『みんなの転職「体験談」。』
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きっかけは妻の一言。カーディーラー営業から保育園の子育て支援員に|私の転職体験談

デンタルフロス さん(男性 40歳 大阪府)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
カーディーラー
職種
営業
従業員規模
1,000名
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
保育園運営
職種
子育て支援員
従業員規模
30名
年収
400万円

目次

デンタルフロスさんの転職ストーリー

1これまでの私

40歳間近のカーディーラー営業、夫婦二人暮らし。

イメージ図:カーディーラー営業として働く男性

転職したのは2022年のことです。
それまでは、国産ディーラーで営業職として働いていました。

家族構成は、当時は妻とのふたり暮らし。 ──今では、もう3人増えました。転職してから誕生した娘と、ペットは猫を2匹。

当時の話に戻しましょう。
カーディーラーでの私のやりがいは、車の車の楽しさ、便利さをお客様に伝えることでした。

プライベートの楽しみは、ドライブ。
まさに、車漬けの毎日でした。

ときどきサーキットへ自分の車を持ち込んで走るなど、普通の車好きのレベルを越えた楽しみ方をしていました。

もちろん車のメンテナンスは自分で行います。
チューニングして自分の車を如何に速く楽しく、安全にドライブするか、そして愛車に妻を乗せて楽しく出掛けることを、生きがいとしていました。

2転職のきっかけ

転職のきっかけは、妻の一言だった。

イメージ図:出産・子育てに対してナーバスになっている妻

転職のきっかけは妻が子供を欲しがったことでした。

妻は当時39でしたので、出産に大きな不安を抱えていました。

車の仕事はやりがいも給料も良かったのですが、いかんせん拘束時間が長かった。
週6出勤で始発から終電まで働くことも多く、少ない休みもお客様から呼び出されることもありました。

あるとき、妻からこう言われました。

「子育ては、全部私がすればいいと思ってない?」

妻の主張は、「転職して、もっと時間のゆとりを持ってほしい」ということでした。

たしかに、当時の働き方で子育てをできるとは私自身思えませんでした。
また、妻の方でも1人で子育てをしていく体力の余裕がないことは明らかでした。

私自身はそのとき、そこまで子供が欲しいとは正直思っていなかったんですよね。
仕事も楽しかったですし葛藤もありました。

ですが、結局は妻の意向に従い転職することを決めました。

振り返ってみると、転職活動を始めるときの自分は渋々でした。
──でも、今となっては、それでよかったと思っています。

3転職活動中

「そもそも、俺は本当に転職したいんだっけ?」

イメージ図:転職活動中の男性

転職活動は半年ほどかかりました。

一言でいうと、大変でした。

仕事が忙しくて時間がほとんど取れなかったのです。

しかも上司に退職の意思を伝えたところ、あからさまに嫌な顔をされました。
次の担当に引継ぎをしたいのですが、「皆も忙しいんだよ」と言われて一向に進みませんでした。
私も私で段々と腹が立ってきてしまい、上司との関係も段々とギクシャクしたものになってしまいました。

そのうち、(なんでこんなに苦しい思いをしないといけないのだ。そもそも、俺は本当に転職したいんだっけ?)と自問するようになって。

そんな不安は妻にも飛び火しました。
これから先の将来が不安だと、よく言われました。そして、その気持ちは私も一緒でした。
自分たちの将来はこれからどうなってしまうんだろう?って。

そして、結局その不安を解消するにはもう、転職を終わらせるしかなかった。
もうやるしかないだろうと、とにかく活動を続けました。

求人探しに利用したサービスはマイナビエージェントリクルートエージェントエン転職です。

最初は現職と同じ車業界で仕事を探していました。
ですが、求人は35歳までの募集が多く、それでいて残業の少ない職場となるともうほとんどありませんでした。
(正確に言うと、あることはあったのですが「営業職以外」となると私が応募できる求人はどれも年収が低いものでした)

