『みんなの転職「体験談」。』
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20年間続けた証券営業を辞めた理由は自分と同じ「お荷物社員」だった同期が転職に成功したから|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
証券業
職種
個人向け営業
従業員規模
1000人
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
精密機器メーカー
職種
マーケティング営業
従業員規模
800人
年収
600万円

目次

タカノリさんの転職ストーリー

1これまでの私

20年間、可もなく不可もなくの状態で会社に居続けて。

イメージ図:出勤中のサラリーマン

以前勤めていた会社は、大学を卒業して新卒入社をした証券会社です。

大学では、統計学を学んでいたので配属希望は投資商品の在庫管理や証券データの構築や注文システムの保守点検などを望んでいましたが、私は営業に配属されました。

むしろ、ほとんどの新入社員は営業に回されていましたね。例外として総務課に配属される新入社員もいましたが1割もいなかったです。

(いつも人見知りする私が、よりによって営業に就くなんて…。)

営業に対して苦手意識はありましたが、自分が希望する部署に異動するには実績を残せと言われていたので、とにかく一生懸命仕事をしました。

しかし、結果は思うように上がりません。先輩や上司、そしてお客様に批判される日々が続きました。

それでも何とか続けられたのは他の会社に転職しても自分の活躍できる道はないと思っていたからです。

それを20年近く、良くも悪くもない営業成績のまま、私は会社に居続けました。

2転職のきっかけ

「会社のお荷物的存在」だった同期の友人が転職することになって。

イメージ図:眼鏡屋

転職しようと思ったきっかけは40歳の頃のできごとです。

それは、同期の友人が転職をしたことでした。

友人の転職先は全くの畑違いの眼鏡メーカーで、商品の開発に携わるとのことでした。

私は友人がどこに転職したとかよりも、転職そのものに驚きました。

友人も、私と同じ年代で、同じような営業成績で、(私もですが)会社のお荷物的な存在だったからです。

(彼でも転職できたんだ…!)

そのとき私は、不思議に安堵感というか、これから先の働き方への希望を持てたのだと思います。

そして、それから時を経ず私もまた転職することを決意しました。

私が若いころと比べて、世間が転職自体に寛容になってきたことや、景気も比較的上向きになっていたことにも、その決心をあと押ししてくれました。

3転職活動中

一社目の面接では「ろくに準備もせずに失礼だ」と、怒られた。

イメージ図:転職面接

転職活動はじっくり腰を据えて、かつ失業保険をもらいながらすることにしました。

退職金もありましたし、いつクビになってもいいようにお金もためていたので、金銭面での焦りはあまりありませんでした。

転職については何も考えていなかったのですが、いざ転職で検索してみるとたくさんの転職サイトがあることに驚きました。

また「転職エージェント」といって転職専門のスタッフが支援してくれるサービスもあり、効率的な転職活動ができそうだなと思いました。

転職エージェントのキャリアアドバイザーには、たくさん相談をしました。なにしろ、はじめての転職でしたので、右も左もわからない状態でしたから。

最初のころに「とにかく面接をこなそう」と思って片っ端から条件のよさそうなところをピックアップして面接を行っていました。

最後に面接をしたのが20年近く前だったのでとりあえず面接慣れをしないといけないと思ったのですが、準備の方はかなり怠ってしまっていて、最初に受けた会社の面接官からは

面接官

「我々だって時間とお金を使ってこのような場を用意しているのだからそれを無駄にするような行為は失礼ですよ」

といった厳しいことを言われてしまいました。

(随分とひどい言われようだ)と憤慨した私は、そのことを転職エージェントのアドバイザーに相談したところ、

アドバイザー

「面接はあくまで対等なので、きちんと準備をして相手に自分を見てもらう意識を持つべきです」

と諭され、そこではじめて「なるほど」と思い反省しました。

それからですね。転職活動に本格的に気持ちを込められるようになったのは。

応募した企業は約40社ほどでしたでしょうか。そのうち、8社から面接の機会を頂き、7社からは不通過の通知が届きました。

不採用を受けるたびに(きっと、まだ準備が足らなかったのだ)と思い返して、準備と勉強を重ねて(私は現職の仕事のこと以外は、まったく知識がありませんでしたので)、そうして8社目の会社から内定の通達を貰えました。

それが、今の会社です。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:マーケティングの仕事

転職後の会社では、商品の販路拡大のための戦略を立てて実行するマーケティング事業部に配属となりました。

転職前の私であれば、

(マーケティングとは何だろう?)

という状況でしたが、これも営業の形の一つだと転職活動を通して学んでいました。

営業とは昔から人対人で考えることが一般的で、確かにそれも大切なのですが、今はそれだけではありません。

商品の販売販路の確保は、現代では実店舗を持たないネット上のサイトでも販売ができるのです。

前の会社では、足を棒にして個人顧客宅へ伺い投資商品を紹介していたのですが、ずいぶん遅れた営業スタイルのように感じました。

もちろんそんな営業スタイルもよいことはよいのですが、新しい消費者層の発掘にはネットワークの力の強さがものを言い、そのことを改めて痛感しました。

以前の会社がずいぶんとアナログだったので、転職したての頃は「ずいぶんハイテクな会社に来てしまった…」と思ったものです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:ハッスルする40代男性

新しい会社は新しい考えをどんどん取り入れてくれる会社で、自分が良いと思ったことや無駄でいらないと思ったことを提言すると検討してくれます。
その点において、とても新鮮で風通しのよさを感じています

以前の会社は、いわば「旧態依然の会社」でした。

社長や上司の言う通りにしなかったり、または言うとおりにできないとダメ社員のレッテルを張られてしまい、職場を追われる羽目になる人も多かったです。
私自身も、それが普通だと思っていました。

ですので、はじめのうちは今の会社の社風になれるのが少し大変でしたね。

変なことを言って怒られないかとか、馬鹿にされないかとか、そんなことを思いながら会議に参加していました。

ですが、その会議の場でも斬新でユニークな意見が交わされていたので「自分もこんな考えを出していいんだ」と安心しましたし、働きやすさを感じられました。

◇ ◇ ◇

まだまだマーケディングについては勉強中ですし、一生勉強だと思っています。

なので、これからも精進していきたいと思っています。

今取り組みたいことは、HTMLやCSSなどのサイト制作の基礎を覚えることですね。

サイトの作成部門と仕事をすることもあるのですが、サイトの作成記述については知識がないので、そこを学んでいきたいなと。

ここまで振り返って思ったことは、転職は確かに不安なこともありましたが、実際に始めて見ると「思ったよりスムーズに進んだのかな」ということです。

それに、新しい職場では学ばなければいけないことはたくさんありますが、聞きたいことは何でも聞ける雰囲気で働きやすいので充実しています。

クリエイティブなアイデアを出せる社員も多く、尊敬できる人たちが大勢います。

この人たちと一緒に仕事に励める今がとても素晴らしく、これからもっともっと成長してこのような機会を与えてくれた方に恩返ししたいと思っています。

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