40代の転職で求められる「管理職スキル」がない場合、どうすれば良い?
[最終更新日]2020/04/10

現在転職を検討されている40代の方で、「管理職・マネジメント経験がない(少ない)から、転職が決まるか不安…」という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、40代の転職でしばしば求められるスキルの1つに「管理職スキル」(マネジメントスキル)があります。
求人の応募条件に「管理職経験者」「マネジメント経験者」と書かれていた場合、課長や部長といった役職についた経験のない人は「自分は応募要件を満たしていない」と考えて、その時点であきらめていたという方もいらっしゃったかもしれませんね。
しかし、管理職スキルとは必ずしも役職についていた経験を指すわけではありません。これまで「自分には管理職スキルがない」と思っていた人も、実はこれまでのキャリアの中で管理職スキルに相当する経験を積んできた可能性があるのです。
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目次
1)そもそも、「管理職スキル」っていったいどんなもの?

管理職・マネジメントの定義
管理職経験の有無にかかわらず、「管理職の仕事とは何か」「管理職スキルとは何を指すか」を正確に説明できる人は実はあまり多くありません。
多くの企業では現場経験の延長線上で役職につくため、管理職としてのスキルに特化してスキルアップを図ることができる機会はかなり少ないのが実情です。
そもそも、管理職スキルとは何を指しているのでしょうか。
管理職スキルとは、全体を見ながら指揮・統率する力のことを言います。現場がどう動けばいいのかを示し、仕組み化していくことで部下を統率していきます。
このとき判断基準となるのは、組織の理念や経営方針です。つまり、トップの考えを現場レベルに噛み砕いて示し、達成度に応じて次の課題を示していくのも管理職の役割なのです。

こうした役割から考えると、管理職スキルとは必ずしも役職についている人だけが持つべきスキルではなく、プロジェクトリーダーや主任のようなポジションの人であっても身につけておくべき力であることが分かるはずです。
役職についていなかった人であっても、管理職スキルに類する力を持っている可能性があるというわけです。
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なぜ、企業は40代の転職者に管理職スキルを求めるのか?

20代、30代の転職者の場合、純粋に「プレーヤー」としてのスキルが重視される傾向があります。組織の戦力として加わり、力を発揮してくれることを期待されているのです。
ところが、40代以降の転職者の場合はプレーヤーに留まらない、さらに上のレベルのスキルが求められることが多くなってきます。つまり、1人のプレーヤーの役割から、後輩を指導・育成する力が求められるのです。
純粋にプレーヤーとして優れた人を採用するのであれば、若ければ若いほど望ましいというのが企業側の本音です。なぜなら、プレーヤーであれば若い人ほど長く活躍してくれる見込みがあるわけですから、組織への貢献度もそれだけ大きくなる可能性が高いからです。
40代以降の転職者となると、プレーヤーとしてのスキルを持っていることは前提とした上で、自分から組織をまとめたり、会社を盛り立てたりできるかが重要になってきます。
個人的にスキルが高い人を採用した場合にプレーヤーとして発揮してくれる力を「1」とした場合、後進を育成したり部署全体を率いたりできる人を採用した場合、結果は「5」や「10」といったように何倍にもなる可能性があるのです。
このように40代の転職者には、若い人にはない「組織を創り上げる力」を求められているケースが多いのです。
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2)「管理職経験」が無くても、役に立つスキルは
たとえ役職についたことがない人であっても、チームなどを指揮・統率した経験があれば、管理職スキルに類する力を持つ人として評価される可能性は十分にあります。
ただし当然のことながら、管理職スキルを発揮した経験があればよいというわけではありません。転職して新たな職場へ行くということは、これまでとは異なる経営方針のもと、新たな人間関係の中で力を発揮しなくてはなりません。
これまでの職場で通用していた力を別の職場でも通用するかどうかは、そのスキルが組織に依存しない自立したものであるかどうかが重要になってきます。

リーダーシップ
まず、特定の人間関係に依存しない「リーダーシップ」が必要とされます。
職場にはさまざまな価値観や個性を持つ社員がいますから、その一人ひとりと良好な関係を築き、個々に適した働きかけが必要になります。
ここで明らかにしておきたいのが「リーダーシップ」という言葉が持つ意味です。
リーダーシップとは、簡単に定義するならば「目標を設定し、それに向けて人を先導していく役目を負った人」と捉えることができるでしょう。
たとえば仲間内で飲みに行く計画を立てた時、誰か一人、率先してスケジュールやお店の予約等を請け負う存在がいるかと思います。この人は、仲間内でのリーダーシップを発揮していることになります。
これはビジネスの場でも同様で、会社の設定するノルマや理念を正確に理解し、個々のメンバーがそこへ向かうためにどのようなスキル・経験を身につけていく必要があるかを考えられる能力が、ビジネスにおける「リーダーシップ」になります。
自律性

