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リスクコンサルタントは未経験から転職できる?ニーズのある業界、将来性、求められるスキルは

[最終更新日]2022/08/03

リスクコンサルタントは未経験から転職できる?

新しいキャリアを模索している人で、「リスクコンサルタントへの転職を考えている」という方もいるでしょう。

この記事ではリスクコンサルタントを取り上げ、仕事内容や年収、主な働き方や転職の際に意識すべきポイントを解説していきます。

目次

1)リスクコンサルタントの仕事内容

企業経営や事業の遂行には、以下に挙げるさまざまなリスクがあります。リスクのなかには経営を揺るがすものも少なくないため、迅速かつ適切な対応が必要です。

■サイバーテロ ■伝染病・感染病 ■IT障害 ■虚偽の財務報告 ■取引先倒産 ■業務品質の低下 ■事故災害 ■情報漏洩

多くの企業では独自にリスクマネジメントの対策を取っていますが、果たしてそれが正しい、適切な対策かどうかはわかりにくいものです。

リスクコンサルタントは以下の観点で企業をチェックし、アドバイスやリスク対応の支援を行う職種です。

  • 起こりうるリスクの洗い出し
  • 現状のリスクマネジメントは十分か
  • 危機管理やBCPなど、リスクへの対応策や回避策は十分か

企業自身が行う「リスクマネジメント」が正しく行われているか、俯瞰した視点をもってサポートすることがリスクコンサルタントの仕事です。

このため、法務や労務、財務など、幅広い分野の知識が求められます。
国外の法令に関する知識が求められるケースも少なくありません。

そもそも、リスクコンサルタントは未経験で目指せる?

リスクコンサルタントを目指しやすい人の職種|■品質管理・品質保証の実務経験→携わった業界のリスクコンサルタント ■ITエンジニアの実務経験→ITリスクコンサルタント ■人事・法務・労務・経理の実務経験→携わった業界のリスクコンサルタント

社会人未経験からリスクコンサルタントを目指すことは難しいですが、これまでの実務経験を糧にリスクコンサルタントを未経験から目指すことは可能です

たとえば、品質管理・品質保証に関わる業務に携わっていた場合、その経歴が評価されることがあります。
また、近年ではITに関するリスクが注目されていることから、上流工程の経験やシステム監査、内部統制、プロジェクトマネジメントなどの経験があるとITリスクコンサルタントを目指しやすいでしょう。

リスクコンサルタントを目指しやすい職種の人

  • 品質管理・品質保証(QA・QC)の実務経験がある人→携わった業界のリスクコンサルタント
  • ITエンジニア(SE、PL、PM)の実務経験がある人→ITリスクコンサルタント
  • 人事・法務・労務・経理の実務経験がある人→携わった業界のリスクコンサルタント

そのほか、損害保険会社では保険商品の営業職を兼ねたリスクコンサルタントを応募するケースがあります。
この場合の主業務は保険営業になりますが、実務経験の浅い人でも比較的目指しやすいです。

また、「リスクコンサルタントの知識と実務経験を積んで、その後コンサル専門の職に就きたい」という際のひとつのキャリアパスとして有効でしょう。

2)リスクコンサルタントの主な働き方

リスクコンサルタントの働き方は、大きく以下の4つに分けられます。

どの働き方を選ぶかにより、仕事内容が変わることに留意してください。それぞれの働き方について、詳しく確認していきましょう。

リスクマネジメント会社で、クライアントへのリスクコンサルティングを担当

リスクマネジメント会社でクライアントへのリスクコンサルティングを担当|■仕事内容 1.問題が起きる前の活動 2.問題が起きた後の活動

リスクマネジメント会社はその名の通り、顧客企業のリスクマネジメントを行う(提供する)会社です。

企業に潜むリスクの洗い出しや評価を行い、適切なアドバイスや企業が実施するリスクマネジメント体制の構築支援、具体的にはリスクアセスメントの実施などを行います。
また、従業員に対する研修や、運用開始後の支援も行います。有事の際は、影響を最小限にとどめるべく活動を求められます。

