『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

営業マンを辞めて、私は「牧場」に転職した。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
営業職
職種
投資マンション営業
従業員規模
20人
年収
800万円

転職後

AFTER
職業
畜産農業
職種
牧場スタッフ
従業員規模
3人
年収
240万円

目次

ぺんぺんくさくささんの転職ストーリー

1これまでの私

仕事のあまりのプレッシャーに、潰瘍性大腸炎になって。

イメージ図:オフィス街のビル群

給与面に惹かれて、私が働き先として選んだのは投資マンションの営業マン

最初はノルマもなくとても楽しく仕事に従事することができました。

しかし、働き始めて3ヶ月を過ぎると、ノルマを課せられるようになりました。

別に厳しい数字ではありませんでしたが、凄くプレッシャーに感じるようになって。

そのプレッシャーが影響して、潰瘍性大腸炎という病気にもなりました。

(これって、労災に認定されるんだろうか…)

なんて考えたこともありましたが、もちろんそんなこともなく。
とにかく、しんどい毎日でした。

たしかにお金は沢山貰えていました。

最初はそれが嬉しかったんですが、次第に「お金だけあっても人って幸せな気分になれないんだな」って感じるようになって。

独身で一人寂しい生活ということもあり、生きることに魅力を見出せない日々でした。

それまで釣りが趣味だったんですが、だんだんとそれをやる気力もなくなって。

たまの休みにやることと言えば、パチンコだけでした。

2転職のきっかけ

自分の人生を、見直したい。

転職しようと思った理由は、

「このままでは自殺してしまう」

と思ったからです。──決して大げさに言っているわけではありません。

年を追うごとに、新しい社員がどんどん入ってきて、それと同時に自分のノルマも一層厳しくなっていって。

営業マンは数字が全てというのは頭ではわかっていたんです。
職場の人間関係に不満があったわけでもありません。
ノルマだって頑張ればクリアできました。

でも、体と心がついてこない状態でした。

それなりに貯金も貯まったので、違う仕事に逃げたいと思いました。

それまで仲の良い同僚と、よく飲みに行って愚痴を言ったり夢を語ったりしていました。

ですが、その同僚も心を病み、仕事に来なくなってしまって。
その後、自殺してしまったのです。

とにかく、

(もう辞めよう。この職場はもう無理だ)

という気持ちでいっぱいでした。

3転職活動中

転職しようにも、やりたい仕事が見つからない。

転職活動は、リクナビNEXTにお世話になりました。
転職活動は主に自宅のパソコンから行いました。

最終的に畜産業界に転職することになったのですが、最初からその分野を目指していたわけではありませんでした。

まず探したのはパチンコ店の求人でした。
投資マンションの営業マンになる前に、パチンコ店のマネージャーとして働いた経験があったからです。

しかし、見つかるのはアルバイトばかり。
それにパチンコ店に嫌気が差して営業マンになったのに、また元の道に戻るのは違うのではないかと思い、途中からパチンコ店で働く選択肢を消しました。

そうなると、自分に残ったものは何もありませんでした。

一応釣具店の求人も探したんですが、ありませんでした。

とても困りました。
働こうにも、何をしていいか全く思いつかなかったんです。

あるとき、テレビで動物特集の番組を観ていて。

(そういえば、俺は子供の頃から動物が好きだったな…)

ということを思い出し、畜産分野にチャレンジしてみようと思ったのです。
──なんとも、安直な決め方ですよね。
でも、私は人生万事そんな感じでした。

それに、ある程度貯金があったこともあって、不思議と焦りみたいなものはありませんでした。

4転職後

牧場の仕事で一番困ったことは、「職場が臭い」こと。

牧場で働くことはおろか、牛と触れ合うこと自体始めてでした。

なので、色々な点で凄く困惑しました。

まず、臭いの問題がありました。

思っていた以上に臭かったんです。

初日は嗚咽が止まらなく仕事になりませんでした。

今思うと、職場の人にはすごく失礼な態度をしてしまったものです。

臭いに慣れるまで1週間かかりました。

職場は家族経営でしたので、職員は私だけでした。

皆さんは私のことを最初から家族のように接していただけて、凄く嬉しい気持ちになりました。

敷地内に小さいながらも一軒家があり、私はそこに住み込みで働くことになりました。

自分で購入するものは何もなく、冷蔵庫やベッドなど全てが完備されていました。

(ここまでしてくれるんだから、期待に応えれるように頑張ろう)

と、素直に思いました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

酪農って凄くハードなイメージがあったんですが、そこまでハードな仕事ではないことがわかりました。

朝は早いんですけど、昼の休憩時間が3時間以上あるので、昼寝ができます。

臭いはきついですが、しっかりお風呂に入れば体に染み付くことはありません。

一方、動物は病気になったり死んだりします。
最初はその姿を見てショックを受けましたが、今は慣れました。

感情が不安定になることなく、淡々と仕事に従事することができています。

休みもちゃんとあります。1週間に1日は必ず休みがあります。

現在の酪農は自動化が進んでおり、人間が全部世話をすることはありません。

自動で給餌してくれますし、糞尿も自動で処理してくれます。

仕事量はそこまで多くありません。実際に働いてみて、イメージと違うことが多々ありました。

◇ ◇ ◇

仕事に関しては、特に取り組んでみたいことはありません。
酪農の方って保守的な人が多いんだと思います。

野心を持って大きなことをどんどん成し遂げたいと思っている人は少ない印象です。

現在働いている牧場主さんも、今の生活が維持できればいいというスタンスなので、特に新しく覚えることがありません。

真面目に、取り組んで丁寧に仕事をしていくことを心がけていこうと思っています。

仕事よりも、プライベートを充実させていきたいですね。

単純に結婚がしたいです。

しかし、今までよりも出会いがなくなりました。

事前に彼女を作っておけばよかったなと少し後悔していますね。

でも、いなくても全然楽しいんですけどね。

貯金を投資してもっと資産を増やそうかなって思っています。
それぐらいですね、今チャレンジしたいことは。

参考:U・Iターン転職におすすめの転職エージェント

ヒューレックス

ヒューレックス
公開求人数 約2.1万件(2023年8月時点)
対応職種・業種 全職種・業種
特徴
  • 地方への転職支援に強い
  • 地元の優良企業を紹介してもらえる
  • U・Iターン転職もサポート
公式サイト https://www.hurex.jp/

U・Iターン転職の際は、移住先に拠点を持つ、地域特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。
その地域ならではの優良企業を熟知しているため、ミスマッチのない転職が実現しやすいからです。

東北・東海・関西・九州へのU・Iターン転職を検討している方は、ヒューレックスを検討候補のひとつに入れておくとよいでしょう。

大手転職サービスにはない「独占求人」を抱えており、また40代・50代といったミドル世代の転職者にも積極的な支援をしています。

地元優良企業の求人に出会える
人気の転職体験談TOP10
レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]