Web広告プランナーになるには? 求められるスキルと未経験からの転職のポイント
[最終更新日]2022/05/12

Web上にはさまざまな広告が掲載されています。Web広告を企画・提案するのがWeb広告プランナーと呼ばれる職種です。
Web広告プランナーの仕事に興味がある人、Web広告プランナーへの転職を検討している人にとって、仕事内容や待遇・将来性など、知っておきたいことが数多くあるはずです。
目次
1)Web広告の種類と主な仕事内容について

Web広告プランナーは、クライアントが抱える課題をWeb広告によって解決へと導くエキスパートです。
Web広告に関する広範かつ深い知識を持ち、クライアントの課題をどのようなアプローチで解決できるかを提案します。
Web広告市場は近年大きく伸びており、2019年にはテレビメディアの広告費をWeb広告が上回ったことが大きな話題となりました。
長年にわたって広告効果でトップを独走し続けてきたテレビメディアに翳りが見え始め、Webが広告の主戦場となりつつあるのです。
こうした背景から、業界を問わず多くの企業がWeb広告にますます注力しています。
多様な選択肢の中から最適な広告戦略を見極め、広告効果を上げていく上でWeb広告プランナーは重要な役割を果たしているのです。
Web広告の種類にはどんなものがある?

- リスティング広告
- ディスプレイネットワーク広告
- 動画広告
- SNS広告
リスティング広告

検索連動型広告ともいい、GoogleやYahoo!などの検索サイト上に表示される広告です。
ユーザーが検索するキーワードに合わせて親和性の高い広告を表示できるので、顕在層にアプローチできる広告手法といえます。
リスティング広告では、効果測定をしながら広告表示するためのキーワードの選定とチューニングをしながら運用しします。
広告掲載の料金は1クリックあたりの単価になっており、単価はキーワードによって変わります。
数十円のものから、とくに競合の多いキーワードは数千円になることもあります。
また、ユーザーがクリック後にその商品・サービスを購入する確率はおおよそ1%前後といいます。
Google、Yahoo!の検索ユーザーは非常に多く予算次第ではリスティング広告から多くの送客が見込めますが、かけた広告費を上回る収益を出していくには相応の知識、経験、そしてトライ・アンド・エラーが求められます。
ディスプレイネットワーク広告

ディスプレイネット枠広告は、他社のサイト・アプリ上に画像またはテキストの広告を配信する手法です。
単体のサイトに広告枠の掲載を依頼する場合と、「ディスプレイネットワーク」という広告配信システムを利用して国内のサイト・アプリに横断的に配信する場合があります。
ディスプレイネットワークでは、GDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)が広く知られています。
これらのシステムでは、ユーザーの興味関心や年齢・性別・地域などの属性にもとづいて広告を表示でき、潜在層ユーザーへのアプローチが可能です。
検索連動広告と比べるとクリック単価は安く、数円~数十円の範囲であることが多いです。
ただし、クリックしたユーザーがコンバージョン(商品・サービスの購入まで至るケース)まで到達する確率はやや低い傾向にあります。
自社サイトに一度訪れたユーザーに対して優先的に広告を紹介するリターゲティング(リマーケティング)という手法と併用しつつ運用するのが一般的です。
検索連動広告同様に、詳細な効果測定データを確認しつつ適宜チューニングしていく運用が求められます。
動画広告

動画に表示される広告全般を動画広告と呼んでいます。Webサイトのコンテンツ一覧内に表示されるインフィード広告や、動画内で再生されるイントリーム広告など手法はさまざまです。
視覚と聴覚に同時に訴えるため高い訴求効果が期待できる手法といえます。一方で、広告の手法によっては視聴していたコンテンツが中断されることもあるため動画広告を嫌うユーザーもいます。広告の打ち方を誤るとコンテンツの再生数や離脱率に悪影響を及ぼしかねない点に注意が必要です。
Web広告プランナーは動画広告のコンテンツ企画段階から手がけます。制作ディレクターを兼務することもあるので、動画の制作や編集に関する知識が必要です。
SNS広告

