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転職体験談:公務員からWebライターへ。「自由に仕事できること」と、その「対価」

転職前

BEFORE
職業
公務員
職種
事務職
従業員規模
約2,000名
年収
350万円

転職後

AFTER
職業
フリーランス
職種
Webライター
従業員規模
1名
年収
30万円

目次

ゆみりんさんの転職ストーリー

1これまでの私

私と、公務員の仕事。

市役所のイメージ

転職したのは、2008年頃のことです 。
当時、私は公務員として市役所に勤務していました。

大学4年の頃、大手銀行に就職が決まっていました。
しかし、私は足が不自由でしたので、「通勤が大変だろう」と考え改め、家から近い地元の市役所に就職することにしました。

公務員として市役所に勤務している時は、父、母、妹、姪の5人家族でした。

当時の私が思い描いていた働き方とは、私と同じような体の不自由な人に役に立つ仕事をすることでした。
ですので、「いつか福祉関係の仕事に配属されたい」という思いがありました。

ですが、その想いは結局叶いませんでした。
任される仕事は、パソコン入力などの事務作業ばかりでした。
そして私は、20代の若い頃からいつも肩こりに悩まされていました。

仕事にやりがいはそれほどありませんでしたし、私自身もそれを求めていませんでした。プライベートで英会話を習ったりして、そうした新しい知識やスキルを得る機会に生きがいを感じていました。

2転職のきっかけ

ある日、上司から言われた言葉。

心身の不調に悩む仕事中の女性イメージ

公務員として働いて40歳を過ぎたころから、体調をよく崩すようになりました。
とくに退職した42歳のころは、仕事を休むことも多くなりました。

仕事は常にたくさんあり、残業も毎日でした。
若いころは何とかやっていれたのが、段々と心身が悲鳴をあげてきたのです。

急に喉が腫れたり、熱が出たりといったことがふんだんに起きるようになりました。

そんな矢先、私は上司から退職勧告を受けました。

上司

「このままだとよくないと思うんだ。──どうだろう?」

「このままではいけない」──それは、私自身何度も思っていることでした。

そう思っていたのが私だけではなかったことにショックを受け、そして「でも、辞めたらどうなる?生活はやっていけるの?」という不安、また上司の言いなりで辞めることにも抵抗もあって、とにかくもう頭の中がぐちゃぐちゃ状態でした。

一方で、「今の働き方を続けていたらいずれ病気になってしまう」という危惧感もありました。

結果として私はやむなく、公務員の仕事を辞めることにしました。

3転職活動中

今の私にできる仕事は、この世にあるのだろうか。

ネットで調べ物をする40代女性イメージ

退職前に、いちどハローワークに通って、「今の仕事が自分に合っていないので、何か良い仕事を見つけたい」と相談したことがありました。

ですが、ハローワークの人は「公務員よりいい仕事はないですよ」と答えて、ちょっと冷たい態度でした。
私の話をまともに聞こうとしない──、そんな印象でした。

とても残念に思いながら、「今の仕事がやっぱり一番いいのかもしれない。自分に合ってないと感じていても、我慢しなければいけないのだろう」と思い改めたりもしました。

ですが、その公務員も辞めてしまい、完全な無職状態になってしまったのです。

仕事を辞めてから4年間は、何もせず、家でぶらぶらしていました。

公務員には失業保険がありません。
退職金と足の不自由による障害年金がありましたので、生活はなんとかできました。

ですが、貯金はどんどん減っていき、急な支出や「何か買おう」と思ったときに、その余裕はありませんでした。

今の生活を改善していくためになにかやれることがないかを探して、行きついたのが在宅ワークでした。

やってみようと取り掛かったのが、Webライターの仕事です。

クラウドワーカー用のサイト「クラウドワークス」と「ランサーズ」を見つけ、そこで、ライティングの仕事を受けるようになりました。

はじめてこの仕事を見つけられたとき、とても興奮したのを覚えています。

それまで、「今の自分ができる仕事なんて、この世にないのかもしれない」と思っていましたから。

ですが、在宅のWebライターでしたら、足が不自由でも問題ありません。
また、体調に合わせて自分で仕事量を調整することもできます。

私でも、やれる仕事はまだあるんだ!」──そう、思いました。

4転職後

在宅ライターの仕事を始めて、5年が経って。

在宅ワークをする40代女性イメージ

在宅ライターをはじめて、今年でもう5年目です。

一人で仕事をしているので、職場は自宅です。

Webライターの仕事のいいところは、自分で、仕事量を調節できるところです。
例えば、「今日は体調が良くないからやめておこう」とか、「今日は、体調がいいから、たくさんやろう」というように、自分で仕事の量を調節できるところが一番の魅力だと思っています。

ですが、ここ数年は Webライターとしての仕事の限界を感じるようになってきています。

Webからお仕事を発注するクライアントさんは良心的な人もいますけど、なかには安い単価でかつ「クライアントの言うことが絶対だ」という風な考えの人もいます。

最初のうちは、どういったクライアントさんがいるかわからなかったので、闇雲に仕事を受けて、結果とても悪い評価をつけられたりと、嫌な思いをしたこともありました。

また、いくら自分で「この記事は良く出来た」と思っても、クライアントさんに評価してもらえなければ意味がありません。

たとえば、自分がこだわって書いた内容自体をクライアントさんが求めていないということもありますし、執筆テーマが私の不得手な分野で、知らずのうちに低品質な内容になってしまうこともあります。

これまでは誰にも教わらず Web ライティングの仕事をしてきましたが、ここから今以上の評価を得るためには、ライターの講座やスクールに入って、体系的に Web ライティングの仕事を学ぶ必要があると思っています。

5その後、どうなったか。

公務員からライターへと転職して、今思うこと。そして、これから目指したいこと。

これからのキャリアプランを考える50代女性のイメージ

公務員からライターへと転職して思うことは、「自由であることと、その対価」についてです。

以前の公務員の仕事は、時間が決められていて、業務の内容もきっちりと決められていて、自由さは全くありませんでした。

そういう意味では、今のWebライターの仕事は本当に自由です。

ですが、現在の収入は公務員の時と比べると1/10ほどのままです。
5年以上ライターの仕事をしていても、収入が上がらないのです。

収入が上がらない理由は、私のライティングとしての技量が停滞しているからでしょう。
書き続けていれば執筆速度が上がるなどの成長も見られるのですが、しょせん独学ですので限界があるのだと思います。

「自由でい続けるための、相応の努力」──これが、私のいう「対価」のことです。
その努力が、私にはまだ不足しています。

もうすでに50歳を過ぎましたので、若い人のようながむしゃらな努力はできないでしょう。ですが、まだやれることはあるはずです。

目指したいと思っていることは、「一緒に頑張りたい」と思えるクライアントさんに多く出会えること。
そして、クラウドワーカー用のサイト経由ではなく、直接クライアントさんから名指しで仕事を請け負える、そんな存在になりたいと思っています。

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