『みんなの転職「体験談」。』

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転職体験談:法律事務所秘書から生産職へ、全く違う業種への転職

転職前

BEFORE
職業
法律事務所職員
職種
秘書
従業員規模
20名
年収
360万
会社名

転職後

AFTER
職業
食品製造業
職種
生産職
従業員規模
100名
年収
300万
会社名

目次

ミサキさんの転職ストーリー

1これまでの私

自宅と仕事場を往復する、単調な日々

転職前の私は、法律事務所で秘書の仕事をしていました。

朝起きて事務所に行き、卒なく粛々と仕事をこなしては、夕飯の買い物をして帰宅し、寝てまた起きるといった単調な毎日。

もともとそんなに多趣味だったわけでもなく、インドア派だったため、

(なにか、物足りないな…)

と感じつつも、当時は彼氏と同棲生活を送りながら、日常を送っていました。

またそのときは、母親が亡くなってしまい独り身になってしまった父親と、やんちゃで精神的に幼い妹が困ることのないように実家にも仕送りもしていて、

(私が頑張ってサポートしなければ)

という思いだけを頼りに、日々の仕事を続けていました。





2転職のきっかけ

妊娠したかも、と思いワークバランスやキャリアを見つめ直す

私が、転職しようと思い立ったきっかけ、それは「妊娠したかもしれない」と思ったことでした。

結局その時は、仕事が忙しくストレスフルでしかも不規則な生活をしていたため、一時的に生理が遅れていただけとわかりました。

ですが、そのことが間接的な働きかけとなり、

(このまませわしなく働き続けて、婚期や妊娠可能年齢を逃してしまってもいいものだろうか?)

と真剣に思い悩むように。

また、このころは仕事の忙しさから体調不良になることも多くなってきていて、精神的にゆとりを持てる働き方をしたいという欲求も高まってきていました。

思えば私のキャリアは、大学で法律を学び、その後は裁判所の臨時職員を経て、法律事務所に入所という「法律畑一筋」の経緯でした。

「このまま法律関連の仕事をずっと続けるよりも、一度、人生の方向転換をしてみてもいいもしれない」

──と、そんな想いも生じてきて。

ワークバランスと、それから自身のキャリアに関しても考えを重ね、結局私は前職を退職して、「新しい分野で働いてみよう」と転職活動を始めることにしました。





3転職活動中

職業訓練学校で学びながら、自分の希望職種を模索する

退職してとりあえずは失業保険の給付を受け、職業訓練学校に入学しながらの転職活動を行なっていました。

■職業訓練学校とは

国や自治体が主体となって運営している、失業中の人が再就職するための公共職業訓練を行う施設です。
簿記やパソコンから介護や建築まで幅広い講座が開設されており、テキスト代などの実費を除き、受講料は基本的に無料です。
また、条件を満たせば補助金などの優遇が受けられる場合もあります。

ですが、最初はちっとも自分の希望するような仕事が見つけられず、ずっとやきもきさせられていました。

実際に面接に行っても、前職とは全く違う職種に応募していたため、畑違いであるとの理由からいぶかしく思われてしまったり。

出産などを控えている年齢であることから、「すぐに辞めてしまうのではないか?」といったことも尋ねられたりして―。

だんだん本当に転職できるのか不安になっていきました。

さらに輪をかけて、転職活動中はそもそもお金がないのに交通費や実費を払わなければなりません。経済的にも苦労させられました。

一方で、訓練校で友達になった人たちが私の転職を応援したり励ましてくれて。気持ち的に、大いに助けられました。

たびたび面接官の心無い言葉に辛い思いをしながらも、仲間と励ましあいながらも転職活動を続けていって。結果、なんとか自分の希望する職種に就職することができました。





4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

私が転職したのは、食品製造業の生産職です。

この新しい職場で、私は「モノ」と向き合う仕事が「環境次第で、こうもとガラリと変わるのか」ということを目の当たりにしました。

業務はすべてシステマティックに進行され、お客様と直接対峙することは殆どありません。

その日一日に製造するものの数量が明確になっていて、また在庫がどのくらいあってということがすべて可視化されている世界でした。

今まで、仕事中に人の感情や人生トラブルなどの相手をすることが多かった私には、そういった「製造業・生産職」では当たり前のことが、とても斬新に映り、かつその明瞭さに印象深さを覚えました。





5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

今回の転職を行なったことで、さまざまな気付きや学びがありました。

たとえば、気付けて良かったこととしては、モノを作る喜びやその貢献に関して知れたことです。

現在の仕事は直接人にサービスをするわけではありません。

ですが自分が取り扱っている品が実際にお客様の手元に届いたとき、喜んでもらえたり、笑顔になってもらえたりします。

これを実感できた時は、とても嬉しかったです。

そして、これは逆に私にも当てはまることだなと、気づいたんです。

つまり、私自身が購入し利用しているモノの多くが、一人ひとりの手によって丹精込めて作られているのだということを、改めて知るきっかけにもなったのです。

さらに、モノを生産する仕事は、社会の情勢や世の中の動向にダイレクトにつながっており、常にその影響を受けているということについても学べました。

例えば、「不景気になったから」、「一つの事件が起こったから」、または「世界的にこういう流れが来ているから」──、そういった理由によっても生産性に変化が生まれます。

そういった様々な新しい考えや気づきは、今回の転職によって得られたメリットなのでしょう。

ただ、転職によって前職より収入が減ってしまったことは、少し残念に思っています。

◇ ◇ ◇

今の私が抱いている「今後取り組んでみたいこと」、それは独立することです。

というのも、生産職に従事するようになってから、モノづくりの楽しさややり甲斐に気付かされることが多く、

「これを自分自身で一から十まで行なって、直接お客様にお届けできれば、もっと得られるものが大きいのではないか」

と強く思うようになったからです。

独立すれば、自分の時間を自由に使えるようになるでしょうし。今では、インターネットを使えば日本だけでなく世界中に情報発信をしていけます。

なので、これからチャレンジしたい、実現させたい未来は、独立開業して自分のお店を持つことなんです。

そしてそれを拡大させて、社会貢献活動にもつなげていけたら、きっと私自身のモチベーションはもっともっと高まっていくでしょう。

そんな将来がいつか実現できることを夢見ながら、日々の仕事を頑張っています。





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