『みんなの転職「体験談」。』
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40を過ぎてからの、SE転職。やれることは、全部やる。|私の転職体験談

アラフィ さん(男性 45歳 東京都)
成功!

転職前

BEFORE
職業
情報通信
職種
SE
従業員規模
1,000人
年収
700万円

転職後

AFTER
職業
情報通信
職種
SE
従業員規模
20名
年収
850万円

目次

アラフィさんの転職ストーリー

1これまでの私

エンジニアらしくない、私

社内のイメージ

これまで、ずっとSE(システムエンジニア)として働いてきました。

転職を考えたのは40才の頃です。
きっかけは、子ども2人の教育費を考えて給与をもっと向上したいと考えたこと、それから職場の人間関係に不満を募らせていたことです。

私は、よく取引先の担当さんから「エンジニアらしくないですね」と言われることがあります。
学生時代から情報工学を専攻しており、根っからのエンジニア専門職ではあるのですが、エンジニアの割には(といったら失礼ですが)ビジネスマナーや、それから清潔感を意識するタイプだったからかもしれません。

あと、自分で言うのもなんですが、気配りや相手を立てるのも得意でした。
これは大抵のときは良い方面に活用するのですが、ときに「ゴマすり」「おべっか使い」と周囲から反感を買われることもありました。

2転職のきっかけ

私が業務に集中できなくなった理由。

考えるイメージ

仕事を頑張って結果を出せれば、自然と上司からは評価されやすくなるでしょう。
ですが、同期や他の同僚からも同じように評価されるとは限りません。

私の場合は、特に年上の同僚からの風当たりが強かったです。
どうやら、私が「太鼓持ちだけで、上司の評価を貰っている」というように見ているようでした。

そして、職場ではときに同僚からの評価が決定的になることがあります。
年上の同僚であったFは、周囲の社員と結託して私を「ゴマすりばかりの、排除すべき社員」というように扱うようになりました。

まず、話しかけてもあからさまに嫌そうな顔をされたり、聞こえないふりをされたりしたこと。
それから、飲み会やランチに一切誘われないようになったこと。
休憩室に私が来ると、申し合わせたように先にいた皆が散開すること。

最初のうちは「放っておこう」と思っていましたが、そんな態度を何日も繰り返されていくうちに、私もイライラが募ってきてしまいました。

あるとき、とある業務で初歩的なミスをしてしまい、上司から「君らしくないね。気持ちが散漫になっているようだから、もっと業務に集中しなさい」と言われました。
そして、それをFたちが遠くからにやにやしながら観ていました。

ミスをしたのは、確かに意識が散漫していたからだと思います。
そしてその原因は、間違いなくFたちへの悪感情でした。

(こんな職場環境で、この先きちんとした品質で業務遂行できるのだろうか)

そんな風に思う日が何日も続いて、そして私は「転職しよう」という気持ちになったのです。

3転職活動中

「なるべく早く」の転職活動。やれることは全部やる。

転職活動のイメージ

転職活動は、ハローワークおよび新聞掲載される高額求人の2つのみにスポットを当てて活動しました。

過去の転職活動でもハローワークを利用しました。
担当者がついて、適正に対するアドバイスや、面接練習などもしてくれる点が、私には合っている感じがしました。

転職エージェントを使わなかった理由は、自分の道は自分で見つけたいからです。民間の転職サービスは、どうしても営業的なごり押しを受けることが多い──、そういう風に思っていました。

転職活動は、なるべく早く進める必要がありました。
家族4人分の生活費は毎月相当な支出になります。「辞めてからゆっくり探そう」という状況ではありませんでした。

妻からは退職日と次の会社の入社日の間隔をなるべく空けない様にすることを転職の条件として提示されていました。

そのため応募企業への信頼獲得の狙いも込めて、前職を退職する前に私はRPA系の資格と、それからAzure、AWS系の研修課程修了証明を取得しました。

企業研究と応募書類の作成も、出来る限り丁寧に行いました。

ちなみに、私が面接の際に特にPRしたのは以下の3点です。

  • SEとしての実務経験だけでなく、WindowsアプリやWebアプリ、クラウドAPI側のプログラムコーディング経験があること。関連する資格をいくつか取得していること。
  • 40歳でもコーディングやテストといった下流工程の業務もしっかり行えること。気配りや協調性があること。また、若い人から学ぶ思考や姿勢があること
  • 前職までの知見・技術・経験を生かして「目立たずに、組織の縁の下を支える人材を目指す」こと

活動を続けていって、「この企業だったら、ぜひ入社したい」という会社が3社ほど残りました。
そこで私はもう一度それら会社をよくよく吟味して調べて、「なぜこの会社に入りたいと思ったのか」を事業内容、保有技術、社員への技術スタディの充実、社員の雰囲気、創業年数から、更には待遇面、福利厚生、退職金や休日日数、勤務地や距離感、持株会などまで確認していきました。

自分のやりがいとマッチしているのか?」「なぜこの会社にピンと来たのか?」を十分に深掘りして、時間をかけて応募書類の見直しを行いました。

結果として、3社のうち2社から内定を頂き、私はその中の「創業1年目の中小企業」を選択しました。

4転職後

転職してからの、その後の私

新しい職場

転職をして、5年が過ぎました。

課長職として入社してから色々な困難がありましたが、なんとかかんとか解決して、そうするうちに問題解決能力とスピーディーな提案能力を買われるようになって。

現在では、部長職として働いています。

最近では、「将来的には会社役員にチャレンジしたい」と思うようになりました。

◇ ◇ ◇

転職を成功できたポイントはどこにあったのかを考えたとき、私の場合は2つあったと思います。

ひとつは、従業員規模の少なめの中小企業をターゲットにしたこと

中小企業は「不安定なリスクがある」と転職先としては敬遠されがちですが、私は「管理職や役員」を目指すなら、人材不足な中小企業こそ、その可能性は大きいと思っています。

もう一つは、「信頼できる上司」を見つけること
これは、その会社で上手くいくための一番重要な点だと思います。

新しい会社でも、最終面接に出られた直属の上司がとても良い人柄で、入社した後の関係構築もスムーズでした。

5その後、どうなったか。

転職をしても、人生は続く。自分の経験も、人とのつながりも。

前向きなイメージ

当時の転職を振り返って思うことは、やはり家族がいることの大切さになります。

会社を辞める時も、新しい会社に入社する時も、支えてくれたのは妻の存在だと思って感謝しています。

私が辛いときも毎日、ご飯を作ってくれ、私の仕事への価値観や悩みを相談でき、一人では道を間違えそうになっても、妻の別の視点からの一言で気づきを得られたこともありました。

まだまだ、子供に手のかかる時期ですが、私を仕事に集中させてくれる環境も整えてくれました。

前職で良くしてくれていた先輩方も今では会社の重役になって、私の新しい会社に仕事を発注してくれる、良い関係性のお客様になりました。

仕事で積み上げてきたことは、人間関係を含めて会社を辞めても続くものなのだなと、人と人との繋がりの大切さを改めて気付かされ、大変ありがたいなと思う日々です。

転職をしても、人生は続きます。自分の経験も、人とのつながりも。
だから、転職は「リセット」ではなく、あくまで「軌道修正」なんでしょうね。

今の会社で、このまま働き続ける予定です。
ですが、将来また転職しなくてはならくなったときに適切な軌道修正ができるように、毎日の経験と人との縁を大切に、積み上げていきたいと思います。

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