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エステティシャンを辞めて30代後半から看護学校に。そして40代未経験で看護師になった私|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
美容業
職種
エステティシャン
従業員規模
30名
年収
250万円

転職後

AFTER
職業
医療施設
職種
看護師
従業員規模
230名
年収
500万円

目次

すーさんさんの転職ストーリー

1これまでの私

エステティシャンとして働いていた、20代~30代

イメージ図:エステティシャン

転職前は、個人経営のエステ店でエステティシャンとして働いていました。

20代の頃に、ミスパリ(※ 美容系の専門学校)で資格を取得し、美容の仕事が好きだったので、20代、30代は美容の仕事をしてきました。

独身で、一度も結婚歴はありません。
ずっと実家住まいで、両親と3人で暮らしていました。

20~30代の頃はまだ周りにも遊ぶ友達もたくさんいて、出会いもそれなりにあり、彼もいたりいなかったりで、貯金も実家暮らしのため、それなりにできました。

年に一度の海外旅行を楽しみにして仕事を頑張る、というごく普通で平凡な暮らしをしていたと思います。

ただ、美容の仕事なので平日休みだったり夜遅かったりで、少しずつ友達達とも時間が合わなくなってきていました。

2転職のきっかけ

周りの環境が、段々と変化していって。

イメージ図:悩んでいる30代女性

30代後半にさしかかるときです。周りの友達はほぼ結婚して、出産していきました。
そうすると、久しぶりに会っても、話が合わなくなって行くんですよね。

それで、

(私もそろそろ結婚しないと…)

そんな想いというか、焦りが生じてきて、婚活もするようになりました。

お見合い相談所とかには登録しませんでしたが、出会いの場に積極的に出向いたりとしてみました。
ですが、どうもピンとこないんです。
年々恋愛するのがすごく難しくなってきているような、そんな感覚がありました。

そんなときでした。父が体調を崩して入院したのです。
幸い軽い症状だったのですが、その時に

父親

「誰かと結婚しないのか?」

と、初めて父から言われました。
なぜか、物凄くショックでした。

考えてみたのですが、私にはやはり、そこまで結婚願望はない。
ただ両親もいつかはいなくなります。
そこで、私はひとりで生活していけるのだろうか。

思えば、それらのことを頭の片隅で意識しながらも、「なんとかなるだろう」と、あまり考えないようにしてきました。
ですが、きっともう「見て見ぬふりをして」過ごしていくには無理も生じてくる時期に差し掛かってきている。
父のひとことにショックを受けたのは、そのことに気付かされたからなのでしょう。

一念発起した私は、手に職をつけるべく、以前から興味のあった「看護師」の道へ進むこと、そして同時に、看護学校へ行くことを決めました。

3転職活動中

30代後半、看護学校での3年間。

イメージ図:看護学校で学ぶ女性

看護学校には、3年通いました。
当然ながら、周りは私より20歳近く年下の子達ばかりです。

ですが、意外なほどにも私と同じくらいの歳、もしくは、上の方も多かったですね。
そういった生徒さんは、ほとんどバツイチで生活のために手に職をつけようと思ったといった風でした。

学校生活は、とにかく勉強が大変でした。
習った内容は30後半の頭にはなかなか入らず、やはり若い子達とは能力も違います。

それでも周りからは「社会人経験もあるから」と、できて当然のように扱われます。
特に、実習先ではだいぶ厳しく指導されるので、毎日心が折れそうでした。

あれ?なんで私わざわざこんな過酷な事この歳で始めようと思ったんだっけ?とか、もうやめようかな…、と、毎日のように考えていました。

4転職後

看護師としての新しい環境で、待ち受けていた状況は。

看護師として働く女性

3年間の学業を終えた私は、晴れて看護師として就職することが決まりました。
入職先は、看護学校と提携している県病院でした。

大型病院ということもあって、患者さんも沢山いる病院です。
毎日の病棟勤務がとにかく過酷な状況でした。

年下の先輩が多く、同期もみんな年下でした。───まあ、当たり前ですが。
やはり、この歳での転職のため、患者さんもみな、私がベテランと思われます。
そのためいろいろ聞かれたりして、知識不足のため、おどおどすると、先輩が助けに入ってくれますが、あとからこっぴどく怒られます。
資格を取って就職したものの、学習は日々欠かせない状況でした。

今の職場は、正直のところ

(3年間働いたら他の病院に転職しよう)

と思っています。
両親も高齢だからということで実家通いでしたし、そこまでまだ生活がぎりぎりではないので、もう少しお給料が安くなっても、いずれ、もう少し負担の軽い職場に行こうと考えています。

5その後、どうなったか。

今、私が思うこと。それから、これから先、目指したいこと。

イメージ図:窓際の観葉植物

今回の看護師のキャリアチェンジで思ったことは、「看護師は、やっぱり医療の仕事なんだな」ということです。
業務の一つ一つが命に関わることになりますし、一筋縄ではいかず、時間もかかります。
ひどく精神的にも、体力的にも消耗しました。

ですが、結果として一人でこれから生きていくための「自立」のイメージは大分付いたように思います。
年収もだいぶ良くなって、気持ちの余裕が持てるようになりました。

看護師って、ひとつの職場を辞めても、すぐ雇ってもらえる勤め先がたくさんあるんですよね。
多くの看護師さんがそのように転職をしていて、びっくりしました(そうでない、ひとつの職場に働き続ける看護師さんもいらっしゃいますが)。

「職場を選べる」ことは、とても幸せなことだと、私は思います。

前職のエステティシャンの仕事は好きな仕事でしたし華やかさもありましたが、安定性でいうとやっぱり不安定で、これから年齢をもっと重ねると雇用も厳しくなったことでしょうから。

看護師としての仕事は、綺麗な仕事ではありませんし、怒られることもいまだに多いですが、「生活を安定させる」という観点では、ここまで頑張って良かったと思います。

◇ ◇ ◇

「今後、取り組みたいこと」───ですか?
あまり答えになってないかもしれませんが、「夜勤のない働き方」ができるようにしたいですね。

今は夜勤もあります。日勤と夜勤が混ざっている状態の勤務体制です。
夜勤があると収入が良くなるので頑張っていますが、40オーバーの私の体には夜勤がやはりとてもきついです。
夜勤の前はとても憂鬱ですし、なにより、夜勤をやった後は数日体調が整わなくて。あと、昼間にそこまで眠れず体調を崩したりもよくありますし、コンディションの調整が本当に難しいです。

あと三年くらいは夜勤を頑張って、その間に貯金を増やして、いずれは日勤のみにしたいと思います。
実家暮らしですので、そこまで給料が高くなくても暮らしてはいけます。
ですので、ゆくゆくは家から近いクリニックに務めたいと思っています。

それで、仕事は仕事、プライベートはプライベートで趣味の旅行の回数を増やしたいですね。

思い返すと、30代の頃は自分のこの先の人生をたくさん悩んだ、そんな時期でした。
ですので、これからは「独り身」を振り切って楽しんでいけるような、そんな生き方をしていきたいです。

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