近年ではITが経営に欠かせないものとなっていることから、セキュリティやシステム管理・システム監査に関するアドバイスも提供しています。

仕事は、大きく以下の2つに分かれます。

  • 1.インシデント(問題)が起きる前の活動
  • 2.インシデント(問題)が起きた後の活動

1番にはリスクの見える化や影響を抑えるための提案などが挙げられます。
必要に応じて、セミナーの講師も務めることになるでしょう。リスクへの対応マニュアル作成も、業務に含まれます。
2番では問い合わせ対応や原因調査・分析、再発防止への対策が主な業務となります。

監査法人・税理士法人 で、クライアントのリスク管理の監査・アドバイザーを担当

監査法人・税理士法人でクライアントのリスク管理の監査・アドバイザーを担当|■仕事内容 1.監査や会計・税務も行えるリスクコンサルタント 2.リスクコンサルタント業務専任

監査法人や税理士法人でも、リスクコンサルタントのサービスを提供する箇所は増えています。

監査法人の主な業務は、企業がまっとうな事業運営を行っているかチェックすること、税理士法人の主な業務は企業の適正な会計業務を支援し正しく納税させることです。
一方でこのような業務は、依頼する企業あってのことともいえます。その際にリスクマネジメントの観点からリスクコンサルタントとしての価値提供を併せて求められることが多いです。

これらの法人では、他の業界以上に「正しく行動できる人材」が求められます。 求人は、以下の2種類に分けられます。

  • 1.監査や会計・税務も行えるリスクコンサルタント
  • 2.リスクコンサルタント業務専任

監査法人は会計監査や内部統制、税理士法人は税務に強みを持っています。2番の求人であっても、これらの知識を持つ方は優遇されます。

コンサルティングファームで、クライアントへのリスクコンサルティングを担当

コンサルティングファームでクライアントへのリスクコンサルティングを担当|■仕事内容 事業戦略の見直しやセキュリティの強化など

コンサルティングファームは企業が抱える課題を解決し、対価として報酬を得る業態です。

リスクマネジメントはどの企業も抱えている重要な経営課題ですから、コンサルティングファームでも重点的に取り組まれています。事業戦略の見直しやセキュリティの強化などは、代表的な分野の一つです。

課題の解決には、多くのケースで高度なIT技術の活用が求められます。
要件のヒアリングなど、上流工程に関わる業務が主体となるでしょう。ITを絡めた事業戦略の立案や企業改革の提案は、主な業務に挙げられます。

こうした背景もあり、コンサルティングファームではITに詳しい方の募集が多くなっています。

損保会社で、営業職(クライアントへの提案営業)を担当

損保会社で
営業職(クライアントへの提案営業)を担当|■仕事内容 顧客企業が懸念するリスクを理解したうえで適切な保険商品を勧める

先にも触れた通り、リスクコンサルタントの働き方として「損保会社の法人営業」という職種も候補に挙がります。これまで解説した職種と比べると、未経験者歓迎とする求人も多く、間口の広さがあります。

そもそも損害保険は、事業運営で起こり得るリスクを保険会社に移転する商品です。
顧客企業が懸念するリスクを理解したうえで適切な保険商品を勧めることは、リスクコンサルティングの一環といえるでしょう。
事業内容や財務状況の理解などを踏まえての提案は、貴重な実務経験となるはずです。

3)リスクコンサルタントの年収と将来性

リスクコンサルタントの平均年収

リスクコンサルタントの平均年収|■700万円前後→男性724万円、女性670万円 ■一方で400万円に満たない人も一定数いる ■1,000万円以上のプレイヤーは少なめ

リスクコンサルタントの平均年収は700万円前後です。転職サービスdodaでは「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)」記事において、165種類ある職種のうち4番目に高い年収額であることを公表しています。
また「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)」記事では男性の平均年収が724万円に対し女性は670万円と、男女差の少ない職種であることも公表しています。

一方でリスクコンサルタントは、誰もが高い給与を得られる職種とは限りません。求人ボックスによると、年収400万円に満たない方も一定数存在します。
また年収1,000万円の高年収プレイヤーは、他の職種と比較するとやや少なめといえます。

リスクコンサルタントの将来性

リスクコンサルタントの将来性|■企業が備えるべきリスクは多く、対処に複雑・高度なスキルが求められている ■以前は問題とされていなかった事象もリスクとして扱われるようになった→今後も需要は高い

リスクコンサルタントは、今後ますます求められる職種です。以下の項目は、主な理由に挙げられます。

  • 企業が備えるべきリスクは多くなり、対処には複雑・高度なスキルが求められている
  • 以前は問題とされていなかった、あるいは黙認されていた事象も、リスクとして扱われるようになった