あるときエージェントの担当の方が「これまでと違う業種にもチャレンジしてみませんか」と提案してくれて。

それで私は、(どうせだったら、子育てにも役立てる仕事に就くのもいいかもしれない)と考えていたこともあってそう伝えると、ある保育園運営の会社を紹介されたのです。

求人票に記されていた「主な仕事」は、保育園の運営業務、そして保育士の仕事でした。
保育士の資格はありませんでしたが、「子育て支援員」という資格なら働きながら取得できること、そしてゆくゆくは運営業務がメインになることを聞いて、ぜひ受けてみようと思ったわけです。

結果、そこで私は採用を貰えました。
これまで営業職でしたので数値管理に強みがあったこと、そして採用担当とのフィーリングがマッチしたのが決め手でした。

年収は500万円から400万円への100万円ダウンとなりましたが、残業はほとんどなく土日祝日もしっかり休めるという条件でした。

4転職後

新しい職場は、保育園。

イメージ図:保育園の様子

転職後の私の職場は、保育園です。
仕事内容は保育園の子どもの世話、そして事務仕事、更には調理補助もあって、要は「保育園の何でも屋」でした。

とにかく、何から何までが「初めての経験」です。

私が勤務する保育園は0歳から2歳クラスまでの子ども達をお預かりしますが、ここまで小さな子ども達との触れ合いも初めてでした。

良かったことは、営業で培ったコミュニケーションが役立ったこと。
保育園の仕事は、なにかと保護者の方々と接することが多いのです。ですが、これはすぐ慣れました。
職場は違えど、顧客の要望をしっかり聞いて、安心してもらって、そして信頼関係を得る。そういったプロセスはカーディーラーも保育園も一緒でした。

あと、職場の人間関係も非常に良好だったことも、幸いしました。

苦労したことといえば、最初は子どもたちの扱い方が全くわからなかったことです。

なにしろ、オムツの替え方すらわかりませんでしたから。
勤務して最初の1週間は、「子どもの世話に関しては、全く役に立てていない」状態でした。

体力的な疲れも大きかったです。
私はどちらかというと背が高い方なので、子どもと手をつないで歩くときも少し傾くか低くしないと子どもの手を引っ張ってしまう状態になります。
無理な体勢で居続けることになるので、はじめのうちはしょっちゅう腰痛になりました。

あとは、覚えることが本当にたくさんありました。
全くの異業種でしたのでとうぜんではあるのですが、たとえ仕事が早く終わっても家に帰って予習・復習に明け暮れる日々が続きました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うことは。

イメージ図:子育て支援員として働く男性

今回の転職での一番の気づきは、「子どもはかわいい」ということでした笑。

人様のお子さんでも、本当に可愛いです。「子は宝」とは、本当によく言ったものです。

転職してすぐに妻が妊娠して、その後第一子を授かったのですが、子育て支援員の経験があったおかげで私は前向きにその局面をサポートできたと思っています。

子どもたちは、意外に私たち職員のことをよく見ています。たとえば、こちらがちょっとごまかすような曖昧な対応をすると言うことも聞いてくれません。

一方で、しっかり目をみて話して指導すれば、どんなやんちゃな子でも応えてくれます。

この経験は、娘の子育てにもかなり役立ちました。

残念に思える事は、たまに元の自動車業界の仕事もしたくなることです。
車の趣味に時間を費やしている時に、ふと自分の子どもが大きくなって時間に余裕ができたら、その時はガソリンスタンドでバイトでもしようか、なんて考えてしまう時もあります。

◇ ◇ ◇

今後取り組んでいきたいことは、私自身のスキルアップです。
まずは資格を取ろうと、現在調理師の試験に挑戦しています。

それから、もっとコミュニケーション力を高めること。
保育園には様々な子どもが来ますが、その中でも英語が話せないと対応できない保護者もいます。そして私は、20年ぶりに英語の勉強を始めました。

そしてゆくゆくは、保育園での仕事を続けながらも、なにかしら車の仕事もしたいと考えています。

副業でもなんでもいいんです。
子どもも大切ですが、これまで車にかけた情熱も、失いたくない。

こう思う私は、もしかしたら我がままなのかもしれません。
でも、思うんですよね。結局、人生は気持ち次第なんじゃないかって。

そして、行動は思考に先立つ。
今回の転職がそうだったように、一歩踏み出すことで世界は広がって、そして新しい気づきを得ることで、周囲の人に貢献していける知識と力を持てるようになるのだと、私は思っています。

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