アパレルってどんな仕事?求められる知識・スキル、未経験から転職する際に準備するポイント
[最終更新日]2021/12/29

「実は前々から、アパレルの仕事に興味があった…」
そんな風に思われている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
華やかでスタイリッシュなイメージも手伝い、昔から変わらずの人気の「アパレル業界」。
目次
1)未経験・異業種の方が知っておきたい、アパレルのお仕事

アパレルというと、販売やデザインの仕事がまず思い浮かぶかと思いますが、現在においてはWebマーケティングやECコンテンツ制作など、求められる仕事の幅の広がりが出てきています。
そこで、まずはアパレル業界での代表的なお仕事について、紹介していきたいと思います。

- 販売
- 商品企画
- 生産管理
- ECのプランニング
- 運用、Webマーケティング
販売
その名の通り、ショップにおいてお客様に商品の販売をしていくお仕事です。
もちろんそれだけではなく、店内の商品管理や発注、在庫管理、清掃なども行います。店長クラスになると収支計算やアルバイトの人員管理を行う場合もあります。
アパレルの販売業務に求められるスキル
業界知識、商品知識、コミュニケーション力、業務遂行力 等
店長の場合:マネジメント力、会計の知識 等
商品企画
アパレルの新商品を企画して、提案する仕事です。単に自分が良いと思ったものを企画するのではなく、市場調査やトレンド、消費者のニーズを踏まえ、シーズン毎のコンセプトなどを考慮しながらプランを練っていき来ます。
イメージ・コンセプト・デザインから、生地の素材、生産量、予算、販売計画まで、業務で携わる範囲が多岐にわたるのが特徴です。
あわせて読みたい
-
- 商品企画への転職は未経験・中途採用も可?仕事内容、求められるスキル、転職成功のポイント
- 「多くの人に喜ばれるような商品を考えたい」と、未経験から商品企画に携わりたいと考えている人は多いでしょう。この記事では、未経験者や中途採用を狙う人が商品開発への転職を目指すにあたって、知っておきたいポイントや注意点について解説していきます。...
アパレルの商品企画業務に求められるスキル
業界知識、企画力、情報収集力、論理的思考、業務遂行力 等
生産管理
商品を効率よく生産し、より多くの利益を生み出す為の仕組みを作る仕事を、生産管理といいます。
具体的な仕事内容としては、商品を生産する工場の発行ペースを計算して商品の生産量を管理すること、資材調達の際にコスト効果を見て調整するなどの業務があります。
アパレルの生産管理業務に求められるスキル
商品知識、論理的思考、業務遂行力 等
ECのプランニング・運用、Webマーケティング
近年においては、どのアパレルブランドも、インターネットを経由した販売、プロモーション(いわゆるEC、Webプロモーション)に力を入れるようになってきています。
そのため、自社商品販売サイトの企画・運用、Webプロモーション(広告宣伝)についての選任メンバーも必要とされています。
具体的な業務としては、自社サイトの企画、運営、Webプロモーションの予算策定、計画、実行などが当たります。
アパレルのECのプランニング・運用、Webマーケティング業務に求められるスキル
業界知識、商品知識、Webマーケティングの知識、企画力、提案力 等
大手アパレルブランド勤務Aさん(マネジャークラス)のコメント

