八苦しながら業務効率化を行い、残業が減らそうとするので、必然的に従業員レベルが上がっていきました。


現会社では正直「ぬるま湯」の環境で、このままの生産性で業務を行っていたらビジネスマンとしてのレベルは下がってしまう可能性があるのでは、と思っています。

ですので、これからは前会社で習得した「時間に対しての意識」のことも大切に、現会社でも生産性が高い業務を行っていきたいと思います。


また、システムエンジニアにとっての「技術面を習得できる環境」も未整備な面が多々見受けられます。

前会社では様々な企業にシステム導入を行っていたため、幅広い技術力の習得が必要不可欠でしたが、現会社では特定システムのみの理解のみで充分となるため、社員の技術力が偏ってしまっている現状です。


このような気付きも、転職して二社を比較できたからこそのものなのでしょう。
大切なのは、これからです。これらの気づきをまずは私自身が意識して行動に変えていき、ゆくゆくは組織の改善に繋げられればと思っています。


◇ ◇ ◇


これから、2つの点について、「チャレンジ」を行いたいと思っています。


1点目は「継続的な技術力の向上」です。

実業務での技術力向上は正直難しいので技術書を定期的に読むことなどによって、技術力の向上を図りたいと思います。

特に最新技術(IoT,AI)等について興味があり、実務にも活かせる分野のため、継続的に学習を行いたいと思います。


2点目は「生産性向上と残業時間削減」です。

まわりの従業員は残業ありきで対応を行っている業務を私は定時時間内で終えられるよう業務効率化を図り、実績を出していきます。

その結果上長から生産性が高い人材と認識してもらい、評価を得られるようにしたいと思います。

中長期的には私がライン職に上がった際には私が当然のようにやっていた定時内での作業完了を組織員全員が行えるような組織構築を行い、会社として目がつけられる組織を作りたいです。



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