ひとつ目の例として自然災害や感染症へのリスク、ふたつ目は各種ハラスメントやコンプライアンス違反などによる信頼の低下が挙げられます。

業務の遂行には会計やITなど、企業経営に関する多方面の知識が必要です。
リスク分野における専門性を持つ方は貴重な存在ですから、将来性はおおいに期待できます。

但し中途半端な知識にとどまっていると、仕事がAIに取って代わられるリスクはあります。将来性は専門性を究めた先にあるものと考え、スキルアップにいそしむことが大切でしょう。

4)リスクコンサルタントへの転職を目指す際に意識すべきポイント4つ

リスクコンサルタントへの転職を実現したいなら、以下に挙げる4つのポイントを意識して転職活動を進める必要があります。

それぞれ、なぜ重要かというポイントも含めて解説していきます。

リスクマネジメントに関わる知識は必須。何かしらの業務経験があれば尚可

リスクマネジメントに関する知識は必須|一般企業のリスクマネジメント担当者よりも詳しいレベルが求められる

リスクコンサルタントは企業のリスクマネジメントに関わる職種ですから、最低でもリスクマネジメントに関する知識が必要です。

そのレベルは、一般企業のリスクマネジメント担当者よりも詳しいことが求められます。理解が浅い方は書籍などを活用し、よく学んでおきましょう。成功事例や失敗事例のチェックも有効です。

そのうえで業種や業務に特化したスキルがあると説得力が増すため、入社後のコンサルティングに活かせます。
「たいした経験が無い」という方でも、じっくりチェックすると注目すべきエピソードが見つかるケースは少なくありません。

ご自身の強みを引き出すためにもこれまでの経歴をチェックし、自己分析を入念に行うことをおすすめします。

どの領域のリスクコンサルタント を目指すかを定めておく

どの領域のリスクコンサルタントを目指すかを定めておく|■リスクマネジメント専門→リスクマネジメント会社 ■監査や税務業務→監査法人・税理士法人 ■コンサルとしてのキャリア形成→コンサルティングファーム ■未経験から目指す→損保会社の営業職

リスクコンサルタントの主な働き方として、以下の4つがあることをお伝えしました。

  • リスクマネジメント会社で、クライアントへのリスクコンサルティングを担当
  • 監査法人・税理士法人で、クライアントの監査・アドバイザーを担当
  • コンサルティングファームで、クライアントへのリスクコンサルティングを担当
  • 損保会社で、営業職(クライアントへの提案営業)を担当

このうち、リスクマネジメント専門でキャリアを積む場合はひとつめの「リスクマネジメント会社」が第一候補になるでしょう。

そのほか、監査や税務業務寄りのキャリアの場合は「監査法人・税理士法人」、コンサルとしてのキャリア形成を意識している際は「コンサルティングファーム」が有力候補になるはずです。

未経験からの目指しやすさでは「損保会社の営業職」、そのほかこれまでの経歴・実務経験によっては「監査法人・税理士法人」、「コンサルティングファーム」を目指しやすい人もいると思います。

ポイントは、今回の転職だけでなくその先5年・10年後のキャリアパスを見据えて、応募先企業を見出していくことです。

リスクマネジメント会社やコンサルティングファームを目指す予定の人も、現在の経歴が不足していると判断できた際は、段階を踏んでいったんは別職種で経験を積むことを検討した方が良いこともあります。

また、同じ事業領域の会社でも取り扱う案件や得意分野において違いもあります(例:食品メーカーの品質管理コンサルに強い、等)。
これらは応募前にしっかり企業研究を行って、ご自身の目指す領域とマッチするかを確認しておきましょう。

コンサルティング ファームへの転職を視野に入れている人は、入念な選考対策を

コンサルティングファームを目指すなら入念な対策を|選考内容は企業により異なり、ケース面接が複数回行われる場合もある

「リスクコンサルタントの主な働き方」で紹介した企業のなかで、コンサルティングファームの選考は独特です。

それは選考の途中で、ケース面接(ケーススタディ)が行われるケースが多いためです。

この選考では、コンサルタント業務に必要な論理的思考力と柔軟な発想力が試されます。「SEからITコンサルに転職するには? 年収、キャリアパス、転職成功のポイントを紹介」記事も参考に、対策方法をチェックしましょう。