- Aさん
-
アパレルは大抵原価率が25~30%。そこまで原価率の高いビジネスではありません。ですので、これまでは「どのような商品を企画して、生産していくか」というように、【生産】が肝でした。生産の企画や管理に携わる人のバイタリティがそのまま利益に帰ってくる──といった仕組みですね。
ですが、現代のブランドの乱立、インターネット販売の浸透、そしてユニクロなどのファストブランドの流行に伴い、戦略からマーケティング、ブランディング、そして販売に至るまで幅広い領域での活動が求められるようになってきています。
つまり、ひとえにアパレルと言っても、役割も多様で、働き方、活躍の仕方も様々です。過去にアパレル業務の経験がなかったという方でも、これまでの業務経験が役立てるケースも増えてきているんじゃないですかね。
あわせて読みたい
-
- マーケティング・プランナーに転職したい!未経験でマーケティング職に転職するには
- マーケティング職に興味を持ち、いずれはマーケティングに関わる仕事に転職したいと考えている方は多いと思います。この記事では、未経験でマーケティング・プランナーへの転職を考えている方に向けて、仕事内容や転職するにあたって準備しておくべきこと、役立つ資格や検定試験をご紹介します。 ...
このように、アパレル業界での働き方は、多様性が増してきているようです。
これまでアパレル業界に興味があっても、「その経験がなかったから…」と思われていた方も、自身のこれまでのご経験を糧に、チャレンジしてみる良い機会かもしれませんね。
2)アパレルでの業務では、どんな知識やスキルが必要?
さて、ここからは実際にアパレル業界に転職する方向けに、「アパレルでの業務では、一般的にどんな知識やスキル、スタンスが必要か」についてお話していきたいと思います。

- アパレルと商品に対する想いと情熱
- 好奇心と行動力
- 「お客様目線」
アパレルと、商品に対する想いと情熱は、絶対的に必要

「アパレルでの業務に必要なもの」でまず言えることは、「商品に対する想いと情熱」です。
アパレルに転職したいと思うからには、衣服についての興味・関心は人並み以上にお持ちのことでしょう。もちろん、アパレル業界で働いている人たちは当然ながらその思いを強く持っています。
老舗アパレルブランド勤務Bさん(幹部クラス)のコメント
- Bさん
-
結局、アパレルは商品ありきです。その商品を思う気持ちがなければ、続けていくのは厳しいでしょうね。服は、人が自分自身を表現する手段のひとつであり、それは自身の承認という意識にも繋がります。
つまり、人は衣服を選ぶのと合わせて、自身の生き方・ライフスタイルをデザインしているのです。服というのはそれだけの影響力があって、大切なもの──その思いを持てる人が、アパレルに転職してほしいですね。
「やってみよう」という好奇心と行動力

サービスのインターネット化、UNIQLOやGU、FOREVER21といったファストファッションブランドの進出に伴い、アパレル業界は大きな過渡期を迎えています。
そのような時期に必要とされるのは、「やってみよう」という新しいチャレンジと、それを実行し続けられる行動力です。あと数年で、日本のアパレル業界は大きく再編されていくといわれている中、「これまでのやり方でやっていけば良い」というマインドの方はややミスマッチかもしれません。
新たな課題や未開拓の領域にも前向きに取り組めるための好奇心、行動力を持った人材が、アパレル業界では求められてきているのです。
あわせて読みたい
-
- 転職時の「自分の強み」はどう見つける?「転職したいけど、やりたいことが見つからない…」方に!
- 「自分の強みがよく分からない」「やりたいことが見つからない」という方に向けて、これからのキャリアプランや転職を考える際に、自身の軸を掲げやすくなるよう、強みを知るためのコツと、強みを知るために役立つツールを紹介しています。...
常に、「お客様目線」であること

アパレル業界に限らずといったところですが、「お客様目線」でいること。これもとても大切なスキル・スタンスです。
大手アパレルブランド勤務Aさん(マネジャークラス)のコメント
- Aさん
-
アパレル業界では、新卒社員は大体販売から入ります。理由はこの業界は「顧客至上主義」で、まずは販売で顧客との向き合い方を学んでほしいから。そこで大体2~5年くらいは修行してもらいます。
ですが、転職者、中途採用者に関してはそこまで待ってられません。顧客意識をしっかり持ったうえで、更に求めているのは、その人が持っている「プロとしてのスキル」。マーケティングであったり、販売であったり、生産であったり、企画、デザインであったり。
つまり、顧客目線がしっかりあって、それプラスで何か一つ専門性があったら、行けると思います。
はっきり言って、服飾の専門学校出ている人なんて、少数派ですよ。つまり、服飾に関する知識について、ほとんどの人は素人同然で入社して生きているんです。だから、大切なのはそこじゃない。「お客様とどれだけ向き合えるか、そして、そのうえで自分の専門性を発揮できるか」それが大切なんです。
3)未経験からアパレル業界に転職する際の、準備しておきたい4つのポイント

