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30歳、薬剤師。不景気の煽りで出勤日数も給料も減って、転職へ。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
医療・福祉
職種
薬剤師
従業員規模
1,000名
年収
450万円

転職後

AFTER
職業
医療・福祉
職種
薬剤師
従業員規模
800名
年収
470万円

目次

apidraさんの転職ストーリー

1これまでの私

私の場合、薬剤師の給料はそれ程よくなかった。

薬剤師として働く男性

今年(2020年)4月ごろのことです。私は薬剤師として、調剤薬局で働いていました。

勤めていた調剤薬局の従業員は全店舗合わせて1,000名ほど在籍していたので、規模としてはかなり大きかったと思います。

私の勤務していた調剤薬局は、小児科医院の門前にあることもあって、お客様の多くはお子様連れの方で、小児科の処方箋を扱うことがほとんどでした。

一般的に薬剤師の年収は良いと思われがちですが、私の場合はそれほど良くありませんでした。

妻も仕事はしていたのですが、去年長女が生まれたので、現在まで育休を取っています。

ですので、収入は私の稼ぎだけになっていて、生活はいっそう厳しいものがありました。

加えて、出産を機に戸建ての注文住宅をローン購入しました。

収入が減っているのに出費は多くなって、当然貯金は減っていく一方でした。
それでも収入を増やそうと残業も積極的に行い、なんとか食いつないでいました。

帰宅時間は23時近くになることも多かったですが、子どものかわいい笑顔を見ることで頑張れていました。

2転職のきっかけ

新型コロナの影響で、出勤日数を減らされた私。

イメージ図:東京の街並み

転職を考えた、一番の原因はコロナの蔓延でした。

前述したように、私の勤務していた調剤薬局は小児科に受診されている方が多くいる店舗です。

しかし、コロナ渦になってから、体調を崩しても「相当に症状が重くなければ、病院へは行かない」という患者様が多くなって。
当然、薬局への来店数も減っていきました。

これにより、常勤の薬剤師の出勤日数が半分程度減らされました
以前よりも業務内容が減っているため、「薬剤師の数を減らしても業務に支障をきたさないだろう」という経営判断があったのです。

同業の会社によっては「給料を保証しながら出勤日数を減らす」という対応もありましたが、私の勤めていた薬局では出勤日数を減らした分給料も下がってしまって

コロナ禍になる前から、もともと余裕がなかった生活でした。それに拍車をかけるように、私たち家族の家計は更に悪化していきました。

(このままだと、やばいぞ…。今の給料のままだととても家族を養っていけない。)

そう思った私は、患者様が多く忙しい薬局で少しでも出勤日数を増やせないかと思い、会社内の異動をお願いしました。

しかしながら、このコロナ渦ではどこの薬局でも同じ状況。
結局、「異動させるほど多忙な薬局が会社内にはないから難しい」と異動の話は断られてしまいました。

私が「転職」という選択肢を考え始めたのは、こういった経緯があってのことでした。

3転職活動中

「この時期は、年収アップは難しい」と言われて。

イメージ図:転職エージェントとの面談

転職するにあたり、まずは薬剤師専用のエージェントを利用しました。 同時に複数社利用しており、マイナビ薬キャリファルマスタッフメディカルリソースアクシスコンサルティングの5社です。

実際に各転職エージェントに相談に行き、現在の自身の状況について話す中で、

「できれば今よりも年収をアップしたいと思っているのですが、可能でしょうか?」

しかし、このコロナ渦ではどこも「求人自体が減っている」ということ。この時期に年収アップ転職は難しいと言われてしまいました。

そこで、現状維持、もしくは現状より少し条件が下がったとしても収入が安定している会社を探してもらうことにしました。

前述の5社に相談に乗ってもらっていましたが、結果的に転職を決められたのはアクシスコンサルティングさんの紹介してくれた求人でした。

他の転職エージェントではオンラインでの面談なども行いましたが、対面で面談をしてくれたのは唯一アクシスコンサルティングさんでした。

このコロナ渦ではオンライン面談も致し方ないことだとは思いますが、やはり対面の方が安心できると感じました。

近隣の調剤薬局の求人を探し出してきてくれて、かつ給料面でも少しですがアップできました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:薬局で働く薬剤師

新しい職場の薬局は内科をメインで受け持っており、定期的に薬が必要な方の利用が多く、安定した客足がありました。

加えて、コロナの状況下でも出勤日はきちんと確保できており、安心して働けています

幸いなことに人にも恵まれており、人間関係も良好でした。

仕事がないと言われてる状況下で、こんなにも良い職場に巡り合えたのは本当に運が良かったと思っています。

ただ、ひとつ嫌だったことを挙げるとすれば、調剤薬局に来る患者様のうち何人かが、働いている私たちにネガティブな反応を示してきたことしょうか。

コロナ渦では心配で仕方ないのかもしれませんが、私たちが普段から病院に通っている人たちと接していることで、「コロナに感染しているんじゃないか」とクレームをいう患者様が、ひとりやふたりではなく、数名いたのです。

中には、お薬を渡す際に消毒液をかけられたこともありました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:これからのキャリアプランを考える男性

今回の転職での一番の学びは、「早くに行動することの大切さ」です。

出勤日数を減らされ、給料も下がった状況に何もせずにいても状況が好転することはなかったでしょう。良くなったとしても、時間はかかったはずです。

今回は本当に運がよく転職に成功しましたが、そもそも転職に挑戦しなければ今回の結果は得られなかったので、すぐに行動した自分自身を褒めてあげたいです。

後悔していることは、転職前に一緒に勤務していた同僚や上司の期待や信頼に応えきれなかったことです。

このコロナ渦で共に頑張っていた仲間を裏切ってしまったような気持ちなってしまったので、罪悪感がぬぐい切れないところがありますし、彼らの状況も心配です。

◇ ◇ ◇

現在の職場は、「調剤薬局の薬剤師」という点では前職と同じですが、仕事の仕方や知識のジャンルも異なります。

以前は子どもの病気をメインに扱っておりましたので、大人の病気を扱うことになると求められる知識は全く異なり、憶えなくてはいけないことも山積みです。

それでも、こんな状況下で良い仕事に恵まれた幸運を活かしていくためにも、これからどんどん大人の病気に関することを学べていけたらと思っております。

調剤薬局での業務上、研修への参加は難しいですが、インターネット上でのeーラーニングがあるため、こちらを用いてより知識を深めていきたいと思っております。

それから、転職後の会社ではマネジメント業務への昇進も可能なので、ゆくゆくはそういった立場になって、薬剤師としてのキャリアをしっかりと築いていきたいとも考えています。

参考:薬剤師関連の転職におすすめの転職エージェント[PR]

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