InstagramやTwitterなどのSNS上に表示される広告です。反響の大きな広告はSNS内でシェアされ、短期間で爆発的に拡散されることもあります。
低予算で広告を出稿しやすい一方で、十分な広告効果を得るにはユーザーの心をつかむ広告を制作するノウハウが必要です。
近年ではSNS専門の広告代理店も増えており、年々競争が激しくなっています。
SNS運用代行も含めトータルで請け負うケースもあるので、SNSマーケティングに精通した広告プランナーを目指す必要があるでしょう。
逆にSNS広告で優れた実績を挙げれば、SNS広告プランナーとして活躍することも可能です。
Web広告プランナーの主な仕事内容

- ヒアリング
- プランニング
- 提案資料作成
ヒアリング
クライアントへのヒアリングを通じて、先方が抱えている課題やプロモーションの目的を把握します。広告で取り上げる商品の特徴やターゲット、競合商品の状況など、現状をしっかりと把握しておくことが大切です。
また、クライアントは広告予算を確保しているはずですので、掲載期間や予算感を聞いておくことも欠かせません。
できるだけ低予算で広告を打ちたいのか、大規模な予算で十分な広告効果を得たいのかによって選ぶべき施策も異なるからです。
ヒアリングは顧客折衝の場でもあるので、顧客が言語化できていない部分まで汲み取る必要があります。洞察力やコミュニケーション力が求められる仕事です。
プランニング
ヒアリング結果を元に、Web広告の全体像を決めていくのがプランニングです。はじめにKPI(重要業績評価指数)・KGI(重要目標達成指数)を決め、達成のために適切な媒体を選出します。複数の媒体に広告を出すのが一般的ですので、媒体ごとに予算の割り振りを決めていきましょう。
また、プランに沿ってプロモーションを行った場合に見込める効果をシミュレーションしておくことも大切です。表示回数・クリック数・コンバージョン数・コンバージョン単価を計算します。
また、過去の事例などを参考にクリック率・クリック単価・コンバージョン率の推定値による予測値も算出しておきましょう。
提案資料作成
プランニングした内容を提案資料としてまとめ、顧客に提示します。提案資料を見るクライアント担当者がWeb広告について詳しいとは限らないので、一般的でない用語や表現はできるだけ使わずに分かりやすくまとめるのがコツです。
一方で、クライアントが知りたいのは「実際どれほどの費用対効果が見込めそうなのか」といった具体的な成果の部分です。
プランニングでシミュレーションした結果をベースに、客観的な数値データや過去の事例から計算した予測値を提示しましょう。
具体的な数値が示されていれば、クライアント担当者が上長を説得する際にも有効な資料となるはずです。
2)Web広告プランナーの待遇と将来性は
Web広告プランナーを目指すにあたって、待遇や将来性は気になるところでしょう。Web広告プランナーの平均年収や、職業としての将来性について解説します。
Web広告プランナーの平均年収
求人ボックス「給料ナビ」によると、Web広告プランナーの平均年収は494万円といいます。

画像引用元:求人ボックス「給料ナビ」
ただし、分布としては350〜900万円台と幅広いので、人によって差が生じやすい職業といえます。
年収に差が生じる主な要因として、スキルと勤務地が挙げられるでしょう。
Web広告プランナーは仕事の成果が数字で可視化される職業です。
自分が手がけた広告が実際にどれだけの効果を上げたのか、客観的な数値データから確認することができます。優れた成果を挙げてきたWeb広告プランナーは、転職市場においても高く評価されるでしょう。
また、勤務地に関しては大都市(とくに東京)に大手広告代理店が集中しているため、年収も都市部のほうが高い傾向があります。
Web広告プランナーの将来性
Web広告プランナーの将来性を示す指標の1つに「インターネット広告媒体費」が挙げられます。下のグラフは、2017年から2021年のインターネット広告媒体費の推移を表したものです。