ここからは、未経験からアパレルに転職する際の、準備しておきたい点についてお話していきましょう。
アパレル業界に転職するうえで、事前の準備が必要となるのは大きく以下の3つです。
- インターネット(WebサイトやSNS)を通して様々なブランドの状況・取り組みを知っておくこと
- 自身の活躍領域をイメージしておくこと
- 洋服を好きでい続けていること
- アパレル系の求人を多く扱う転職エージェントを活用する
1)インターネット(WebサイトやSNS)を通して様々なブランドの状況・取り組みを知っておくこと

まずは、現在のアパレル業界の動向、取り組みを知る上でもインターネット上の各アパレルブランドの情報はしっかりウォッチしておくようにしましょう。
業界全体のトレンドはもちろんのこと、各ブランドの戦略や方針についても、それら情報を見ていくうちにイメージもついてくるでしょう。
また、20代後半からアパレル業界に転職される方は、確実にマーケティングにかかわる業務に携わることになるでしょう。その際に、業界のトレンドや動向を知っておかないのは、大変なハンディキャップになりかねません。
2)自身の活躍領域をイメージしておくこと

アパレル業界で必要とされるスキルは、多岐にわたっていると説明しました。
となると、あなたがもしアパレル業界で働くとしたら、どのスキルを発揮していくと良いでしょうか。
企画力なのか、マネジメントスキルなのか、マーケティング力なのか、はたまたWebディレクションやWebライティングなのか──。
そのイメージを明確にしたうえで、転職先のブランド選定を行い、また面接にも望まれることをおすすめいたします。
3)洋服を好きでい続けていること

大手アパレルブランド勤務Aさん(マネジャークラス)のコメント
- Aさん
-
今からアパレルに転職される方には、とにかく洋服を好きでいて欲しいですね。
少なくとも、服を自分で選んで、こだわって、買うようにしてほしい。店でもECでもいいから。面接でも聞きますよ。「最近服買いますか?」って。それで、「買わないですね」と言ってくる応募者は結構な確率で落としてます。もちろんその答えで落とすってわけじゃなくて、そういう人はやっぱり服に対する想いが見えてこない。そして、そういう人は結局、お客様の気持ちが完全にわからないんですよね。
アパレルは、どれだけお客様に寄り添えるかがすべてなので。
──一般的に、年齢が上がるごとに、人は服への関心が薄れてくる傾向があります。
30代、40代でのアパレル転職を目指している方は、「洋服を好きでい続けること」、特に意識しておくと良いかもしれません。
4)アパレル系の求人を多く扱う転職エージェントを活用する

