『みんなの転職「体験談」。』
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転職体験談:飲食業から広告代理店ライターへ。「好きを仕事」に。

転職前

BEFORE
職業
飲食店チェーン(外食産業)
職種
事務
従業員規模
100人
年収
350万円
会社名

転職後

AFTER
職業
広告制作会社
職種
ライター
従業員規模
200人
年収
250万円
会社名

目次

ゆかりさんさんの転職ストーリー

1これまでの私

仕事への漠然とした不安と、家庭でのささやかな幸せ。

出勤中の女性イメージ

転職は、今から2年前のことです。
当時は地元の中小規模の飲食店をチェーン展開する会社の正社員として、事務職に就いていました。

もともと、大学卒業後に特にやりたいことや夢があったというわけではありませんでしたが、運良く就職することができた会社でした。

雇っていただいた恩義はあるものの、なんとなく「本当に自分はこのままの働き方でいいのだろうか」といった漠然とした不安を覚えながらも、仕事を続けていました。

家族構成は、夫と猫の3人です。
残念ながら子宝に恵まれることはありませんでしたが、夫婦の生活は楽しく、大きな喧嘩もなく20年間、ささやかながらも幸せを感じていました。

今まで頑張って働き続けられたのも、そうした暮らしが生きがいになっていたからだと思います。

2転職のきっかけ

明るい見通しが立てられない。会社にも、わたしにも。

東京の上空イメージ

私が転職しようと思い立った理由。──それは、「コロナ禍」でした。

ご存じのとおり、外食産業はコロナ禍によって大きなダメージを受けました。

私が勤めていた会社も経営状態はみるみる悪くなり、緊急事態宣言やまん延防止措置の一環で飲食店の時短営業や酒類提供が制限されるようになって以来は、仕事量が更に激減しました。

当時、テレビやネットのニュースで外食産業の人たちが店内食から「デリバリー」や「持ち帰り」にシフトチェンジして新たなサービスを導入したという話を耳にした人も多いとと思います。

ですが、当時の会社の経営陣は「これまで通りの経営を続けていく」という判断を下しました。

きっと、その判断には色々な考えや葛藤もあったのだと思います。
ですが、その経営方針に対して私たち従業員は明るい見通しを感じることはとてもできませんでした。

結果、ひとり、またひとりと会社に見切りをつけて辞めていって。──その中には、もいました。

3転職活動中

はじめて、「好きな仕事」を目指してみた。

転職活動で書類作成をする女性イメージ

転職活動にかけた期間は、おおよそ3ヶ月です。

転職サイト、転職エージェントのサービスを4つほど利用しました。

実は転職前から副業でライターをやっており(クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを利用して、ネット上で案件に応募する形式です)、転職についても「ライティング業務に携わることのできる仕事にしよう」と考えていました。

転職先の職種を、「ライター」という形で早いタイミングで絞れたのは良かったと思います。

反省点は、とにかく時間を取れなかったこと。

前職で働きながらの転職活動でしたので、ポートフォリオも中途半端なものになっていましたし、きちんと応募企業の調査をしないまま応募、面接当日を迎えてしまうこともありました。

そんな状況でしたので、私の転職活動は相当に苦戦を強いられました。

飲食業の事務からライターという、まったくの異業種・異職種への転職だったから、というのもあったと思います。

多くの会社は「経験者かつ即戦力」であることや「資格やスキル」を期待していることが多かったです。
書類や面接もしょっちゅう落とされましたし、逆に「未経験者歓迎」「初心者でも勉強しながら活躍できる」と謳っているような会社は給料が信じられないくらい低くて。

なんだか、「それでもいいなら働かせてあげてもいい」と上から目線で言われているような気持ちにもなりました。

不通過の連絡を受けるたびに、意気消沈する私。そして、そのたびにそばで励まし続けてくれる夫の存在にとても助けられました。

1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、そして3ヶ月目。
ようやく一社、広告制作会社のライター職で、内定を頂きました。

在宅勤務の仕事で、給与は前職より大分低くなりましたが、私が求めていた仕事内容でした。

4転職後

「自信持てるようになるまで、フォローするから」

在宅勤務中の女性イメージ

転職後の新しい職場は、「自宅」です。

副業ではなく本業としての在宅勤務は初めてでしたので、果たしてどんなものかと不安な気持ちもありましたが、実際始まってみるとかなりやりやすかったです。

他の社員とはZoom等のWeb会議をはじめ、電話会議やチャットツールでやり取りしていて、仕事の指示を受けたり納品物の連絡をしたり。

やり取りの内容は私が手掛ける文章についての、依頼や途中報告、そして原稿の提出などです。
作業をはじめて、「ついに私も文章作りという好きな仕事に就くことができたんだな」と、しみじみ思いました。

びっくりしたことは、社員の皆さんがとてもポジティブでパワフルだったこと。
常に仕事のことを考えて、仕事中心で動いているという印象でした。そんな働き方を見て、私もエネルギーを貰えることが多かったです。

入社して1ヶ月経った頃、「うまくできた」と思った原稿に対してたくさんのダメだしを貰ってしまい、納期を遅らせてしまったことがありました。

校閲担当の方にフィードバックをいただきながら一緒に修正をしていたのですが、私がかなり落ち込んでいることが伝わったようで、

先輩

「自信持てるようになるまで、フォローするから」

と、言ってくれました。

5その後、どうなったか。

自分の意志で、「一歩踏み出す」ことの大切さ。

自宅のデスク仕事場イメージ

今回の転職を行って気付いたこと、それは「人生に遅すぎるということはない」ということです。

そもそも40歳を過ぎてから新たな仕事に飛び込むこと自体、とても怖いことですし、躊躇してしまいがちです。
それでも人生100年時代の今、やらない後悔よりやった後悔の方が納得いくでしょう。

一方で、残念に思えることを挙げるとすれば、「どうしてもっと早くに転職活動をしなかったんだろう」ということです。

私の場合、動き出すきっかけは「コロナ禍」でした。
でも、その前から仕事への不満や葛藤はありました。自らの決断で転職活動ができていれば、今よりももっと早く新しいスタートが切れて、たくさんの経験が出来ていたのだろうと思います。

◇ ◇ ◇

これから先、以前お世話になった人たちに恩返しができるような広告や記事を制作していくことができればと思っています。

自分の仕事を通して世の中の役に立てるということは、とても幸せなことだと思います。そして、その充実感を知っているからこそ頑張ろうと向上心を持ち、成長し続けていくことができるのでしょう。

将来に実現したいことは、「自分の名前で、仕事を取れる」ようになることです。それができたら、今度は独立にもチャレンジしてみたいと思っています。