続いて「自律性」について説明します。
自律性とはいわば、「自発的に行動し、結果を出す力」のことです。
上司からの指示通りに仕事を進めるだけでなく、自分なりの工夫や改善を加えたり、よりよいやり方を提案したりする能力が、ビジネスの場では求められます。
受け身で仕事をするのではなく、自分の頭で考え、自発的に行動に移してきたかどうかが重要なポイントとなります。
「自発的な行動」とは、具体的に何を指すのでしょうか。
たとえばどのような業界・職種も共通して、「中長期的な視点で物事を考える」必要があります。
その日一日の仕事をどうしよう、という短期的な考え方では、仕事はただのルーティンになり、自身の成長にも組織の成長にも繋がることはありません。
常に情報を収集し、日々の業務にどのように組み込むことができるか。
そのためには会社の行き帰りの道中にスマホでニュースを確認したり、新聞や専門書を読むなど、自身の働きかけもおおいに必要になってくるのです。
コミュニケーション力

最後が「コミュニケーション力」です。
多様な価値観がうまれる昨今、ビジネスの場においても個人を尊重し、組織として団結していく必要があります。
人は生まれながらにして誰かとコミュニケーションを行い、その力を養っていきますが、40代ビジネスパーソンに求められるコミュニケーション力は、それとは少し異なります。
具体的には「自分自身」「他者」「状況」「人間」この4つを理解し、職場環境や人と向き合っていく必要があるのです。
自分自身を知るということは、時に弱点となる部分であってもきちんと受け止める度量の深さも含まれます。その結果、他者の言動の背後にある思いも正確に汲み取ることができるようになるのです。
また、「状況」を理解することは、個人の視点ではなく組織全体を「客観視」できる視野の広さを持つことでもあります。
そうすることで、メンバー間との意見のすり合わせもスムーズになるのです。
そして、一人ひとりの部下、社員たちの性格・個性を知る、すなわち「人間理解」も、コミュニケーション力を養っていくために必要な視点です。
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3)管理職未経験で勝負するときにアピールすべき3つのポイント

それぞれの企業の、「40代転職者に求めているもの」を明確にする
さて、「40代転職者には、リーダーシップ、自律性、コミュニケーション力が大切」とお話しましたが、こちらはあくまで全体的な傾向に関しての話で、当然ながらそれぞれの企業によって、40代転職者に求めるものは変わっていきます。

「ここで働きたい」という企業が見つかったときは、その企業が40代転職者に求めているであろうものは何かを具体的にイメージし、面接の際は特にその部分を重点的にアピールされることをおすすめします。
「企業が転職者の求めるもの」を明確にするには、企業研究をしっかりと行うことが重要となります。
企業研究は、求人情報や企業HPからでも多くの情報を得ることはできますが、その他転職エージェントにその企業についてヒアリングするといった手段もあります。
以降の章で「40代の転職者におすすめの転職エージェント」についても紹介いたしますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
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これまでの経験、実績も最大限アピール!!ストーリー形式で説明できるように

40代の転職では管理職スキルが重視されるのは事実ですが、かといって管理職スキル以外の経験や実績が採否に影響しないはずがありません。これまで経験してきた成功体験や実績は、最大限にアピールしましょう。
このとき、単に事実だけをアピールしたのでは、若手の転職希望者と差をつけるのは難しい場合も多いものです。
面接担当者の記憶に残り、強い印象を与えるようにアピールするには、経験や実績が単なる事実ではなく、「あなた自身の」固有の体験として語られることが重要になります。
相手の記憶に残りやすい話し方をするには、事実を羅列するのではなく、一連の経験をストーリーのように語ることを意識するといいでしょう。
ストーリー形式で経験や実績をアピールするときは、次の3点に注意してストーリーを構成します。
第一に、驚きや意外性から話を始めることで、相手の注意を引き話に引き込めるよう意識しましょう。
たとえば、成功体験について語ろうとしているのに、「正直なことを言いますと、私はこの仕事を最も苦手としていました」と話し始めたら、面接担当者は「では、なぜ成功したのだろう?聞いてみたい」と感じるでしょう。
第二に、主語が「私」になるよう意識しましょう。
たとえ会社の経営方針や部署の事業計画にもとづいて進めたプロジェクトであっても、「〇〇という方針だったので、これに従った」と話す人と、「〇〇という方針を『私は』~と受け止めた。だから……の行動につながった」といった話し方をする人とでは、後者のほうがはるかに「自分から主体的に取り組み、判断を下した」という印象を受けるでしょう。ストーリーの主役が自分であることが大切なのです。
第三に、相手の立場や状況に合わせたストーリーを意識しましょう。
採用担当者との面接と役員との面接を比較したとき、どちらも同じ話し方をするのは得策とは言えません。役員面接が最終面接となるケースも多く、応募者が社風に合っているか、新たに迎え入れる社員としてふさわしいかどうか、といったことを最終チェックしている可能性があります。つまり、採用担当者に対して伝える場合は実務レベルでの話を厚めにし、役員面接では熱意や人柄が伝わるエピソードに重点を置いて話したほうが、より伝わりやすいストーリーになるかもしれないのです。
こうした話し方ができる人は、必然的にコミュニケーション力やプレゼンテーション能力も高いはずであると判断される可能性が高いでしょう。伝える内容も重要ですが、伝え方、話し方についても工夫しておく必要があります。
40代の転職は、早め早めに準備を。エージェント系の転職サービスがおすすめ

