私の転職体験談:「困っている人を助けたい」。いつかの独立を目指して。
転職前
- 職業
- 保険会社事務職
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 2000~3000人(全国規模)
- 年収
- 600万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 保険会社事務職
- 職種
- 事務
- 従業員規模
- 150名
- 年収
- 200万円
- 会社名
目次
ZEROROさんの転職ストーリー
1これまでの私
困っているお客様に笑顔になってもらうため。

ある保険会社で20年ほど勤めました。
私はお客様対応を中心に行っていました。
よくお客様から
- お客様
-
「あなたはフレンドリーだから、とても話しやすい」
と言っていただくことがあります。
私としても、困っているお客様が問題を解決し、笑顔で帰っていただけるのがやりがいです。
両親は健在。私自身は未だ独身で独り暮らしです。
2転職のきっかけ
日に日に高まる「独立」へのあこがれ。

20年も勤めていれば、それなりに順調に出世コースにも乗り、部下を持つ立場にもなります。
それに伴って重役会議への出席なども増えたのですが、これまでと違い、知らなかった会社の裏側が見えてくるようになったのです。
詳しくは話せませんが、会社の将来を見据えた時に不安になってしまうような問題が多々あったのです。
- 私
-
(いっそ独立してしまおうか……? この先、結婚をする気もないし、自分の好きなことをしてもいいんじゃないか)
幸い、資格も多数持っているため、強みは備えているつもりでした。
ただ、それでもまだ知識不足は否めません。見切り発車で独立するにはまだ不安がありました。
ある日、求人サイトを眺めていると、私の資格が専門の仕事で募集がありました。
会社の規模は大きくありませんが、今後必要な資格についても、そこでなら学べると思ったのです。
3転職活動中
友人の支えもあり、転職に成功。

専門職ですので、求人倍率もそこまで高くないだろうと思い、ほとんど即決の状態でした。
運よく、友人にキャリアアドバイザーをしている者がいましたので、彼の助力もあり履歴書・職務経歴書の書き方などを教わりました。
模擬面接などもしてもらいました。
- 友人
-
「お前の場合、年齢的にこういう点をアピールして、こんな感じで話して……」
そんなことまで詳しく教えてもらえたので、非常に助かりました。
そのお陰もあり、無事に希望の会社へ就職を果たしました。
4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

以前の職場ではそれなりにベテランの域にいましたが、新しい職場では平社員です。
同業他社のため仕事内容に大きな違いはありませんが、ルールが違っていたり、上司が自分よりも年下だったりと、やりづらいことも多かったです。
慣れるまで少し時間がかかりました。
人間関係もまた一からやり直しです。
正直、もっと効率の良い進め方があるのに、と思うことはありましたが、立場的にそれを強く言うわけにもいかず。
自分の本音を押し殺しながらの仕事は、かなりもどかしさを感じさせるものでした。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

今回の転職は次へのステップ(独立)と割り切ってはいましたので、もどかしさはありますが、概ね順調です。
やはりどんな会社にも大なり小なり問題はあるものです。
会社なりの事情というのもあると思いますし、以前の職場では、そこを考えず文句ばかり言っていた自分を少し恥じました。
そして、私はやっぱり管理職よりも現場で働く方が好きなのだと改めて感じました。
給与は以前に比べれば低くはなりましたが、たくさんの新しい経験をさせてもらっています。
◇ ◇ ◇
やはり今後の目標としては、必要な資格を取得し、独立することでしょうか。
困っている人を助けてあげたいという思いからこの業界に進みましたので、独立してそういった問題解決にも携わりたいと考えています。
今回の転職では友人から助けてもらう立場にもなり、改めて人助けの大切さを学びました。
独立のタイミングなどは、大まかな概算はありますがまだどうなるか分かりません。
必要な知識・資格を蓄えるためには多少先延ばしになってもいいと思っています。
これからもたくさんのことを学び、独立への土台を固めていきたいと思います。