『みんなの転職「体験談」。』
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転職体験談:30代ものづくりエンジニアの転職。大切にしたのは「仕事の邁進」よりも「家族との時間」。

転職前

BEFORE
職業
携帯電話開発・設計
職種
ITエンジニア
従業員規模
15万人(グループ全体)
年収
650万円

転職後

AFTER
職業
電子機器開発・設計
職種
ITエンジニア
従業員規模
25万人(グループ全体)
年収
550万円

目次

greencloverさんの転職ストーリー

1これまでの私

ものづくりエンジニア。家族を顧みずの働き方を続けて。

イメージ図:ものづくりエンジニア。家族を顧みずの働き方を続けて。

大手電機機器メーカーで、携帯電話の開発・設計に携わっていました。

元々ずっとものづくりに携わりたいと志していて、大学も工学部を出ました。
なので、扱っているものが何であれ、開発・設計に携われているということは、夢が叶ったと言ってもいいでしょう

入社から2年が経った頃に、かねてから付き合いのあった女性と結婚し、すぐに子供も授かりました。

しかしものづくりエンジニアは夜を徹しての作業も少なくなく、ようやく帰宅する頃には子供は寝静まっている、そんな状況が続きました。
研修で海外に出張することも多く、年間で通したら家にいたのは半分も無かったんじゃないでしょうか。

子育てを手伝ってあげることのできない自分に嫌気が差していましたし、妻にもだいぶ迷惑をかけていたと思います。

さらには2人目の子供も授かることに。
しかし業務も比例して増えていく一方でした。

家の主として、家族を支えていかなければと躍起になっていた部分もあったと思います。
たとえ、家族との時間を減らしてまでも、取り組まなければならない事なのだと自分に言い聞かせながら。

いつしか人生の意義を「家族と幸せに過ごすこと」から「仕事で結果を出すこと」にすり替え、無理やり自分を納得させていた──、それが当時の私でした。

2転職のきっかけ

私の知らないうちに、子どもたちが育っていく。

イメージ図:私の知らないうちに、子どもたちが育っていく。

転職を明確に意識したのは、2人目の子供がハイハイをしたり、つかまり立ちができるようになった頃だと思います。

ようやく取れた連続した休みの日に、家の壁を伝って私の方に歩いてくるわが子を見て、ふいに泣き出しそうになりました

これまでほとんど寝顔しか見ることのできなかった子供が、私の知らない間に、自分の足で歩くことができるようになっている。
それはきっと、日々子供の成長を見守っている父親からすれば、これ以上ない幸せな瞬間のはずです。

しかし私は違いました。

取り戻せない子供との時間を思い、ひどく悲しくなったのです。
心の底から後悔しました。

(俺は一体、何のために働いてきたんだ……? 家族のため? 家族をないがしろにする仕事が、本当に幸せなのか?)

そんな自問自答を繰り返しました。
転職」という二文字が頭に浮かんだ時、一筋の光が差したように思えました。

3転職活動中

転職エージェントを通じての、転職活動。

イメージ図:転職エージェントを通じての、転職活動。

転職活動は、dodaに登録するところから始めました。

担当エージェントからは後日すぐに電話があり、面談の日取りを決めてもらいました。

面談では、現在の仕事の状況、希望の職種や勤務地、年収など様々なことを正直にお話しました。
dodaに登録して良かったことは、かなりの量の求人を紹介していただけたことです。

非公開求人」も、たくさん紹介していただきました。

非公開求人とは

非公開求人とは、転職サイトやハローワークといった求人媒体には掲載されていない求人のことを指します。
これらの非公開求人は転職エージェントを介して紹介されます。

転職エージェントを介して紹介される非公開求人の多くは、大手企業や優良企業の案件である場合が多いのが特徴です。

担当のエージェントとの面談により、転職者の希望条件に見合った案件を紹介してもらえるので、入社後のミスマッチも極力少なく転職を成功させられる可能性も高まります。

しかし、ただでさえ忙しい日々の業務の合間に転職活動を進めていくのは、大変に骨の折れる作業でもありました。
必要書類を集める時間もなかなか取れず、面接の時間調整もままならない状況。

そうこうしているうちに、あっという間に2ヵ月が過ぎ3ヵ月が過ぎ、随分と無為な時間を過ごしてしまったと思います。

いっそ退職してから転職活動に本腰を入れた方が良かったんじゃないかと、よく思ったものです。

4転職後

新しい職場では、有給休暇を取れる…!

イメージ図:新しい職場では、有給休暇を取れる…!

苦労した末に、同じものづくりエンジニアの職で内定をいただくことができました。

職場にうまく溶け込めるか不安ではありましたが、部署の方は皆私を歓迎してくれました。

私がまず驚いたのが、この会社では皆が定時に帰宅する点です。
前職では考えられなかったことです。

現職場では、リーダーが率先してメンバーに帰宅を促してくれるため、皆が気負うことなく退勤することができます。

また、今になって思うとおかしな話ではあったのですが、前職は有給休暇が認められませんでした。
それが認められているという当たり前の状況だけでも、私は転職してよかったと心から思いました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職を通して改めて思いました。
私が一番大切なのは家族だ」と。

帰宅時間が早くなったことで家族との時間も格段に増えました。
子供の「今日は幼稚園でね、こんなとことがあってね
妻からの「今日この子ったら~だったのよ

こんな何気ない会話の一つ一つに、家族の幸せを噛みしめています。

また、嬉しいことに3人目の子にも恵まれました。
今度はその成長を見逃すことのないよう、しっかり見守ろうと、
まるでこれまでの時間を取り返すかの如く息子にべったりの私に、妻も呆れています……。

残業代がほとんどない分、取得は減りました。
子供3人を養っていくために、妻も毎日家計簿と睨み合っています。

しかし何より、かけがえのない家族との時間を手に入れられたこと。
こればかりは何物にも代えられないと私は思います。

◇ ◇ ◇

今後チャレンジしたいことは人材のマネジメントです。
これまではエンジニアとして、どちらかというと機械を相手に仕事をしているという印象でした。

ものづくりは、精度の高い商品を創り出すことが何よりも重要ですが、そこにはたくさんの「」が携わります。
この「人」を無視して仕事をすることはできないと思うのです。

転職したばかりの会社でそこまで大きなアクションは起こしづらいかもしれませんが、
いつか部下ができた時のために、管理職を目指したいと思います。

部下の一人一人にも、家族との時間を無駄にして貰いたくありませんから、
しっかりと部下と仕事を管理できる人材に、私自身もなっていきたいです。

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