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カメラマンとしての収入を安定するために私は正規雇用と北海道への移住を目指した。|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
クリエイティブ系制作会社
職種
カメラマン
従業員規模
10人
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
婚礼貸衣装および結婚式場
職種
カメラマン
従業員規模
15人
年収
420万円

目次

momさんの転職ストーリー

1これまでの私

カメラマンとして働くも、収入はかなり不安定。

イメージ図:カメラマンの仕事

転職する前、私は愛知県の広告系がメインのデザイン・動画・写真を制作している制作会社に、カメラマンとして所属していました。

所属といっても、先輩のカメラマンの誘いで、何度か遊びに行くうちに会社に席をおいてもらった形です。当然、正規雇用ではありません。

給料はやった分だけ支払いを頂けますが、福利厚生の保障はなく、交通費や各種保険はすべて自己負担です

仕事においても、忙しい時は半年休みなしで働いたかと思えば、暇なときは一週間に数日稼働しただけであとは何もなし――、正直なところ、かなり不安定で収入には波がありました。

当時、すでに結婚して子供も一人いました。

「とにかく家族を養うため働かなくては」

と思い、仕事を一生懸命こなす日々。

それでも、仕事も少しづつレベルアップして撮影の報酬もちょっとづつですが増えてきていたので、頑張れていました。

2転職のきっかけ

だんだんと仕事の依頼が減っていく中、妻に二人目の子供ができて。

イメージ図:不安・焦燥

転職の大きなきっかけは、収入が減ってしまったことです。

当時(2011~12年頃)は東北大震災のあおりもあって、それまで毎年あった観光系のパンフレットの制作やイベント撮影などの自粛が増え、仕事がかなり減ってしまいました。

そのため、仕事のない日や深夜は日雇いの派遣労働などをして、なんとか日々の生活をしのいでいました。

その頃、二人目の子どもができて――。

ある日の夜、仕事から帰ると妻に「今後のことを話し合おう」と言われました。

妻の表情は真剣で、私のことを決して責めはしませんでしたが、

「今の状態をこれ以上続けていると、後がなくなってしまう」

という切実な想いが、ひしひしと伝わってきました。

私は妻とじっくり話し合って、まず、「正規雇用として安定した職に就くこと」を目指そうという結論になりました。

──併せて、「いっそのこと北海道に引っ越すのはどうだろう」という話になり、転職と移住をすることに決まりました。

もともと、「いつか北海道に住みたい」という私の学生の頃からの夢がありました。
少し前にそのことを妻に話していて、彼女はそれを覚えていてくれたのです。

3転職活動中

転職エージェントとハローワークを合わせて転職活動

イメージ図:転職活動中の男性

北海道に移住しようと決めてからすぐに行動に移しました。まずは所属していた制作会社に話をしました。

残念がられましたが、もともと正規雇用ではありませんでしたのでスムーズに退職できました。

その後、転職エージェントに登録して求人を探したり、ハローワークでも求人を探したり――

そうこうして制作会社を辞めて四日後には、いくつかの企業にアポイントを取り付け、面接の機会を得ました。

ですが、その期間中において転職が上手くいく自信は正直まったくありませんでした。これまできちんと職に就いたことはありませんでしたから。

(もし、このまま職が決まらなければ、この先家族はどうなってしまうだろう…)

という不安がどんどん膨らんでいき、どうにかなってしまいそうな気持ちでした。

ですが、結果としては応募したうち4つの企業から内定をもらえることになって。とても嬉しかったですね。そして、安心しました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:結婚式場のカメラマン

移住先の北海道での新しい職場は、婚礼貸衣装および結婚式場でした。私の職務は前職と同じカメラマンです。

今回は正規雇用として入社しましたので、当然給料は毎月決まった額で入ってくるし、福利厚生もしっかりついていました

勤務時間も決まった時間であり、残業もほぼなく、休日もきちんと取れています。

また、北海道でも地方の街の職場なので、それまでいた都会とは違い、私や家族に対して「何か生活で困っていることはないか」などいろいろ気にかけてもらえたことが、ありがたかったですね。

仕事もそれまでの知識と経験を活かせて、新しいアイデアも取り入れて新しいことをチャレンジできる環境をも与えられたので、とてもやりがいがありました。

もちろん、大変なこともありました。

小さな企業ですので、その会社の昔ながらの文化風習も少なからずあって。

それに慣れるのも大変でしたし、ときに「環境をより良くしよう」と伝える際に、それをきちん理解してもらうのにもとても苦労しました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:家族団らん

今回の転職は、自分の人生の中でかなり大きな転換期だったと思います。

もしあのまま何も変えずにそのまま生活を続けていたら、もしかしたら、いまごろ私は妻に愛想を尽かされて家族はバラバラになって無くなっていたかもしれません。

あの時、自分の人生で「何がいちばん大事か」をちゃんと考えて、「大事なものを守るために自分はどうすべきか」ということを実行できたと思うのです。

その結果、夢の北海道へ移住を果たし、安定した生活を過ごせて、今では家まで持てました。

考える時はスマートに考え、決断すべき時は決断する

これが、今回の私の転職で学んだことです。

職場では大変なことも色々ありますが、転職したことに後悔はなく、今の生活に満足できています。

◇ ◇ ◇

今では、子供もだいぶ大きくなり、犬も飼うようになって、家の中は毎日にぎやかです。

子供の成長もあって、みんなそれぞれの時間を過ごすことも増えてきましたが、朝と夜のご飯はみんなで一緒に食べてその日あったことを話したりします。

こんな風にこれからも、家族が元気に過ごしているのを見ていきたいですね。

また、転職を決意したあのころと違って、今は生活に不安な気持ちはなくなり、仕事と家庭を両立できるように働けています。

それもあり、これからは今までやりたかったこともできるように、少しづつ自分の時間も作ろうかなと考えています。

今後は、仕事も大事、家族も大事、そして自分の時間も大事にできるように、常に考え、決断できるようにしていきたいです。

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