『みんなの転職「体験談」。』
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好きな場所での暮らしを求めて、私は東京から北海道へと移住・転職した。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
百貨店
職種
販売員
従業員規模
100名前後
年収
450万円

転職後

AFTER
職業
空港管理
職種
空港職員
従業員規模
200名前後
年収
300万円

目次

みっきーさんの転職ストーリー

1これまでの私

「好きな場所で好きなことをしたい」という想い

イメージ図:カフェで一人たたずむ女性

静岡県で生まれ、大学入学と同時に上京して、卒業後はそのまま都内で百貨店の店員として働いていました。

その後職場結婚して、小さいながら都内のマンションを購入しました。

そうして夫婦二人で水入らずの毎日を送っていいたのですが、29歳のときに離婚することになって。

今後の将来について改めて考えるきっかけになりました。

ちょうどその頃、弟が結婚し婿養子に入ることが決まりました。

皆がどんどん「自分の人生」を歩もうとしているのに対して、私自身はいったいどんな人生を歩もうとしているのかまったく見えなくて。
両親が健在であったのが救いでしたが、「これからどうやって生きていくと良いんだろう」と、大分悩みました。

──そんなとき、ふと

「好きな場所で好きなことをしたい」

と、考えるようになって。

思い返すと、学生時代には一人でバイクに乗って北海道一周をしたりと、「自分が好きな場所に行って好きなことをする」時間を大切にしていました。
ですが、働きだしてからはほとんどそんな時間を持つことが出来ずにいて。

そして私にとっての「最も好きな場所」とは、バイク旅行でも訪れた「北海道」でした。

そうして、私は北海道で第二の人生を歩むのはどうだろうと考えるようになったのです。

2転職のきっかけ

お試し移住として、実際に北海道で暮らしてみて

イメージ図:北海道の東川町の風景

離婚は一つの契機だとは思いますが、北海道移住の一番の理由ではありませんでした。

離婚して「これからは好きな場所で働ける」とは思いましたが、その分、責任が伴うというのも感じていました。

そのため、離婚してすぐの時に「お試し移住」で北海道の東川町に2週間ほど暮らす時間を設けました。

ちょうど冬の頃でしたので、自分がこの地で生きていけるかどうかを肌で感じたかったのです。

結果、

「なんてすばらしい環境なのだろう」

と思ってしまい、あとは一直線で北海道移住が成立しました。

また、当時勤めていた会社は新卒で入った会社で、居心地は良かったのですが、ちょうど30歳を過ぎたころで、

「今後この職場で働いても良いのか」

と、感じるようにもなっていて。

そんなきっかけがいろいろと重なって、一念発起し、大好きな北海道に移住して、働き口を見つけることに決めました

3転職活動中

東京と北海道を行き来しての転職活動

イメージ図:札幌空港のイメージ

東川町で「お試し移住」をした上で、一度東京へ戻り、ネットで就職先を探したりしました。
転職エージェントは使ってはいなかったのですが、北海道への移住促進フェアなどには行ったりしました。

私は資格も特に持っていないのですが、その時に担当頂いた方が親身になって探して下さって。
仕事が多い札幌」か、「雪が少ないため内地の人でも暮らしやすいと感じる道東」など、アドバイスも受けられました。

そして求人情報を探している中で、運よく女満別空港の空港職員のアルバイトを募集していたので、すぐに申し込むことに。

その結果、無事に採用されることとなったのです。

ですが、振り返れば、やはり関東と北海道は距離が離れていて、転職活動で行き来するのは大変だったと感じています。

交通費もそうですが、宿泊費等もかさみ、転職費用がいくらあっても足りない状況でした。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:札幌空港の空港職員の職場

現在の職場はとても優しい職場で、心地よく働かせてもらってます
内地の人と言うことで最初は珍しがられましたが、今ではすっかり私も道産子気取りです(笑)。

ですが、はじめの頃はこんなことがありました。

休日について上司に質問したら、

上司

「北海道は都会と違って、週休2日なんてありえないよ」

と言われ、驚いたのを覚えています。

確かに、入社した当時は、月に4日~5日の休みしかないのが珍しくなく、それが当たり前のように同僚は語っていました。

ただ、今はきちんと週休2日で働くことが出来ているので、安心しています。

また、人付き合いは都会に比べて濃いです

強烈です。

アフターファイブが1日のメインみたいに考えている人が多く、仕事が終わったらすぐに飲みに誘われたり、休日はゴルフに行こうとか誘われます。

とにかく、人と人との距離が近いなと感じています。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:北海道の田園地帯

私の転職活動は「職種」や「条件」ではなく、「場所」ありきだったため参考にならないかもしれません。

私にとって、「好きなところで働ける」というのは、何物にも代えられないものでした。

働く上で何を大切にするかは人それぞれだと思います。

例えば「興味のない仕事でも、お金を稼ぐために働く」とか、「給与は安いけど、好きな仕事なので続ける」という方もいると思います。

一方で私は、何よりも「働く場所」を第一条件に転職をしました。

別の言い方をすると、「興味のない仕事でも、北海道で働く」「給与は安くても、好きな場所で働ける」ことを良しとしたのです。

最初は「北海道だけにこだわって、知らない職種で働いても大丈夫なのか」と思いましたが、今では、これでよかったとつくづく感じます。

◇ ◇ ◇

単身で北海道に移住してきたので、もう少しこの土地で自分の立ち位置を確立した後、両親を北海道へ呼びたいと思っています

弟が婿養子にはいったため、両親は今の家にこだわる必要がなくなりました。
北海道でもハワイでも、どこでも好きな場所で暮らすことが出来ます。

ですので、将来的には私と(出来れば結婚して)、両親とこの地で暮らしたいというのが未来像です。

それから、今後「副業」にもチャレンジしてみたいと思います。

残念ながら北海道の給与は低いため、1人で生活する分には問題ないですが、毎月一定額貯金するというところまではなかなか行きませんので。

例えばクラウドワークスといったサービスなど、今では個人が気軽に始めることが出来るビジネスチャンスが溢れていると思います。

現在(2020年6月)は新型コロナウイルスの影響を受け休業が続いている状況ですが、空き時間を有効活用して、新しいことに積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

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