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30代半ばの派遣社員。「コロナ禍」と「転職が決まらない」が同時にやってきた|私の転職体験談

かお さん(女性 35歳 北海道)
ちょっと成功、
やや失敗

転職前

BEFORE
職業
コールセンター
職種
オペレーター(派遣社員)
従業員規模
約100名
年収
200万円

転職後

AFTER
職業
建築業
職種
事務(派遣社員)
従業員規模
5名
年収
240万円

目次

かおさんの転職ストーリー

1これまでの私

正社員で働いて、派遣社員になって、そして再度正社員を目指して。

コールセンターの仕事

社会人になった当初、私は家具の販売職として6年ほど正社員で働いていました。

そしてもうすぐ30代になろうというときに会社を辞め、派遣社員としてコールセンターの仕事を始めました。

コールセンターの仕事を選んだ理由は、「仕事への負担が軽く、プライベートの時間を持ちやすいから」でした。

実際その通りだったのですが、その代わり給料はとても安くなりました。

30歳半ばに差し掛かって、「このまま独身生活を続けていくとしたら、正社員での雇用を目指したほうが良いだろう」と思い、再度の転職活動を始めました。

ですが、そこで直面したのが「30代女性の、転職の厳しさ」。
資格もスキルもありませんでしたし、年齢ももう若くないということもあってか、とにかく転職が決まらなかった。

それで私は、公共の職業訓練校に通うことにしました。

職業訓練校とは

各地域のハローワークから申し込みできる、就職に役立つ知識やスキルを無料で習得するための機関です(※一部有料のコースもあります)。

運営しているのは主に国または自治体で、年間およそ30万人が受講しています。

そのときは完全に無職状態でしたから、私は失業手当を受給しながら講習を受けました。

2転職のきっかけ

職業訓練校に通う最中に、「コロナ禍」がやってきた。

コロナ禍

職業訓練校で、私は建築関係の科を選び、木材の加工やCADを学びました。
以前、家具の販売職を経験していて、これらの分野に興味があったからです。

それに、「できたら、図面やインテリアに関わる仕事へ再就職したい」とも思っていました。

しかし残念なことに、職業訓練を終えた後に建築関係の仕事に就く人は少なかったです。それは、私も含めてのことでした。

私が職業訓練に通っていたのは2020年です。
途中、コロナ禍で職業訓練校が1ヵ月ほど休校になったりと、いくつも予期しないことがありました。

訓練生

「コロナ禍で、就職面接が中止になった」

ハローワークでは興奮気味に相談員に話している人たちを、何人か見かけました。

3転職活動中

不安と焦り──正社員にこだわっていては危険!?

転職活動

職業訓練校に通っていた人たちのコロナ禍に対する反応は、大きく二つに分かれました。

ひとつは、「コロナ禍が落ち着いたら活動しよう」と、ゆったり構えている人。
そしてもうひとつは、「このまま、長い期間働けない状態が続いたらどうしよう」と焦りを感じている人。

私は、後者の方でした。

それで、訓練校に通いながらも正社員に限定せず、派遣社員やアルバイト雇用の求人も探し始めました。

ハローワークに掲載されている求人やインターネットの転職サイトを中心に、毎日3~4回、気になっている業種やキーワードで検索をかけて調べまくって、そして良さそうな求人に応募しました。

「そんなに頻繁に求人をチェックしても、出てくる内容は変わらないだろう」と思ったかもしれません。──実際、その通りでした。

ですが、とにかくチャンスを見逃したくなかった。新着情報には私がいちばん早くチェックして、そして応募したかった。その一心でした。

なかなか良い求人に巡り合えず、そして「ここなら良いかな…」と思った求人に応募しても書類審査や面接で落とされて…という日が続きました。

特に、正社員求人はハードルが高く感じました。
このコロナ禍で、正社員への転職は殆ど無理だろうと思いました。

ある時、事務系の仕事向けの小さな派遣会社が新着求人を出していて、福利厚生もしっかりしていそうと感じて応募したところ、そこでようやく「採用」となりました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた環境は。

新しい職場

私の最初の派遣先は、いわゆる「大手ゼネコン」の事務職でした。

従業員は数千人と多く、オフィスもとても広くて。
社内は営業の人たちで活気づいていて、(この会社は、コロナ禍の影響はあまり受けていないのかもしれない…)と感じたほどでした。

上司の方は私の状況を親身になって話を聞いてくれ、「うちの会社で長く勤められたら良いね」と言ってくださいました。

ですがそれから2~3ヵ月ほど経って、フロア内の営業の人たちの活気が少し影を潜んだようになってきて。
どうやら案件がどんどん減っていったようで、そのうちに上層部から有給消化を推奨する連絡がきました。

コロナ禍の影響が、少し後から、そしてとても大きくやってきてしまったのです。

結局、私はわずか半年の契約で派遣打ち切りとなってしまいました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そして、これから目指していきたいことは。

これから目指していきたいこと

派遣会社が別の派遣先を紹介してくれたため、また来月から新しく勤めることが決まっています。

こうした「次の職場がある」という点は、派遣社員としての働き方のメリットなのでしょう。
今この時期においては、正社員雇用にこだわって転職活動をしなくて正解だったのかもしれません。

また、事務職の仕事は私の性にも合っていて、経験を積めたことには満足しています。

ただし、今回はじめて受けた「契約期間の打ち切り」は、やはり残念でしたし、不安も感じました。

◇ ◇ ◇

これからの働き方については、やはり「正社員」を目指していきたいですね。

正社員ならリストラされない限り会社に居続けられますし、賞与のあるところも多いでしょう。

今後は直接雇用を前提とした派遣先を探したり、正社員雇用での求人を探していきたいと思っています。

それから、今はテレワークも当たり前のようになっているので、求められたときに柔軟に対応できるよう、パソコンスキルの向上や資格取得も積極的に行なっていきたいです。

今回の転職活動をしていく中で、「自分の強みを持った方が良いな」と感じることが多々ありました。

特にコロナ禍の今、少しでも自分が興味を持てるようなことをしたいならば、やはり知識やスキルは欠かせないでしょう。

これかの社会がどうなっていくか、私にはまったく分かりません。

ですが、社会よりも先にまず「自分がどうしたいか」です。
そして、それを実現できる機会(チャンス)に乗り遅れないよう、日々の鍛錬と、そしてアンテナをしっかり張って頑張っていきたいです。

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