転職体験談:プログラマーの連日残業生活から、結婚を機に事務職に転職!
転職前
- 職業
- プログラマー
- 職種
- IT・通信・インターネット
- 従業員規模
- 60人
- 年収
- 500万円
- 会社名
転職後
- 職業
- 法律事務所
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 100人
- 年収
- 500万円
- 会社名
目次
しろねこさんの転職ストーリー
1これまでの私
このままじゃいけないのは分かっているけど、、、。

これまでの社会人生活を振り返ると、私は随分とたくさん、転職をしてきたんだな、と改めて思います。
要は飽きっぽいってこともあるんですけど、一つの場所に長く留まることができないというか…。
短大を卒業してから、まず保育士の仕事に就いたんですが、
子供たちと遊ぶのは楽しい反面、待遇の面で不満があり、数年で退職。
その後は営業の仕事をしたり、一度アルバイトに戻ったり、
いろいろな仕事を経験しましたが、いずれも数年で挫折していました。
このままじゃいけないってことは分かりつつも、ついつい楽な方へと流されてしまうのです。
だから転職にまつわる体験談は、私の場合は一つではとても足りないんですけど笑、
その中でも特に記憶に残っている体験を、ここでお話しできればと思います。
当時私は、ソフトウェアの開発を行うIT企業で、プログラマーの仕事をしていました。
その頃は数多の転職を繰り返したのちの、38歳を迎える年でした。
プログラマーをしていた会社は、これまでのどの会社よりも厳しい労働環境だったと思います。
業界の事情もあり仕方がないのかもしれませんが、ほぼ毎日残業です。
それでも、自分が苦労して携わってきたプログラムがようやく納品となったときは、
やっぱりそれなりの喜びは感じていたと思います。
両親と実家暮らしで、休日は恋人とデートに出かけるのが楽しみでした。
いつかこのまま結婚もするのかなーと、漠然と考えていました。
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2転職のきっかけ
「嫌だから転職」はもう辞めにしよう。

私の会社は、エンジニアが他社へ出向するかたちで働くのが一般的でした。
出向先によっては契約書通りの働き方ができるところもありましたが、
IT業界はイレギュラーも頻繁に起こります。
働いていくうちに
- 私
-
(あ、この業界は「定時」っていう考え自体、捨てなきゃやっていけないんだろうな)
って思うようになりました。
これまでの私からしたら、その時点ですぐに辞めて、次の仕事を探していたと思います。
そうしなかったのは、自分の人生について、もっと真剣に考えていかないと、と思うようになったからです。
年齢的にも、転職の難易度はそこそこに上がってきている頃でしょうし、
「また合わなかったら、次を探せばいいや」という考え方も、そのうち通用しなくなるだろうなと。
そんなある日、長年交際してきた恋人に、結婚を持ちかけられました。
私の中に迷いなんてありませんでした。ずっと、考えていたことですから。
ただ、唯一の懸念材料として、結婚後も今の働き方を維持するのは難しいだろうなって。
初めて、将来のために転職を決意した瞬間でした。
それと同時に、「長く勤められるところにしよう」という思いも。
3転職活動中
相談する相手は周りにおらず。

とは言いつつも、転職活動の時間を持つことも、実際問題とても難しくて。
プロジェクトによっては、会社に泊まり込みで行うこともざらにあり、
そうすると他のことについて考える余裕すら生まれません。
そのたびにくじけそうになりましたが、夢にまで見た結婚生活、そのために頑張りました。
転機となったのは、一つのプロジェクトが終わりを迎え、比較的働きやすい会社に出向になったことです。
残業はあっても1、2時間でしたので、帰ってから家で求人を探すこともできるようになりました。
それでも、転職エージェントさんに相談する時間は持てませんでしたね。
誰にも相談せず、一人で転職活動を続けました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

私が転職したのは、ある法律関係の事務職の仕事になります。
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40も手前で、いきなり初めての業界に飛び込んで、もちろん不安はたくさんありました。
これまでの私の経歴ですから、法律を扱う仕事でもあり、応募した際には「受からないだろうな」と思っていました。
しかし、面接の際にとても真剣に私の話を聞いてくださったこと、
「これまでの自分と決別したい」という私の熱意を、正確に汲み取ってくださったこともあり、内定をいただくことができました。
また、新しい職場は女性の方も多く、「ライフワークバランスの充実」を社風の一つとしているところでした。
長いこと終電帰りを続けていましたので、はじめのうちは定時で帰れることも非常に違和感がありました。
仕事は大変責任感のあるものです。
むしろ残業が少ない分、終業時間内で終わらせる緊張感があるように思います。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

今回の転職で、私は大きく変わったと思います。
一番はやはり「転職への考え方」でしょうね。
結婚がきっかけではありましたが、自分の力で将来を切り拓いていこうという思いが生まれたのは、とてもよかったと思います。
恋人とは無事に結婚をして、実は今、第一子を妊娠中です。
今は産休期間なのですが、福利厚生面でも非常に頼りになる会社ですので、
産休・育休期間が明けてからも、変わらず勤めていこうと思っています。
職場の方々にはとても感謝しています。
そんな職場の皆さんへの恩返しになるよう、私自身もっと勉強して成長していきたいです。