40代の転職は、20代や30代と比べて入念な準備が必要な場面が多く、早め早めの準備が重要になると言えます。少しでも自信がないところがあれば、迷わず転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントは多くの転職希望者に転職のアドバイスをしていますので、40代の転職者がどのような悩みを抱えているか、企業側がどのような点を重視しているのか、応募者・企業側の双方の考えを熟知しています。
40代の方は、社内で責任あるポジションで働いているケースも少なくありません。今の仕事が忙しいので、仕事をしながら転職活動を進めるのは難しいと感じている人もいることでしょう。
しかし、たとえ当面の生活費が貯蓄でまかなえるとしても、「いったん退職してから転職活動を開始する」という方法は避けたほうが無難です。
想像以上に転職活動が長期化した場合、気持ちに焦りが出やすくなり、入社後のミスマッチが起きやすくなってしまうからです。
転職エージェントを利用することによって、「転職までのスケジュール感」であったり、「現状、準備しておくこと」も明確にされやすくなります。
また、ご自身と相性のマッチする担当キャリアコンサルタントを見つけていくうえでも、可能なようでしたら「複数の転職エージェントに登録する」ことをおすすめします。
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4)40代の方におすすめの転職サービス・転職エージェント
ここから紹介しますのは、40代転職者におすすめの転職エージェントです。
それぞれ転職エージェントごとに特徴・強みが異なりますので、「このサービスが自分に合いそう」といったもがあったら「まずは様子見から」といった形でも登録されると良いでしょう。
求人情報とキャリアコンサルタントの品質を重要視する方は、JACリクルートメントがおすすめ
JACリクルートメントは日本の人材紹介会社でも五本の指に入る大手転職エージェントです。
主に「管理職・管理部門」向け求人を豊富に扱っており、キャリアアップのための転職にはうってつけのエージェントと言えるでしょう。
JACリクルートメントでは、転職者一人ひとりとの面談を通して、その方の市場価値や詳しい企業の情報など、さまざまなアドバイス・サポートを行っています。
「管理職未経験だけど、どのように転職活動を進めていけばよいか」といった不安にも客観的アドバイスをもらえることでしょう。
40代でキャリアアップを目指したい方は、JACリクルートメントの活用をおすすめします。
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より多くの求人情報と、スピーディな転職を目指す方は、「リクルートエージェント」がおすすめ
リクルートエージェントは誰もが一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。
事実、国内最大規模を誇る転職エージェントです。
それだけでなく事実上No.1の転職成功実績を誇っています。
それもリクルートエージェントが展開する独自のサービスのたまものでしょう。
たとえば、転職活動の最大の難所である「採用面接」ですが、リクルートエージェントでは「面接力向上セミナー」と称し、事前のシミュレーションや意識しておくポイントまでくわしく知ることができるのです。
求人数も膨大で、そのうちリクルートエージェントのみが保有する非公開求人は常時10万件以上。
リクルートエージェントを活用することで、転職活動も自身を持って取り組むことができそうですね。
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まとめ)「管理職経験がないから…」で諦めないで!転職は自律・積極性が大事!

求人の応募条件に「管理職経験がある方歓迎」「マネジメントスキル必須」といった書き方がされていると、管理職経験のない人はその時点で諦めてしまっていたかもしれません。しかし、役職についた経験がなければ応募のチャンスが全くないとは限らないのです。
応募要件以外にも、企業としての理念や事業内容、実際の仕事の内容をよく確認した上で、自分のこれまでの経験や実績が生かせそうだと思ったら、ぜひ積極的に応募を検討してみるべきです。
まずは、管理職スキルに類する経験をしてきたかどうか、管理職スキル以外のアピールポイントは何か、について考えてみましょう。
40代からの転職が、20代や30代と比べて甘くないのは事実です。
ただし、だからと言って自分から可能性にフタをしてしまう必要はありません。厳しい面があることは承知の上で、それでも今のタイミングで先々のキャリアを再検討すべきだと考える自律性や、まずは一歩踏み出そうとする積極性が、40代の転職ではとても重要になってくるのです。
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