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食品メーカーの生産管理。業務に追われる毎日と妻の妊娠が重なって、転職を決意した話。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
製造業(食品メーカー)
職種
生産管理職
従業員規模
370名
年収
320万円

転職後

AFTER
職業
製造業(食品メーカー)
職種
製造職
従業員規模
20名
年収
380万円

目次

UTAHIROさんの転職ストーリー

1これまでの私

食品メーカーの生産管理。仕事は順調だった。

イメージ図:食品メーカーの生産管理。仕事は順調だった。

転職する前、私は食品メーカーの生産管理・現場管理の仕事をしていました。

その会社に入社した時に結婚して、妻との二人暮らしでした。

仕事に関しては、かなり頑張っていたと思います。

仕事自体も楽しかったですが、何より「妻と将来の子どもを幸せにしたい」という想いがあったからです。

出世するためにもスキルを向上していこうと、仕事が終わってからもずっと家で勉強していました。
その結果、管理職の方からも評価してもらっていました。

私の場合、「家族のため」という想いが、仕事にポジティブに働き、モチベーション維持にも役立てられていたのだと思います。

休日は、私も妻も映画が好きだったので、映画のDVDをレンタルしてきて一緒に観ることが多かったです。

2転職のきっかけ

多忙な毎日、そして妻の妊娠、私の精神状態。

イメージ図:多忙な毎日、そして妻の妊娠、私の精神状態。

できる仕事やスキルが増えていくと、業務の範囲もさらに広がっていくものです。それは自分自身の成長にも繋がっていると感じられていました。

ですが、そんな環境を一変する事態が起きたのです。

きっかけは、私の上司にあたる主任クラスの従業員が退職したことでした。

それを機に、退職した主任の業務が丸々私のところにやってきて、忙しさがどっと増してしまったのです。

毎日、7時半に会社に行き、お昼休憩もまともに取れない状態で22時~23時まで働きました。

時期を同じくして、妻が妊娠しました。
妻のつわりが重くなってきたので、「なるべく早く帰らないと」という思いでいっぱいでしたが、とてもそんな状況ではありませんでした。上司にも相談しましたが、聞き入れてはもらえませんでした。

そうした過酷な状況が数週間続いて、私は軽度の鬱病のような症状を感じるようになり、そのうち出社できなくなってしまったのです。

こうなってしまっては業務以前に私の健康状態もそうですし、家族を養ってくこともできません。上司に再度「一度お休みをいただきたい」と申し出たのですが、返答はこうでした。

工場長

「何言ってるんだ、鬱病なんて心の持ちようだろ。それは逃げであって甘えだよ」

当時の私は精神状態も悪化していて、正常な判断ができずにいました

本当は妻に相談すべきだったのでしょう。ですが、「余計な心配をかけたくない」という思いで話せませんでした。

あるとき、現在の状況を友人に相談したところ、

友人

「なんだよそれ、完全にパワハラじゃないか。そんな職場はすぐに辞めるべきだよ。」

と言われ、そこでようやく気付いたのです。

(そうだ。働く場所はここだけではない。もっと人間らしい生き方・働き方ができる職場を探さないと)

そうして私は、退職することにしました。

3転職活動中

なかなか決まらない転職。前職での経験は、どれだけ活かせるのか。

イメージ図:イメージ図:なかなか決まらない転職。前職での経験は、どれだけ活かせるのか。

転職したのは2020年の7月。今は11月ですので4ヶ月前のことです。

コロナ禍の影響もあって求人が減っている時期でした。
自分だけの力では転職先が決まるか不安だったので、転職エージェントを利用しながら転職活動を行いました。

転職エージェントからは、職務経歴書の書き方や面接対策などに関してアドバイスをもらいうなど、とても丁寧にサポートしてもらえました。

ですが、それでもなかなか内定をもらうことができずにいて。

書類選考の段階で落とされてしまうことが多かったです。運よく書類審査を通っても面接で落とされてしまうという日が続きました。

そこで、いくつもの求人サイトを利用したり、地元のハローワークに通ったりと幅広く求人を探しました。

過去にも数回転職をしていたので、「転職回数の多さがネックになるかもしれない」とは予想していたのですが、それでも今回の転職活動では難しさを感じました。

とはいえ、前職で身につけたスキルもありましたので、「面接までいけば自分をアピールできるだろう」という若干の自信もありました。

面接までたどり着いた会社は、とても少なかったです。
ですが、そのうちの一社、ハローワークから紹介された食品メーカーの製造職から、ようやく内定をいただくことができました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:新しい職場で、待ち受けていた状況は。

新しい職場に来て4ヶ月が過ぎようとしていますが、すべての部分が良くなったと感じています

年収も前職より上がる予定ですし、なにより年間休日もとても多いのがありがたかったです。土日、祝祭日は暦通りに休めました。
また、残業も一日1~2時間程度で、業務量の負担も前職の半分くらいになりました。

更には、今回の会社は何十年と黒字経営していることもあって業績へのプレッシャーが少なく、精神的にもゆとりができました。

現在は時間的にも精神的にも余裕ができたことで、今は家族の為にも時間を使えるようにもなってきています。

また、友人ともたまに会うことができていて、趣味のゲームを一緒にしたりと、今は人生が豊かなものになっていると実感しています

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職は、同じ業種での転職の方が決まりやすいと思います。これまでの経験とスキルが活かせるからです。

もちろん、未経験の方を歓迎しているところも多いと思いますが、スキルや経験を持っている場合と比較すると難易度は上がるのではないでしょうか。

特に、今はコロナ禍でさらに求人が減ってきているので、前職でどれだけスキルや経験をつけられたかが問われてくると思います。

現職は20人規模の零細企業で、ハローワークにしか求人を出していないみたいなのですが、それでも面接に20人近く来たと言っていました。

その中で内定をいただけたのには様々な理由があると思いますが、やはり前職で培った経験が活きたのではないかと思っています。

前職では辛い経験もしましたが、振り返ってみると、頑張ってきたからこそ転職も成功させることができたんだと実感しています。

◇ ◇ ◇

今の会社にはとても満足しているので、定年まで勤めを果たせるように、そのためにしっかり成果を出していけるように努力していきます。

つい先日に資格取得の指示もあったので、そのための勉強も進めているところです。

また、子供も産まれるので、子育ての時間もしっかり確保していきたいですね。

今後は貯金もして、いずれ会社の近所で中古物件でも購入したいと考えています。

それから、最近は副業にも興味を持つようになりました。スキルを更に身につければある程度稼ぐことができるでしょうし、家計を少しでも助けられればと思っています。

家を購入して子供もある程度大きくなってひと段落したら、今度は柴犬を飼いたいですね。昔から動物が好きでしたので。

ささやかな夢ではありますが、そのことを考えると明るい、ポジティブな気持ちになれます。

仕事での活躍、家族との時間、そして私の夢。すべてを実現できるように、今は希望をもって毎日を生きています。

参考:30代後半からの正社員転職におすすめの転職エージェント

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