(「日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を元に作成)
インターネット広告費は2021年に2兆円を超え、テレビ・新聞・雑誌・ラジオの4媒体を合わせた広告費を上回りました。インターネット広告費の増加傾向は今後も続く可能性が高く、広告の主戦場は今後インターネット広告へと移行が進むと考えられます。
インターネット広告を扱うWeb広告プランナーの需要も、今後ますます高まっていくでしょう。Web広告プランナーは高い需要が見込める、将来性のある仕事といえます。
3)Web広告プランナーに必要な知識・求められるスキルは
Web広告プランナーを目指すにあたって、どのような知識やスキルが必要なのでしょうか。
求められる知識・スキルを把握しておくことは、選考時のアピールポイントを考える上でも重要です。Web広告プランナーに必要とされる主な能力として、次の3点が挙げられます。
Web広告の知識とプランニングスキル

Web広告プランナーとして働くには、Web広告の知識は必須です。前述のようなWeb広告の種類をはじめ、広告運用でよく使われるツールや分析方法についてある程度の知識を持っておく必要があります。
実務経験に限らず独学でWebマーケティングへの理解を深めるなど、対策を講じておくことが大切です。
また、プランニングスキルもWeb広告プランナーにとって重要な能力の1つといえます。
プランニングはあらゆる職種でスキルアップを目指せますので、現在の就業先で意識的に伸ばしていくとよいでしょう。
たとえば、営業職にとって目標設定と達成の進捗管理は非常に重要なプロセスといえます。営業活動によってどのような成果が期待できるかをシミュレーションし、予測と実績の差異を分析しながら埋めていきましょう。
こうした思考にもとづいて仕事を進めていくことが、Web広告プランナーとして「資質あり」と判断される好材料となるのです。
コミュニケーションスキル

Web広告プランナーがヒアリングを行う際、クライアント担当者が自社の課題を言語化できているとは限りません。
クライアントの要望をそのまま受け入れるのではなく、より本質的な要望を引き出して提案につなげる能力が求められます。傾聴力や質問力といった総合的なコミュニケーション能力が必要です。
クライアントとの折衝以外にも、Web広告プランナーは多方面の関係者に協力を仰ぐ必要があります。
制作チームやマーケティングチームなど、大勢の関係者と情報を共有して仕事を進める上でコミュニケーションスキルは必須です。
さらに、広告メディアとの交渉においては、要望を伝えつつメディア側の要求との間に着地点を見いだしていかなくてはなりません。
対外的な折衝で求められる交渉力も、Web広告プランナーとして求められるコミュニケーションスキルの1つといえるでしょう。
分析力・論理的思考力

Web広告の企画・運用は数値分析の世界です。KKD(勘・経験・度胸)に頼ることなく、データドリブン思考によって客観的に分析を進めることが求められます。
物事を順序立てて論理的に考え、仮説検証を繰り返していくことが大切です。
たとえば、クライアントに広告プランを提案する際には「根拠」が常に求められます。
どのような仮説にもとづいて検証したのか、仮説はどのデータを元に判断したのか、といった説明が欠かせません。曖昧な点が残っていたり、感覚に頼って判断している点が見られたりすれば、クライアントの信用を失ってしまうでしょう。
Web広告プランナーに必要な資質を身につけるには、定量的なデータにもとづいて判断することを習慣化していく必要があります。KKDに頼っていた面がもしあるようなら、早急に改善を図りましょう。
4)Web広告プランナーの転職で意識すべき3つのポイント
Web広告プランナーへの転職を目指す際に、意識しておくべきポイントを紹介します。とくに未経験からWeb広告プランナーを目指す場合、必須ともいえる重要なポイントです。必ず取り入れて実践していきましょう。
勤務先は「広告代理店」か「インハウス」の2種類がある

Web広告プランナーの勤務先には、大きく分けて広告代理店とインハウスの2種類があります。
広告代理店には、Web広告以外も幅広く扱う総合広告代理店、Webに特化した専門広告代理店、事業子会社であるハウスエージェンシーがあります。
規模の大小はありますが、いずれもクライアントから案件を受託していることが共通点です。大手広告代理店では、役割分担が細分化されているケースがよく見られます。
インハウスとは、自社で広告を制作・運用まで手がける企業を指します。
小規模な会社も多く、広告に関するあらゆる業務を兼任することも少なくありません。Web広告プランナーだけでなく、Webに関する幅広い業務を担当する可能性があります。
広告代理店とインハウスのどちらが向いているかは、携わりたい業務の範囲によって判断することが大切です。一般的に広告代理店は上流工程、インハウスは上流から下流工程まで幅広い業務を手がけるケースが多く見られます。
事前に運用型Web広告について学んでおく