アパレル系企業への転職の際は、よっぽど大手の企業でない限りは「求人情報の比較検討」をしっかり行われることをおすすめします。
アパレル系企業の数は(特に都市部において)非常に多くありますが、それら企業の多くは従業員100名以下のものが多く、またそれぞれの企業によって文化・風土は大きく変わりますので、ご自身の価値観とマッチするかの確認は当然ながら慎重に進めるべきでしょう。 未経験でのアパレル転職の際は「なるべく多くの求人情報に触れ、比較しつつ進める」こと、および「転職エージェントのキャリアアドバイザー等、専門者のサポートやアドバイスを得る」ことが大切です。
併せて、その際には「アパレル系求人情報の多い転職エージェントを複数利用する」ことも意識しておくと良いでしょう。
次に紹介する転職サービスは、国内でも特に求人数の多いと評判の転職サービス(転職エージェント)です。併せてご覧ください。
アパレル業界への転職を目指す際の、おすすめの転職サービス
![]() |
サービス名 | クリーデンス |
---|---|---|
特徴 | クリーデンスは転職サービスdodaで知られるパーソルキャリア社が運営する転職サービスです。 最大の特徴は、ファッション・アパレル業界に特化しており、求人企業数はおよそ3,200社・登録ユーザー数は20万人以上と、豊富な情報量に裏打ちされた実績のあるサービスですので安心して利用することができます。 |
|
企業名 | パーソルキャリア株式会社() |
![]() |
サービス名 | doda(デューダ) |
---|---|---|
特徴 | 全国対応、かつ国内トップレベルの膨大な求人数! すべての業種・職種を網羅した求人情報だけでなく、キャリアアドバイザーの良質なサポートで、転職成功者の実績・評判が共に高い、初めに登録しておきたい鉄板の転職サービスです。 |
|
企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
![]() |
サービス名 | リクルートエージェント |
---|---|---|
特徴 | 転職後の利用者満足度によると、99%の方が「満足」!20代~40代まで幅広い利用者の方からの高い満足を実現する、業界最大手の転職エージェント。 | |
企業名 | 株式会社リクルート(1977年11月) |
![]() |
サービス名 | パソナキャリア |
---|---|---|
特徴 | 手厚く、そして親身な転職者支援で評判の高いパソナキャリア! 幅広い業界に向けての求人案内数と、地方転職者含めた全国の方々がサービスを利用できる体制を整えています。 はじめての転職ならではの不安や疑問を解消できるよう、転職活動のやり方や自己PRの仕方など、丁寧にサポートしています。 |
|
企業名 | 株式会社パソナキャリア(1976年) |
![]() |
サービス名 | マイナビエージェント |
---|---|---|
特徴 | 全国約10か所にわたる拠点ネットワークで、地方でも転職者とのOne to Oneのコミュニケーションが可能! 「転職エージェントのきめ細やかなサポート」で定評の、満足度も抜群に高い転職エージェントサービスです。 |
|
企業名 | 株式会社マイナビ(1973年8月) |
4)年代別 アパレル業界への転職で注意するポイント

