『みんなの転職「体験談」。』
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眼鏡店を廃業してハローワークで職探し。そして45歳で町工場に転職|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
眼鏡店
職種
自営業
従業員規模
2人
年収
150万円

転職後

AFTER
職業
自動車部品工場
職種
技術職
従業員規模
15人
年収
300万円

目次

いろいろおじさんの転職ストーリー

1これまでの私

妻と眼鏡とともに過ごした20年間。

イメージ図:眼鏡店の運営

国立大学を卒業後、一度は一部上場企業に入社しました。
しかし勤め始めて3年、リストラ候補となり、退職を余儀なくされました。

仕事もきつかったですし、皆についていけないとも思っていました。

それからの20年間は、一念発起して眼鏡店を個人で経営してました。
生涯年収よりも、今やりたいことを気楽にしたかったです。

当時はすでに結婚していました。
妻も店の経営を手伝ってくれて、なんとか生活できるくらいの軌道に乗せることができました。

当時としては珍しく、毎日店のブログ更新をしていて、
月に数回はそうしたブログの反響もあってか、県外からわざわざ来客される方も いらっしゃいました

趣味は楽器演奏です。
学生時代に組んだバンドを、未だに続けています。

収入は決して高くはありませんでしたが、やりたい仕事を妻とともにできて、充実した日々でした。

2転職のきっかけ

眼鏡の「トレンド」の変遷。

イメージ図:眼鏡店の業績悪化

転職しようと思ったきっかけは、眼鏡店の経営難です。

当時物販は全て激安の中国製品に押されデフレ真っ只中。
それにリーマンショックも重なり、 眼鏡に関わらず個人店はどこも風前の灯でした。

下手すると年収100万円を下ることも予想され、泣く泣く廃業し、転職を決意しました。

また、理由は生活の事だけではありません。

今までは眼鏡店は粗利がすごく良く(実に4割近い)、眼鏡一本が平均して3万円前後ぐらいでした。

それが、
「激安中国製品の台頭」
「技術が無くても視力検査ができる、最新機械の開発」
「新たな小売業の進出(眼鏡は眼鏡屋でという概念が無くなってきた)

…などの理由により、品質の同じ、いやそれ以上に洗練された眼鏡が安い値段で気軽に買えるようになっていったのです。

そんな状況で市場の3倍以上の価格で売っていくことが、心苦しくなったのも理由の一つでした。

3転職活動中

45歳になって再び受験生に。

イメージ図:勉強机

廃業後はとりあえずハローワークに行きました。

個人事業主であった私に、雇用保険や退職金などはありませんので、
すぐにでも勤め先が必要な状況でした。

大学を卒業後の前職が、切削加工機械(マシニングセンタ)の販売大手でしたので、その経験を生かすべく、切削加工機械をパソコンで操縦するCAD、CAMという技術の取得を 半年ほどハローワークが運営する職業支援校に通って学びました。

ハローワークの担当者の熱心なフォローのもと、無事に技術を習得した時は妻と二人、手を取り合って大喜びしました。

この歳になってからの勉強は、学生時代に戻ったようで楽しかったですし、 半年間は助成金も出ました。

また、妻の存在にも随分と助けられました。
私たち夫婦は子供を持ちませんでしたから、唯一の近しい家族である妻が、常に私を気遣い、また自身も家計を助けるためにパートに出たりと、多くの支援を受けたものです。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:小さな町工場

幸運にもハローワークの求人で、CAD、CAMの技術を活かせる、小さな町工場に就職が決まりました。

だらだらしていると、生活が悪い方向に行ってしまいそうだったので「えいやっ!」っと勢いで決めた部分もありましたが、この年で正社員として迎えてくれたのは、幸運というほかないでしょう。採用には心から感謝しました。

「自動車の金型作成」が主のその会社は家族経営で、私の入社時は社員とパート合わせて15人ほどの小さな町工場でした。
社員のほとんどが工業高校出の若手で、新人としてはずいぶん肩身の狭い思いもしました。

しかし、社長は私の年齢と、自身で事業を経営してきた身の上に期待してくれ、業界とは約20年のブランクがある私を、現場のリーダーに任命してくださりました

リーダーに就任してからは、具体的に夜間も機械を自動運転できるようなシステムの開発をしました。
現場にはPC関連に疎い者も多く、そういった面でも重宝されました。

工場勤めゆえ、油汚れや夏の暑さ等、不満もありますが、経営陣と社員の人柄と、学んだ知識を十二分に活かせる仕事内容にはとても満足しています。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:景色(これからの人生)を眺める50代男性

今回、これまでやってきたサービス・接客業にこだわらず、自分を見つめ直し、思い切って職業訓練を受けたことが、結果としてこの歳で再就職できた幸運につながったと思います。

年収はこの年代の平均以下だと思いますが、充実した毎日を過ごしています。

人の入れ替わりの激しい今の町工場で、気づけば私も一番の古株です。
本当にあっという間の数年間でした。

リーダーとなり自分の加工技術にひたすら磨きを掛けてきた毎日も、今後は徐々に、部下育成など管理職としての色合いが強くなってくるかと思います。

もし子供がいれば息子くらいの年齢でもおかしくない歳の子らを指導する立場になり、新たな悩みや壁も出てきました。

そして今までにないもう一つの活動…「投資」です。
保険を見直したり積み立て投資を勉強したり、お金に対して正面から向き合ってます。

将来の社会人としての人生や妻との不自由のない暮らしを、これからじっくりと考えていきたいです。

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