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看護師として、給料アップを目指して転職した結果は。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
医療関係(クリニック)
職種
看護師
従業員規模
10名ほど
年収
約250万円

転職後

AFTER
職業
医療関係(総合病院)
職種
看護師
従業員規模
50名ほど
年収
約450万円

目次

なかよしさんの転職ストーリー

1これまでの私

48歳独身。看護師として働くも経験が少なくて。

イメージ図:48歳独身。看護師として働くも経験が少なくて。

私は当時、小規模なクリニックで、看護師として働いていました。
収入は少なく、毎月ギリギリの生活でした。

実は、これまでにも何度か転職経験はあったのですが、計画性がなく、その場しのぎで仕事を選ぶ傾向があり、ついつい楽な仕事を選んできたという経緯があって。

そのため、看護師として積み重ねたキャリアや経験も少なく、どうしてもお給料が低めの仕事を選ばざるを得ない状態に陥っていたのでした。

やりがいや、生きがいなどについても、深く考えたことすらなかったように思います。

年齢的にも、結婚するという選択肢は除外されつつあり、その一方で、老後に対する不安も感じられるようになってきて、

(このままではいけない…!)

という思いが沸々と沸き上がってきた、そんな状況でした。

なんとか自分を変えなければという思いが、「転職」を後押ししていたのだと思います。

2転職のきっかけ

看護師は私一人。給料が上がる気配も、ボーナスもなく。

イメージ図:看護師は私一人。給料が上がる気配も、ボーナスもなく。

転職の最初のきっかけ──ですか?
率直に言えば、勤めていたクリニックのお給料があまりにも少なかったことですね。

面接で、「今後の働き次第でアップするから」と口約束はしてくれていたものの、まったくアップする気配はありませんでした。残業代を支払うのがもったいないからと、仕事が残っていても「帰宅しろ」と追い出されるような病院でした。

一方で、人を雇うと余計なお金がかかると言って、最小限の人数しか雇ってくれないため、雑用が多かったです。しかも看護師は私一人でしたので、仕事が多い上に、すべての責任がのしかかってくるような状況でした。

他の看護師仲間に相談したり、交代してもらったりすることも出来ず、しかも他の部署の人たちの質問攻めにあい、精神的にもかなりきつかったです。

最終的なきっかけはこれも当初口約束されていた、「ボーナス」が1円も出なかったことでしょうか。今思えば、「ブラック病院」と呼べるようなクリニックでした。

3転職中

転職活動では、初めて「転職エージェント」というものを利用しました。

イメージ図:転職活動では、初めて「転職エージェント」というものを利用しました。

クリニックを辞めた後、すぐに新しい仕事を探す必要があったため、看護師専門の転職エージェント「ナースではたらこ」に登録しました。

「ナースではたらこ」では、専門の転職エージェント(キャリアコンサルタント)の方が、直接求人の応募やおすすめ求人などアドバイスしてくれました。

実際にどんなことをしてくれたのかというと──、
近所まで、出向いてくて相談に乗ってくれたり、転職先をいくつも提示して下さり、メールで質問すると、問い合わせて返答してくれましたし、履歴書の書き方や、面接の対応などもいろいろとアドバイスしてくれました。
あと、面接当日には、付き添ってくれました。さらには、初出勤の前日には豪華な花束まで!

私自身、この時期は心細さや、焦り、不安を多く感じていていましたので、そんな転職エージェントの方の存在は、本当になによりもありがたく感じましたね。──この時までは。

初出勤の日、その病院の事務長さんにこんなことを言われました。

事務長

あなたの採用で転職エージェントに高額な報酬を支払ったんだから。その分働いてもらわないとね

それを聞いて、「ああ…、そういうことだったのか」と思いました。私は転職エージェントの方の親身な対応を、あたかも無償の奉仕のように感じていたところがあったのでしょう。…自分の認識の甘さを痛感しました。

転職エージェントの方に「感謝」の気持ちは今でも十分あります。ですが、同時に私は、自分が「世の中の仕組みをまったくわかっていなかった」ということを思い、そして、なぜそう思うのか言葉ではうまく言い表せませんが「悔しい」という気持ちすらも、強く感じました。

4転職後

給料は良いのですが、仕事内容がハードでした。

イメージ図:給料は良いのですが、仕事内容がハードでした。

これまで楽な仕事ばかり選んできた私でしたが、今回は「高額なお給料」にひかれて仕事を選びました。
その仕事は、看護師の仕事の中でも、かなりハードな部類のお仕事でした。

夜勤もあり、救急の受け入れもありますし、残業は必須。最悪の場合、日勤を終えた後に、そのまま夜中の2時まで働くようなことも。

大規模な個人病院でしたが、総合病院ほど仕事が分業されているわけではありません。雑用も多い上に教育には力を入れていて、貴重な休日や昼休みはほとんど勉強会やカンファレンスでつぶれる有様でした。

50歳間近という年齢の私には、体力的にかなりきつかったですね。

これまでの経験が少なく、かなりの勉強が必要で、年下の先輩たちに指示を仰ぐのも精神的に辛いものがありました。

それでも、しっかりとした信念と向上心があれば、乗り切れたのでしょう。

──ですが、私にはそれが無かったのです。

5その後、どうなったか。

自分の能力や適性を加味しながら、転職先を決める。

イメージ図:自分の能力や適性を加味しながら、転職先を決める。

正直、後悔と反省ばかりですね。

「気づけて良かったこと」「学べたこと」としては、年齢を重ねれば重ねるほど、転職先は慎重に選ばねばならないということ。
自分の能力や体力を過信したり、勢いや雰囲気で、選んでしまうと、後で後悔をすることになります。

特に看護師という仕事は、経験がものをいう仕事でもあります。

年齢を重ねたうえで、新しい知識や技術を身に着けるためには、相当の覚悟とやる気がなければ、無理だと心得ておくべきでした。

また、「残念に思えること」「後悔していること」としては、多くの方々にご迷惑をおかけしたことですね。

職場の人たちは厳しくもありましたが、おおらかで明るくて、本当にいい人たちで。一生懸命、指導してくださいました。

それに応えられず、十分な戦力にもなれなかったことは、本当に申し訳なかったと思っています。

◇ ◇ ◇

現在は別の職場で、看護師として働いています。

転職の際、重視したのは、「自分の体力と能力、適性」を検討し、それにみあった職場を選ぶという事。

前回の経験を生かし、十分吟味して選んだお陰で、今は、やりがいを感じながら、毎日楽しく、仕事に励んでいます。

「今後取り組んでみたいこと」は、現在の病院で、病院が求める一流の看護師をめざすこと。

これまでは、規模が小さいとか、お給料が少ないとかなどということに捕らわれて、小さな病院で働く自分を卑下していたようなところがありましたが、「自分が働くと決めた職場で、ベストを尽くせることが、仕事なのだ」ということに改めて、気づかされました。

もちろん、小さいながらも、それなりのお給料はいただけています。スタッフも和気あいあいとしており、仕事にいくのが楽しくなるような素敵な職場でもあります。

「これから実現させたい未来像」としては、「患者さんを笑顔にできる看護師になりたい」ということです。

自分が辛かった時、苦しかった時、ちょっとした人の優しさや思いやりが、泣きたいほど嬉しかったことを思い出しながら、そんな優しさや思いやりを、常に発信できる看護師でありたいと考えるようになりました。

まさに、看護の原点に返ったような心境でもあります。

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