選考内容は企業により異なり、なかには複数回のケース面接を実施する企業もあります。

入念な選考対策には確かな情報が欠かせませんが、ネットにはそれほど情報が上がっていません。
そのため、コンサルティングファームの転職支援に強い転職エージェントの力を借りるのがいちばん効率的です。

リスクコンサルの求人を多く扱う転職エージェントを活用

リスクコンサルの求人を多く扱う転職エージェントを利用|■非公開の求人を紹介してもらえる ■複数のエージェントから客観的なアドバイスをもらえる

先に「コンサルティングファーム分野に強い転職エージェントの利用」についてお伝えしましたが、それ以外の領域のリスクコンサルタントにおいても、支援実績の豊富な転職エージェントを利用した方がよいでしょう。

これまでリスクコンサルタントを目指した転職者の支援経験をもとに、適切なサポート・アドバイスが提供されやすいからです。

たとえばdodaでは2022年8月現在でリスクコンサルタント系の公開求人が約300件掲載されています。
リクルートエージェントにおいては、生産管理コンサルタントとして約150件、品質管理コンサルタントとして約100件あります。

転職エージェントでは具体的な求人紹介だけでなく、リスクコンサルタントとしての今後のキャリアについてのアドバイスを受けることもできます。

おすすめの転職エージェントについては次章でも詳しく紹介しますので、自分に合いそうと思ったサービスがあったら登録を検討してみてください。

5)リスクコンサルタントへの転職におすすめのエージェント

doda|リスクコンサルタントの求人数の豊富さは国内トップレベル。積極的な提案を受けたい人に

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)

dodaはリスクコンサルタントの求人数が約300件(※2022年8月現在)と、国内トップレベルの豊富さが見られる転職エージェントです。

サービスの特徴としては求人の豊富さだけでなく、担当エージェントの積極的な提案および活動をスムーズに進めるうえでの支援ツールの充実さもあり、転職活動を早く済ませたいという人にもおすすめです

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。

「まずは自分でリスクコンサルタントの求人をじっくりチェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。

リクルートエージェント|リスクコンサルタントの企業研究は「エージェントレポート」も活用して

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

リクルートエージェントは、保有求人数・成約実績ともに国内No.1の地位を築いており、過去45万人以上の転職支援実績にもとづく高品質なサポートに定評があります。

リスクコンサルタントの求人に関しても選択肢を増やしつつ、エージェントからのサポート・アドバイスがもらえるでしょう。

また、リクルートエージェントはdoda同様に転職支援ツールが充実しており、なかでも志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」は有用です

リスクコンサルタントへの転職は他の職種同様に入念な企業研究が欠かせませんが、応募者数が増えてきた際に手が回らなくなることもあると思います。その際に、選考対策に役立つ内容にまとめられたレポート情報は大いに役立つはずです。

また、担当エージェントもこれまでの実績をもとにリスクコンサルタントへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

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コンサルタント系求人も多く、全都道府県に拠点もあるため、地方での転職活動にも役立つでしょう。

リクルートダイレクトスカウト|コンサルティング領域に強いヘッドハンターを選んで相談が可能

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リクルートダイレクトスカウトはハイクラス層向けのヘッドハンティング型サービスで、年収800万円以上の求人がメインとなっています。
そのため、経験・実績が豊富なコンサルを求める企業が多いことがうかがえます。

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リクルートダイレクトスカウトの特徴として、ヘッドハンターを転職者が選べる点が挙げられます。
ヘッドハンターの経歴を確認し、自分にとって興味のある分野で転職支援実績が豊富なヘッドハンターに相談することができます。

まとめ)これまでの経験やスキルを活かせる職場への転職が成功の鍵

リスクコンサルタントは豊富な業務経験を持つ方にとって、有力な職種の一つです。

まずはリスクマネジメントに関する知識を十分に身につけること、リスクコンサルタントの仕事を知ることが第一歩となるでしょう。
そのうえでご自身の強みを活かせる分野を見つけ、あなたに合った転職先を見つけることが活躍につながります。

同じリスクコンサルタントでも、求められる能力や成果は企業によって異なる場合も少なくありません。
納得いく転職の実現には、これまでの経験やスキルの棚卸しが重要です。そのうえで、転職エージェントを活用するとよいでしょう。

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