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子ども2人を育てるシングルマザーの私が40代になって化粧品販売から保険営業に転職した話

転職前

BEFORE
職業
小売業
職種
化粧品販売
従業員規模
300名程度
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
保険会社
職種
ルートセールス(営業)
従業員規模
400名程度
年収
350万円

目次

河村さんの転職ストーリー

1これまでの私

30代後半、シングルマザー。子供との時間を生きがいに。

化粧品販売員の仕事

私が転職したのは3年前です。

それまでは化粧品販売員をやっていました。

私はいわゆるシングルマザーでした。

二十代後半で結婚した旦那と三十五歳の時に離婚して以来、子ども二人を実家の助けを借りつつ育ててきました。

娘が一人、息子が一人です。

正直なところ、自分一人では到底面倒を見切ることが出来なかったと思います。

ただでさえフルタイムで仕事をしながらですし、どちらもまだ小さかったし、私もいっぱいいっぱいだったので。

私の場合幸いだったのは、実家がすぐそばで六十代の母が絶えず子ども達を気遣ってくれていたことです。

時間的な余裕はほとんどありませんでしたが、身近にすぐ助けてくれる人がいるので精神的にかなり楽でした。

おかげで子どもにも余裕を持って接することが出来ました。

休みは不定期でしたが子どももまだ小学校に入る前だったので、よく平日に公園やテーマパークに遊びに行きました。

子どもとの時間が一番の楽しみでしたし、生きがいでした。

2転職のきっかけ

ほとんど上がらない給料と不定期な休みが、段々と負担になってきて。

ほとんど上がらない給料と不定期な休み

私が「転職」を思った一番のきっかけは、給料と休日でした。

もともと化粧品の販売員というのは入れ替わりの激しい業界で、二十代で辞めていく人がほとんどです。

私が四十まで続けていたのはお客様に年配の方が多く、ある程度歳のいった店員でも働きやすい店だったこと、夫と別れたために下手に退職して収入を切らしたくなかったことがあります。

しかし入社十年近く経ってもほとんど上がらない給料と不定期な休みは、子どもが大きくになるにつれ負担になりました。

将来の学費もありますし、小学校に上がった子どもとは土日しか出かけられません。

40歳直前で賃上げ交渉に失敗したのを機に、いっとき実家に金銭的に頼ってでも、私は「転職しよう」と決めました。

3転職中

転職先は、新しい未経験の分野へのチャレンジを目指して。

転職活動中の40代女性

転職先の希望は、定時で上がれそうな「一般事務」でした。

しかしそれまで全く違う職種であったこともあり、また私には特に強みとなる資格もなく、ましてや年齢も年齢でしたから、一向に決まりませんでした。

仕事の合間にハローワークや企業面接に行っていたので、休みはほとんど潰れました。

ですが、それよりも「いつまで活動しても、一向に先が決まらないこと」が、何よりきつかったです。

転職活動中、実家の両親には大変助けられました。

私の代わりに子どもにご飯を作ってもらった回数は数え切れません。

また、ハローワークでも

ハローワーク
担当の方

「事務だけにこだわるのは辞めて、これまでの『販売員』としての経験を生かせるような職を探してみてはどうですか?」

──と助言をしてくれ、いくつも会社を紹介してくれた担当さんにも感謝しています。

向こうも仕事なのはわかっていますが、かなり愚痴や悩みをこぼしてしまった厄介な私の相手を根気強くしてくださいました。

数か月経って、ようやく私は転職先を決めることが出来ました。

仕事内容は、保険のルートセールス
──これまでとは全く違う、未経験の業界でした。

4転職後

転職先の新しい職場で、待ち受けていた状況は。

保険のルートセールスの仕事

新しい職場に移るとき、

(四十歳で、未経験の新しい業界に入り込んで、本当に大丈夫だろうか…)

という不安がかなりありました。

先輩も年下ばかりでしたし、どう接したらいいか、どう接してくるのかわからないことだらけでした。

しかし実際仕事が始まってみると、ルートセールスなので研修期間を除いてほとんど他の社員さんと顔を合わせる機会がありませんでした。

前職では狭い職場に缶詰め状態だった私にはこれがとても新鮮で、気楽でもありました。

聞きたいことがあったとき誰に頼ればいいか分かりづらいことには困りましたが、それよりも「一人の気楽さ」の方が勝っていたと思います。
たまに苦手な人がいても一緒に仕事する訳じゃないから問題ありません。

この環境の変化が何より印象的であり、良かったと思ったことです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。そしてこれから目指したいこと。

転職を振り返って、今思うこと。

私はもっと若い時にも一度転職を経験しています。

ただ、そのときは同じ業界内でした。

未経験の新しい職種についた経験は、今回が本当に初めてでした。
そして、非常に多くのことを学びました。

例えば、これまでは自分の職場にいらしたお客様の相手をしていた訳ですが、現職では逆にこちらからお客様の所へ伺います。

デパートで化粧品を販売していた時には「親しみを持ちやすく、フランクなノリで」を常に心掛けていましたが、今度はいきなりお客様の所へ現れる立場です。
以前以上に礼儀や丁寧な言葉遣いを徹底するようになりました。

四十を過ぎておかしな話ではありますが、今の職場に移ってからかなり礼儀正しい振る舞いや言葉遣いは学べたかなと思います。

◇ ◇ ◇

私がこれから取り組んでいきたいと思っているのは、資格の勉強です。

現職では必ず必要な資格というものはないのですが、今後またどうしても転職が必要になることもあるかも知れません。

さすがに年齢的にも子どものことを考えてもこれで最後にはしたいのですが、先のことはわかりません。

今まで時間がないことにかまけ、あまり勉強をしてこなかったせいで今回の転職ではとても苦労をしました。

だからたくさん勉強して、何でもいいから資格を取りたいです。
もしくは私は高卒なので、いつか大学にも行きたいとも思っています。

ただしそれは子どもを先に大学に行かせられてからの話ですが…。

その『いつか』のためにも、たくさんいろいろなことを学んでいきたいです。

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