『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

仕事と家事で疲れ果ていた私が、夫との話し合いと転職で日常を取り戻した話。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
貿易業
職種
経理
従業員規模
500名
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
飲食業
職種
経理
従業員規模
200名
年収
400万円

目次

みわさんの転職ストーリー

1これまでの私

仕事に追われる日々。疲れ果て、ささくれていた私。

イメージ図:仕事に疲れている30代女性

半年ほど前まで、貿易関係の会社で経理として働いていました。

辞める前までの数年は仕事がとても忙しく、プライベートの時間を有意義に過ごすことができませんでした。

私は既婚者で、夫と2人暮らしでした。
夫婦仲は良い方…だと思います。以前は休日によく2人で色々なところに出かけたりするなどしていましたから。

でも、当時は倦怠期だった…、もしくはすれ違いの日々でした。
私も夫も仕事が忙しく、平日は毎日23時を過ぎて帰ることがほとんどで、家に着く頃には疲れ果てて何もできない状況でした。
土日は休みなのですが、平日の疲れでとにかく休むことが優先で、出かける余裕なんてありませんでした。

私の生きがいはプライベートの時間にあったので、当時の生活は非常にストレスを感じる日々でした。

(これじゃあ、何のために生きているのかわからない)

―――と、よく思っていました。

加えて、家事は私のワンオペ状態。残業をした日も変わらずです。

当然、自分自身も余裕がなくなってきて、だんだんと、夫婦仲にも影響が出てくるようになりました。

2転職のきっかけ

長い長い、話し合いの果てに。

イメージ図:夫婦の話し合い

プライベートの時間が全く取れず、そしてそのストレスから夫婦仲も険悪になってきて。
そんな状況なら、だれしも「転職」という選択を考え始めるのではないでしょうか。

先にお伝えしました通り、毎日夜遅くまでの仕事で、その上家事も全部私が一人でやっています。
夫が忙しい(帰宅時間は私よりも遅いので)ということはわかっていても、ストレスは溜まっていく一方でした。
次第に、些細なことでも夫と口論するようになっていました。

夫が100%悪いわけではありません(75~90%くらいです)。

普段だったら軽く流してもよいようなことも、私自身の精神状態が良くない為に、必要以上に相手にきつく当たってしまうのです。そのことは理解していました。

ですが、理解したからといって感情が収まるわけではありません。そんなもどかしさをずっと、感じていました。

このままではいずれ離婚にもなりかねないと思い、私は

「今の状況について、ちゃんと話し合おう」

──と、夫に提案しました。

それから幾晩となく、私は夫と今の状況について話し合いました。
途中、何度かお互いにヒートアップしそうになって、そのたびに「続きは明日にしよう」と言って、翌日に持ち込みました。

話し合いはとても憂鬱でしたし、更に険悪になりそうな火種は常に潜んでいました。お互いに、ストレスが溜まっていましたので。

でも、そのリスクをお互い肌で感じていたのでしょう。そして、このままではまずいということは私も夫もわかっていた。
イライラはしていましたが、お互いの言い分をなるべく受けとめようと慎重にしつつ、話し合いを重ねていきました。そして、このときに「転職したい」という思いも伝えました。

何度目かの話し合いのとき、夫はようやく、こう言ってくれました。

「そうだな、転職して今の状況が少しでも良くなるなら、俺もできるだけ家事を手伝うようにするよ。」

(…いや、今の状況が良くなるどうこうの前に、お前はもっと家事をしろ!)という言葉をぐっと飲みこんで、私は偽りの感謝の眼差しで夫に「ありがとう…嬉しい!」と伝えました。
そして、この時を境に一気に雪解けムードとなりました笑。

いっそのこと転職ではなく「専業主婦になるのは?」という案も出ました。
でも、子供がいるわけではないし、いまは共働きでお金を貯めておいた方が賢明だろうという話になりました。

