『みんなの転職「体験談」。』
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思いがけない、プロポーズ。デスマーチの、ど真ん中。プログラマーから事務職へ|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
プログラマー
職種
IT・通信・インターネット
従業員規模
60人
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
法律事務所
職種
事務職
従業員規模
100人
年収
500万円

目次

しろねこさんの転職ストーリー

1これまでの私

このままじゃいけないのは分かっているけど…。

イメージ図:残業続きの職場

これまでの社会人生活を振り返ると、私は随分とたくさん、転職をしてきたんだな、と改めて思います。

要は飽きっぽいってこともあるんですけど、一つの場所に長く留まることができないというか…。

短大を卒業してから、まず保育士の仕事に就いたんですが、子供たちと遊ぶのは楽しい反面、待遇の面で不満があり、数年で退職。

その後は営業の仕事をしたり、一度アルバイトに戻ったり、 いろいろな仕事を経験しましたが、いずれも数年で挫折していました。

このままじゃいけないってことは分かりつつも、ついつい楽な方へと流されてしまうのです。

だから転職にまつわる体験談は、私の場合は一つではとても足りないんですけど、その中でも特に記憶に残っている体験を、ここでお話しできればと思います。

◇ ◇ ◇

当時私は、ソフトウェアの開発をするIT企業で、プログラマーの仕事をしていました。

その頃は数多の転職を繰り返したのちの、38歳を迎える年でした。

プログラマーをしていた会社は、これまでのどの会社よりも厳しい労働環境だったと思います。
業界の事情もあり仕方がないのかもしれませんが、ほぼ毎日残業でした。

それでも、自分が苦労して携わってきたプログラムがようやく納品となったときは、やっぱりそれなりの喜びがありました。

両親と実家暮らしで、休日は恋人とデートに出かけるのが楽しみでした。
いつかこのまま結婚もするのかなーと、漠然と考えていました。

2転職のきっかけ

思いがけない、プロポーズ。デスマーチの、ど真ん中。

イメージ図:思いがけないプロポーズを受けて、放心状態の女性

私の会社は、エンジニアが他社へ出向するかたちで働くのが一般的でした。

出向先によっては契約書通りの働き方ができるところもありましたが、イレギュラーなことも頻繁にありました。

とくに多かったのが、残業時間。
エンジニアとして長年働いていると、(この業界は「定時」っていう考え自体、捨てなきゃやっていけない)と思うようになるうものです。

若ければ、「こんなところ辞めてやる!」となっていたものの35を過ぎるとそうも言ってられません。
とにかく、耐えました。──いつか、状況は良くなるはずだと当てのない希望を持って。

そして、その「当てのない希望」がある日突然やってきたのです。
私は、長年交際してきた恋人にとうとう結婚を持ちかけられました。(正直、このままずっとプロポーズされないのでは、と冷や冷やしていました。)

とにかく、状況が変わったのです。
残業まみれの職場に居続ける理由はもうなくなりました。そして、転職活動に、一直線でした。

3転職活動中

転職したいのに、準備する時間がない!

イメージ図:忙しさにストレスを溜める女性

さあ転職だ、意気込んではみたものの、当時の私は転職活動の時間を持つこと自体が、とても難しかったです。

ちょうどプロジェクトが佳境で、会社に泊まり込みになることもざらにあった時期で、プライベートの時間の余裕すらありませんでした。

その度にくじけそうになりましたが、(ここで諦めたら、灰色の新婚生活を送る羽目になってしまう…!)と、とにかく頑張りました。

転機となったのは、一つのプロジェクトが終わりを迎え、比較的働きやすい会社に出向になったことです。

残業はあっても1、2時間でしたので、帰ってから家で求人を探すこともできるようになりました。

それでも、転職エージェントさんに相談する時間は持てませんでしたね。
誰にも相談せず、一人で転職活動を続けました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:事務職として働く女性

結局、転職先として決まったのは、ある法律関係の事務職の仕事でした。
──つまり、まったくの未経験職種です。

40も手前で、いきなり初めての業界に飛び込んで、もちろん不安はたくさんありました。

これまでの私の経歴ですから、応募した際も「たぶん受からないだろうな」と思っていました。

しかし、面接の際にとても真剣に私の話を聞いてくださったこと、「これまでの自分と決別したい」という私の熱意を、正確に汲み取ってくださったこともあり、内定をいただいたのです。

新しい職場は女性の方も多く、「ライフワークバランスの充実」を社風の一つとしていました。

長いこと終電帰りを続けていましたので、はじめのうちは定時で帰れることも非常に違和感がありました。

一方で、私の仕事内容はなかなか責任の重いものでした。
全部署のワークフローの整備・処理を行いますので、何かミスがあれば確実に他の人の業務に迷惑が掛かってしまいます。もちろん、遅れることも許されません。

むしろ残業が少ない分、終業時間内で終わらせる緊張感がありました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:これからのキャリアに希望を持つ女性

今回の転職は結婚がきっかけではありましたが、自分の力で将来を切り拓いていこうという思いが生まれたのは、とてもよかったと思います。

恋人とは無事に結婚をして、今は第一子を妊娠中です。

転職して1年後、私は産休に入りました。
福利厚生がとても充実している会社ですので、産休・育休期間が明けてからも、変わらず勤めていこうと思っています。

職場の方々にはとても感謝しています。
そんな職場の皆さんへの恩返しになるよう、私自身もっと勉強して成長していきたいです。

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