さて、ここからは年代別にアパレルへの転職で意識するポイントをお伝えしていきます。
20代の方がアパレル転職を目指す際は
20代のアパレル転職は、まだ社会人としての経験は充分に培われていない状態での転職であることが殆どでしょう。
先述の「ブランド・商品への思い」、「好奇心、行動力」、「お客様目線」の3つは必須ですが、それ以外でいうならば、「何でもやります! やらせてください!」といった、前向きなスタンスがどれだけあるかが面接で見られます。
つまり、やる気と情熱ですね。もちろん面接対策の上でも重要ですが、これからの長い社会人生活で、あなたはアパレルへの道を選んでそこから数十年と経験を積み上げていくことになりますので、力強い歩みを続けていけるためにも、しっかり意識しておきましょう。
あわせて読みたい
-
- 20代の転職の成功率はどのくらい?効果的な進め方は?正しい準備をしていくためのポイント4つ
- これから転職を検討している20代の方で、実際の転職成功率や効果的な進め方について気になっている方は多いと思います。この記事では、最近の20代の転職事情と、転職を成功するために取り組むべき行動について解説していきます。20代からの転職を成功していくための押さえておきたいポイント・注意点がしっかり把握できるはずです。...
あわせて読みたい
-
- 20代フリーターが正社員になるには?未経験からの就職を成功する3つのルート
- 20代フリーターから「正社員になりたい」という方に向けて、具体的な方法と押さえておきたいポイントを紹介しています。20代未経験からの正社員就職は(他の年代と比べて)目指しやすいです。記事を読んで、あなたに最適な正社員ルートを見つけてください。 ...
あわせて読みたい
-
- 20代で派遣から正社員になるには?未経験から正規雇用を目指すための4つのルート
- 現在、派遣社員として就業している20代の人の中で、「いずれは正社員として働きたい」と思っている人もいるでしょう。20代派遣社員の方が正社員に転職する上で意識しておきたいポイントと、具体的に取り組むべきことについてまとめました。正社員を目指したいと思っている派遣社員の方は、ぜひ参考にしてください。...
30代の方がアパレル転職を目指す際は
アパレル業界への転職では、30代の応募者が一番多いそうです。
そこで企業側が見てくるのが、これまでの実績とアパレル業界に入る転職理由です。
30代にもなってくると、これまでの経歴と転職理由、そしてこれからのビジョン、この3つの説明をする際にしっかり話せる人と矛盾する人とに大きく差が出てきます。
これまでの実績からアパレル業界に入り、そしてこれからどうしていくか──。それはあなたの大切なストーリーです。そのストーリーにきちんとした繋がりがあって、かつしっかり説明できる(語れる)状態にすること。
それが、30代のアパレル転職者に求められるポイントです。
あわせて読みたい
-
- 30代の転職で「成功する人」の傾向は?成功例と効果的な進め方を紹介
- 30代での転職を検討してる人は多いと思います。転職は、「その年代ならではの、失敗しやすいポイント」があります。30代が転職する際の成功例と注意しておくべき「よくある」失敗ケース、そして30代の転職を成功していく為の効果的な進め方について解説していきます。...
あわせて読みたい
-
- 30代でフリーターから正社員になるには?未経験からの転職を成功する3つのルート
- 30代フリーターから正社員になるための具体的な方法と押さえておきたいポイントを紹介しています。正社員未経験から転職を成功するための、あなたに一番のルートを見つけてみてください。 ...
あわせて読みたい
-
- 30代派遣から正社員として転職するには?具体的な方法や意識したいポイントを紹介!
- 30代で「派遣から正社員になりたい」という人は多いと思います。この記事では、30代の派遣社員の方が正社員へと転職するための具体的な方法と、意識しておきたいポイントについてまとめました。派遣社員から正社員に変わりたい人、派遣社員を「卒業」したい人は、ぜひ参考にしてください。...
40代の方がアパレル転職を目指す際は
40代のアパレル転職の際は、企業は確実にマネジメント能力を見てきます。
「マネジメント業務まで携われないと、その人の給料に見合えない」という思考が働くからです。
また、40代に求められるのは「アウトプット」です。「自分のこれまでの経験を業務に反映していきます」と自信を持って言える人のほうが企業からは好まれるでしょう。
逆に、「勉強させてください」というスタンス(それも大切なのですが)が強すぎると、企業からは「君のこの先の勉強に投資するつもりはないんだけどな・・・」と思わる可能性もありますので、ご注意ください。
あわせて読みたい
-
- 40代の転職の適切なタイミングは?失敗談・成功談をもとに、効果的な進め方を紹介
- 40代の転職で、「このタイミングで転職失敗したくない」「ミスマッチ転職は避けたい」と思っていませんか。この記事では、40代の転職のタイミングについて、また失敗談・成功談をもとに失敗しやすいパターンと成功に向けての効果的な進め方について詳しく紹介しています。これから転職をはじめる40代の方は、ぜひ参考にしてください。...
あわせて読みたい
-
- 40代の転職で管理職経験なし・マネジメントスキルなしの場合、どうする?
- 40代で転職する方にとって「管理職経験」はあると有利ですが、「なければNG」というものではありません。また、「管理職経験があるから、転職は成功する」とも言い切れないでしょう。管理職経験のある方もない方も、ご自身の転職活動をより有意義に進めるためのポイントについて、この記事で確認していきましょう。...
まとめ)アパレル業界の転職では、より自身のこれからのビジョンを明確に

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。
アパレル業界に転職するうえで、大切なことは以下であることを説明してきました。
アパレルでの業務で、必要とされるスキルやスタンス
- 商品に対する想いと情熱
- やってみようという好奇心と行動力
- 常にお客様目線であること
アパレルに転職する際に、準備しておくポイント
- インターネットを通して、様々なブランドの状況・取り組みを知っておくこと
- 自身の活躍領域をイメージしておくこと
- 洋服を好きでい続けること
これらの大切とされる項目を見ていくと、アパレル業界に転職の際に必要とされるものは、業界専門のスキルというよりかは、ブランドと、そのお客様への思いと、自身のこれからの働き方(ビジョン)をしっかりと確立することのほうが重要だと、感じられます。
そして、アパレル業界過渡期である現在においては、様々な個性、スキルセットを持つ人材が求められています。想いとビジョンを明確にすれば、道は開ける──アパレル業界は今、そんな業界なのではないでしょうか。
これからアパレル業界への転職を目指される方が、今回の記事が少しでも役立てることを、心より願っています。