3転職活動中

されど、転職先はなかなか見つからない。

イメージ図:転職活動中の女性

転職するにあたって、まずは転職サイトや求人情報誌などを読みました。

しかし、私の条件に合った職場はなかなか見つからず、仕事をしながらネットを見て探す日々が続きました。

だけど、一向に「いいな」と思える求人が見つからなくて、段々と探す行為自体も面倒になってきてしまいました。

転職先を見つけることなく数ヶ月が経ったころ、

(ダメもとで、ハローワークにも行ってみよう)

と考え、最寄りのハローワークへと向かいました。

それまで、なんとなくハローワークは利用せずにいました。それよりも転職サイトや求人情報誌の方が良い条件の求人があるような気がしていたからです。

ですが、結果としてその判断と行動が良い方向に進みました。

ハローワークに載っている求人は転職サイトよりも給料が安いものが多かったですが、私の希望に合うものがいくつかあって。
担当の人も親切で、条件を伝えるとそれに合った求人を出してくれてとても助かりました。

そしてラッキーなことに、ハローワーク経由の1つ目の応募で即内定をもらったのです。
こうして、私の転職活動は無事に幕を閉じました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:散らかったデスク

新しい職場は、飲食業を営む会社の事務所です。そこで私は、前職同様経理の仕事を受け持ちました。

職場はこれまでの会社と比べて、とてもカジュアルな雰囲気がありました。

前職よりも会社規模が小さいからなのかもしれませんが、ある程度自由な環境です。
まあそれはそれで、最初は働きにくいと感じることもありましたが、全体的に緩い雰囲気で仕事に対するストレスは少なく感じました。

ただ、悲しいことに私が働き始めてから2週間後に二人の社員が退職してしまったのです。

そのお二人はデスクも近く、とても良くしていただいてたので、かなりショックでした。
二人とも家庭の事情なので仕方がないのですが、いきなりだったこともあり、さらにはその分の業務が私に回ってくると知って、一時はまた精神的に不安定な状態になってしまいました。

それからまたてんやわんや状態でしたが、日を重ねるごとにだんだんと効率よく仕事を進めるコツが見えてきて、そして私の新しい上司もその間丁寧にフォローしてくれて。

1ヶ月経って、ようやく余裕が出てきました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:ティータイム

転職をして、職場の「ルール」や「マニュアル」について改めて考えることがありました。

新しい職場には、マニュアルなどの業務内容を明確に示すドキュメントがほとんどありませんでした。

そのことについては、「常に、より最善の方法を考えていくことができる」と前向きに捉えるようにしています。

前職のときはルールやマニュアルがしっかりしていて。それゆえに効率よく仕事ができる場面もあったのだということも気づきました。
前職では忙しいなりにも対策はいろいろ立てられていた、──ということでしょう。

例えば、現職では仕事の担当も明確には決まっていません。ですので、「手が空いた人がやる」という業務もあり、結局は働き者が大変な目にあうことが多く、これに関しては不満を感じることがあります。

一方で新しい職場では残業が殆どなく、自分の自由な時間を多く作れるようになりました。
その分給料面は悪くなりましたが、今の生活の方が充実しています。

仕事漬けの日々で充実感を得られる人もいると思いますが、私にとって仕事は「お金のため」でしかありません。

私にとってはお金よりも生活しやすい環境の方が大事だと思っています。今回の転職で、その認識は更に強まりました。

◇ ◇ ◇

今の段階ではまだ仕事に慣れていないので、まずは「仕事に慣れる」というのが私の目標です。

作業をした後に他の社員に一度目を通してもらっているのですが、とりあえずは周囲の信頼を得て確認作業なしでも進められるようになるのが第一目標です。

それと、最近は「やっぱり職場にはある程度マニュアルやルールがあったほうが良いだろう」と思うようになって。

誰もが迷わずに仕事をできるように、そして律儀で義理堅い人が多く仕事を被ってしまうというようなことが無いように、仕事の役割分担を明確に線引きできるようにしていきたいと思っています。

「このままではよくない」と思ったら、まずは話し合うこと
プライベートも仕事も、これが一番大事ですよね。

──そうそう、最近は夫と休日に出かけることも多くなりました。

人気の転職体験談TOP10
レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]