未経験からWeb広告プランナーに転職するのであれば、事前に運用型Web広告について学んでおくことが重要といえます。
Web広告業界は短期間で手法がアップデートされていく世界ですので、最新の知見を取り入れておく必要があるからです。
現職で広告運用を担当するチャンスを得られるのが理想ですが、難しい場合は独学で知識を習得しましょう。マーケティング関連書籍を参考にするのはもちろんこと、無料のワークショップや講座を受講するのも1つの方法です。
たとえばGoogleでは「Googleデジタルワークショップ」や「Googleアカデミー」といった無料講座を提供しています。
以下はGoogleデジタルワークショップにおける、「検索連動広告」のレッスンページです。
各種広告についての基本的な知識と運用方法についてのイメージを養ううえで、役立てられるでしょう。
画像引用元:Googleデジタルワークショップ「検索連動型広告で情報を伝える方法 (検索連動型広告 第 1 章)」
こうして学んだ知識はWeb広告プランナーを目指す際の選考でアピールできるだけでなく、実務に就いてからも役立ちます。未経験者であっても自分でできる範囲の学習をしておくことが非常に重要です。
Web広告プランナーへの支援実績が豊富な転職エージェントを活用する

Web広告プランナーは活躍の場が広がっており、就業可能な職場も増えつつあります。
選択肢が広がるのは良いことですが、業務内容や業務範囲の面でミスマッチが生じるリスクが増しているともいえるのです。とくに未経験者の場合は、応募先の業務内容や業務範囲をイメージしにくいでしょう。
Web広告プランナーへの転職を目指す際には、支援実績が豊富な転職エージェントの活用をおすすめします。
プロのアドバイザーにサポートしてもらうことで、自分に合った環境・業務内容を一緒に探してもらうことができるからです。
転職エージェントのアドバイザーは、求人企業の内情や社風など、外部からは見えにくい情報を把握していることが少なくありません。自分で求人に応募する場合と比べると事前に把握できる情報が増え、入社後のミスマッチを防ぐことに役立つはずです。
5)Web広告プランナーへの転職におすすめのエージェント
ここからは、Web広告プランナーとして活躍できる職場への転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもWeb広告プランナーへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
リクルートエージェント|国内No1の求人数 転職支援ツールも充実
リクルートエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
Web広告プランナー関連の求人数 | 約3,500件(2022年3月現在) |
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
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リクルートエージェントの活用メリットとおすすめポイント
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dodaの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
Web広告プランナー関連の求人数 | 約2,600件(2022年3月現在) |
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ワークポートの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
Web広告プランナー関連の求人数 | 約500件(2022年3月現在) |
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ワークポートの活用メリットとおすすめポイント

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
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type転職エージェント|東京・神奈川・埼玉・千葉で年収アップしたい人におすすめ
type転職エージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉 |
拠点 | 東京 |
Web広告プランナー関連の求人数 | 約200件(2022年3月現在) |
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type転職エージェントの活用メリットとおすすめポイント
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まとめ)将来性に期待大のWeb広告プランナーへの転職を実現させよう
Web広告プランナーは、急拡大を続けるWeb広告市場において中心的なポジションを担う職種です。今後もWeb広告業界は伸び続けていくと予測されており、将来性の面でも十分期待できる職業といえるでしょう。
一方で、未経験からWeb広告プランナーを目指すには一定のハードルがあるのも事実です。求められる知識・スキルを着実に習得し、転職成功に向けて一歩一歩進んでいく必要があります。
ぜひ今回の記事を参考に、Web広告プランナーへの転職を検討してみてください。業界・職種未経験者であっても、Web広告プランナーへの道は必ず開けていくはずです。