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てんかんを発症して医療事務を辞めて、その後は美容アシスタントに|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
会社員
職種
医療事務
従業員規模
50人
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
パートタイマー
職種
美容室アシスタント
従業員規模
2人
年収
100万円

目次

kiraraさんの転職ストーリー

1これまでの私

医療事務として勤務していた頃の、充実した日々。

イメージ図:医療事務として勤務していた頃の、充実した日々。

転職前は、10年以上同じ会社に勤めていてやりがいもあったし好きな職業でもあった医療事務。

医療関係の職は憧れで資格を取得してから入社した会社でした。

長く努めるにつれてエリアマネージャにもなり、新人スタッフの育成などに力をいれる日々でした。

2年に1度ある診療報酬改定も苦痛ではなく、むしろ患者との対応や点数計算などもあって毎日が楽しかったです。

医師・薬剤師・看護師の連携なども多いこの仕事。
おそらく人と接するのが好きなんだと思います。

弱い立場の人をほっておけないタイプで、救いたい気持ち。
気がついたら、上司と部下の中間の人間になる立場になってはいましたが、人間関係もそれほど悪くも無く、天職に近い理想の職場だったと思います。

人を指導する立場にもなりましたが、マニュアル作りや会議も多く、毎日がほぼ残業です。

家族は4人で両親と弟がいますが、その頃の自分は、家事など家の事はまったく出来ませんでした。
このころが一番、自宅に帰っていなかったと思いますね。

2転職のきっかけ

てんかんを発症して、そして退職へ。

イメージ図:てんかんを発症して、そして退職へ。

一番の原因となったのが「病気」でした。

自宅で突然たおれて、救急車で病院へ。

そこから10日ほど入院をしました。

いろいろな検査の結果…病名は「てんかん」でした。

もともと病気だったわけではなく突然発症してしまったので、生活が180度変わり、そして人生が狂い始めました。

いままで自分は「てんかん」の患者にたいして偏見を持って接したことはありませんでしたが、いざ自分がなってしまうとこの病気を受け入れることができませんでした。

最初は抵抗して治療も拒みました。
治療と言っても薬を飲むだけです。

しばらくは会社側の配慮もあって、数日間お休みをいただきました。

ですがこの病気は、車の運転への規制など、いくつかの縛りがあります。
当然、運転が出来なければ仕事にも支障がでます。

当時私の住んでいたところは最寄駅もなく、移動はすべて車の、まさに「車社会」の田舎に住んでいました。

──そうです、私は今の仕事をもう続けることができなくなり、泣く泣く辞めることになったのです。

3転職活動中

転職を助けてくれたのは、人の「縁」。

転職を助けてくれたのは、人の「縁」。

そんな不遇で始まった転職活動でしたが、その後の「運」は良かったと思います。

たまたま通っていた美容院のオーナーが

オーナー

「人が足りないからお手伝いに来てほしいんだけど」

という、その一言で内定しました。

初めから美容業界に興味かあったわけではありませんでした。
その時に「仕事をやめた」的な会話をして、後日、お店から連絡がきた感じでした。

病気後の私の転職活動は条件が厳しく、
・公共交通機関で通える範囲
・車の運転がない職場
が必須だったので苦労するかな?と思ったのですが、まず、新しい転職先は病気の事をすべて把握している人でしたので、この点は本当に幸運だったと感じます。

病気に対して理解をしてくれている人で、薬の副作用の問題、車の問題などを含めて受け入れてくれました。

仕事の時間も長時間ではなく疲れない程度の時間でと、通院のスケジュールなどもしっかり立ててくれました。

4転職後

医療業界から美容業界という、まったく畑の違う業界に転職して

イメージ図:医療業界から美容業界という、まったく畑の違う業界に転職して

とはいえ、新しい職場も慣れるまでは大変でした。

美容関係は基本的に「立ち仕事」です。
とにかく足が痛くて最初のころは辛かったです。
病み上がりでの立ち仕事はきついものがありますね。

さらに新しい職種でついたこともない業種だったため、覚えることが沢山ありすぎて。

今の病気になってから「記憶力」が悪くなり、短期で忘れることが多々あります。
そこが障害になっている部分もあるので、覚えることが大変でした。

美容関係は、接客業と同じなので、休日が仕事という部分もきつい所がありました。

周りが休みなのに自分だけ仕事。
自分が休みの時は周りは仕事。

結局、自分が行きたい場所があってもどこにも行くことができません。

ただし、ヘアに関しては最新のスタイルにすることが可能です。
新商品のカラー剤などは「無料」でスタッフは受けられます。
おしゃれに敏感な人は向いているかもしれません。

ただ、立ち仕事と休みの関係からいえば、美容業の仕事に若い人が多いのが納得できると思います。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

10年以上、資格までとって医療事務の職についていたので、医療の道を突き進めばよかったなと後悔しています。

もともと美容の道に憧れがある人は良いでしょう。

そうではない人はどこかで「無理」が生じます。
それが「ストレス」となって表面化してくるのでしょうね。

楽をして入社した場合、給料の面・休日の面で納得できない部分が出てきます。

収入は医療事務をしていた時の3分の1減です。
ボーナスもありません。

転職前は正社員だったため優遇させていましたが、転職先は時給制。

有給もないので、通院の時も無給です。
体調を崩すくらいであればと思い決めたのですが、楽さや近さで選んでしまうと、やりがいの部分で不満が出てくるのが人間だと思います。

仕事は、覚える事は沢山ありますが、やりがいに関して言えば前職の方がありました。

美容と医療では、考えからが違うし畑も違う。

職というのは「やりたいから働く」をモットーにした方が楽しいと思います。

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