『みんなの転職「体験談」。』
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転職体験談:コロナ禍で、勤務先の職場が閉店。大好きだった「接客」を手放して。

バンピー さん(女性 32歳 京都府)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
食品メーカー
職種
販売職
従業員規模
約100名
年収
250万円
会社名

転職後

AFTER
職業
食品メーカー
職種
工場作業員
従業員規模
60名
年収
200万円
会社名

目次

バンピーさんの転職ストーリー

1これまでの私

京都の街中にある、私の働くお店。

販売スタッフのイメージ

転職は、2020年6月に行いました。

それまで私は、食品メーカーの製造する自社商品の直営店舗で、販売スタッフとして仕事をしていました。

店舗には社員2名とパート・アルバイトの合計8名が在籍しており、インバウンドや観光客を主要ターゲット層として販売を行っていました。

店舗は京都市内にあり、外国人旅行者の方が日本人よりも多く来店されていました。

私は一応外大出身ということもあって、流暢とは言えませんが自社商品のメリットを英語で説明するようにしていました。
そうしてコミュニケーションを取ると、大抵相手は好意的に、私たちの商品の良さを理解してくれます。そして、満足そうな笑顔を見せてくれることがなによりもの達成感でした。

店長

「東京オリンピックが近づくにつれて、どんどん客足が増えてきてるな…!」

当時は、新型コロナ感染が始まる前の2019年。
思い返すと、この頃は皆笑顔で、活気に満ちていました。──お店のスタッフも、私も、お客さまも。

売り上げも毎月、過去最高を上回っていて、そうした達成感も感じられていました。

家族構成は夫と2人暮らしです。私も夫も正社員勤務でしたので、家計は比較的余裕もあって、旅行(国内ですが)も年に2回くらい行っていました。

2転職のきっかけ

これまでの好景気が噓のように、状況ががらりと変わって。

コロナ禍

2020年4月から新型コロナ感染が本格的に広がり、私たちの店舗の売り上げは壊滅的な被害を受けました。

国からの給付金ではとてもやっていけず、店舗はその2ケ月後にとうとう閉店することになりました。

店長

「まあ、君は本社で事務の仕事があるから、大丈夫だよ。あまり心配しないで」

閉店を告げられた後の面談で、店長はそう言って慰めてくれましたが、正直ショックな気持ちが大きくて、その気遣いはまったく心に届きませんでした。

やりがいを感じていた接客の仕事ができなくなること、そして一緒に仕事をしてきたパートやアルバイトの仲間たちは解雇になることが決定したこと。

数日考えましたが、それらの事実はとても重く、「気を取り直して頑張ろう」という気持ちには到底なれませんでした。

(──でも、だからといってどうすればいいんだろう)

何日間もかけて考えました。

そうしてようやく出した結論は、「転職する」ということでした。

3転職活動中

コロナ禍で、販売職を続けるのは難しい?

転職活動

転職活動を始めたのは閉店決定の話を聞いた6月からです。
職場には内緒で、密かにすすめていました。

転職エージェントに登録したり、転職サイトから求人情報を調べてみたのですが、私が好きな接客業についての募集は殆どありませんでした。

業界を問わず、コロナ禍の影響を大きく受けている時期だったのです。
夫にも相談しましたが、

「今の状況では、接客業で就職先を見つけるのはしばらく難しいかもね」

と言われました。
分かっていたことでもありますが、他人から言われるとやはりズシンときます。
(もう、接客業は諦めるしかない)と考えて別の職種を探し始めました。

接客業がダメなら、私はその他でどんなところで働きたいのか。

ずっとずっと考えて、ようやく出た答えが「食品に関わる仕事」でした。

食品業界でしたら、これまでの食品メーカーで培った食品に関する経験を活かせるでしょうし、さらに磨くこともできるかもしれません。

そうして再度求人を探し、食品メーカーの製造部門に関する募集に何社か応募したところ、幸運にもそのうちの一社から採用をいただくことができました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた環境は。

新しい職場

新しい職場は、食品メーカーの「工場」、パート勤務です。
まったく初めての環境でした。

他のスタッフの方々は、40歳前後の主婦が常時30名程度いました。
入社してすぐに気付いたのが、長く働いているベテランの方と経験の浅い人の派閥ができていることです。
私は自然と「経験の浅い人の派閥」に組み込まれました。

いつも派閥間でバチバチやっているという訳ではありませんでしたが、ベテラン勢の人たちはとにかく、舌を巻くほどの仕事の速さでした。

ベテランも新人も時給はちょっとしか変わらないらしく、更には、

先輩スタッフ

「気を付けてね、あんまり手際が悪いと(ベテラン勢の人たちが)工場長に告げ口されるから」

とのことで、(これは気を引き締めてやらないと)と思い、とにかくいち早く仕事を覚えてスピードアップに取り組むことを目指しました。

5その後、どうなったか。

これまで学んできた知識を捨て、新しく学び直すこと。

これから目指していきたいこと

工場勤務になって早1年が経とうとしています。

新しい職場に移ったことで、以前では考えられないほど多くの「刺激」を受けました。

カルチャーショックというのでしょうか、前職で当たり前としていたルールが全く通じなかったり、時間効率や安全管理の考え方で学ばされたり。
新たな環境に身を置いたことで、客観的に自分を見つめ直すきっかけにもなりました。

一方で、これまで積み重ねた接客の経験や実績は新しい職場ではあまり役に立てておらず、それを考えると少し寂しい気持ちにもなります。

まあ、仕方のないことでしょう。 夫からは、「それはアンラーニングと言うんだよ」と言われました。

アンラーニングとは、「学習棄却」とも言って「これまで学んできた知識を捨て、新しく学び直す」という意味です。

人はどうしてもこれまで経験したことにしがみついてしまう習性があり、ですがそのままだと環境変化に適応できなくなる、ということでした。

◇ ◇ ◇

今回の転職を振り返って、「食品関係の仕事に再び就くことができたこと」については素直に喜んでよいだろうと思っています。

その上で、製造部門だからこそ学べる「安心安全な食品づくり」や「製造工程上の効率的な業務遂行」について、しっかり理解し学んでいきたいと考えています。

今はパート契約ですが、ゆくゆくは準社員や正社員へ雇用にチャレンジしていきたいと思います。
そのためには、ベテラン勢の方々よりも負けない作業スピードとルールの理解度、そして信頼を得られることを目指す必要があります。

どれも一朝一夕で到達できるものではありませんが、毎日の業務からコツコツと積み上げていきたいと考えています。

コロナ禍に始まった今回の大きな環境変化は、私の仕事人生のターニングポイントになりました。
この変化に対応して、そしてこれから先の新たな変化にも対応していけるような、そんなキャリアを築いていきたいです。

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