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フィールドサービスエンジニアに転職するには?未経験からの目指し方・平均年収・将来性

[最終更新日]2022/09/02

フィールドサービスエンジニアは未経験から転職できる?

IT機器に不調やトラブルが発生した際、現場に駆けつけて解決を図るフィールドサービスエンジニア。

皆さんの中には、フィールドサービスエンジニアの仕事に挑戦してみたいと感じている人もいるのではないでしょうか。

一方で、未経験から目指せる職業なのか、将来性の面では期待できるのかなど、不安に感じる点があるかもしれません。

目次

1)そもそも、フィールドサービスエンジニアとは?

はじめに、フィールドサービスエンジニアの仕事内容や、未経験から転職できる仕事かどうかについて解説します。
フィールドサービスエンジニアとして働くイメージをより明確にしておきましょう。

フィールドサービスエンジニアの主な仕事内容

フィールドサービスエンジニアとは、自社が提供した製品にトラブルが発生した際、お客様先へ訪問して解決する仕事です。

フィールドエンジニア」または「サービスエンジニア」と呼ばれることもあります。

機器の不具合が生じると、お客様の業務が滞る直接的な原因となり得ます。
トラブルをできる限り早く、確実に解決することはフィールドサービスエンジニアとして非常に重要な役割の1つです。

また、製品を新たに導入する際に機器の設置をサポートしたり、定期的に保守点検を行ったりするのもフィールドサービスエンジニアの仕事です。
お客様が快適に機器を利用できるよう、それぞれの事業所の構造を踏まえて柔軟に対応する必要があります。

こうした日常的なサポートを通じて、フィールドサービスエンジニアはお客様との信頼関係を築いていきます。
お客様にとって不可欠な存在となることで、新たに機器を導入する際に「ぜひお任せしたい」と言っていただくことができるのです。

未経験からフィールドサービスエンジニアに転職できる?

フィールドサービスエンジニアはIT業界の入り口

フィールドサービスエンジニアは「技術職」に分類される職業です。技術職の経験がなくても転職できるのか、不安に感じている人も多いでしょう。

結論から言うと、フィールドサービスエンジニアは未経験者でも挑戦できる仕事です。
必要とされるIT分野の知識・スキルとしては初級レベルのため、IT業界の入口にあたる職種ともいわれています。

未経験から挑戦しやすい理由として、お客様の大半は非技術分野の方々という点が挙げられます。

お客様が機器の不調やトラブルの状態を伝える際、正確に説明できるとは限りません。
そのため、技術的な専門知識を持たない方々が何を伝えたいのかをくみ取る理解力やコミュニケーション力が、フィールドサービスエンジニアには求められるのです。

技術者と非技術者の橋渡し役となるフィールドサービスエンジニア。未経験者だからこそお客様の気持ちが理解でき、平易な言葉で分かりやすく説明できるという面もあるのです。

2)フィールドサービスエンジニアに向いている人

フィールドサービスエンジニアにはどのような人が向いているのでしょうか。

とくに求められる傾向のある3つの適性をまとめました。次に挙げる特徴に当てはまっている人は、フィールドサービスエンジニアの資質ありといえるでしょう。

顧客との折衝に抵抗が無い/コミュニケーションが得意な人

顧客との折衝に抵抗が無い/コミュニケーションが得意な人|非技術分野の顧客に対し、適切な説明ができる

フィールドサービスエンジニアは、お客様先を直接訪問してサポート役を担う仕事です。
お客様にとっては来社した担当者=販売元の企業の顔となるため、顧客との折衝に抵抗を感じない人が適しています。

顧客との折衝では、コミュニケーション力も求められます。たとえば、顧客が不具合の状態を説明する際、「インターネットが壊れてしまった」といった曖昧な表現を使うことは少なくありません。

実際にはルーターや接続機器のトラブルが原因である可能性が高いことを察知し、顧客の目線に合わせた言葉を選んで対応する必要があります。

専門用語を多用して状況を説明しても、顧客側の担当者には理解できない可能性があります。

正確に説明することと平易に伝えることの折り合いをつけ、円滑にコミュニケーションを図るスキルが求められる仕事です。相手に合わせた言葉を選んで会話ができる人や、複雑なことを分かりやすく説明できる人に向いている仕事といえるでしょう。

ハードウェア製品に関する知識がある人

ハードウェア製品に関する知識がある人|自分1人でトラブルに対処できるだけの広範な知識が必要

通常、フィールドサービスエンジニアは1人で顧客を訪問してトラブルに対処します。

使用している機器は顧客ごとに異なるため、ハードウェア製品に関する幅広い知識が求められる仕事です。機器の特性や仕様をおおよそ把握しており、実物を見ればトラブルへの対処法が推測できるレベルの能力が求められるでしょう。

フィールドサービスエンジニアは、基本的に自社の製品に関するサポートを担います。

しかし、顧客先では他社製品と組み合わせて利用していたり、接続されている機器が自社製品ではなかったりすることもあるのです。

自社製品に関する知識だけではなく、ハードウェア全般に関する広範囲にわたる知識が求められます。日頃からハードウェアに興味があり、現在主流となっている技術や新しい技術に関するトピックにアンテナを張ることができる人が向いている仕事です。

物事に臨機応変に対応できる人

物事に臨機応変に対応できる人|複数の対処法を持っており、現場ごとにそれを活かして対応できる

フィールドサービスエンジニアの仕事は、決まった手順で対処すれば解決できるものばかりではありません。

配線の取り回しや機器の活用方法などは、顧客によって千差万別です。実際に現地を訪れるまで状況が把握できないことも多いため、臨機応変に対応する能力が求められます。

ハードウェアに関する基本的な知識を活かしつつ、それぞれの現場に合わせて対処していく必要があるでしょう。

場合によっては、トラブルの原因がすぐに特定できないこともあり得ます。原因を推測しながら、複数の対処方法を探っていくこともあるのです。

いろいろな現場を回る中で経験が蓄積されていき、トラブルのパターンや有効な解決策のノウハウが豊かになっていきます。

マニュアル通りの対応ではなく、自身の知識や経験を総動員して目の前の問題に対処していくことが面白いと感じられる人に向いている仕事です。

3)フィールドサービスエンジニアの平均年収・将来性は?

フィールドサービスエンジニアに転職するにあたって、待遇面や将来性が気になっている人もいるはずです。職種全体での平均年収や職業としての将来性について見ていきましょう。

フィールドサービスエンジニアの平均年収

フィールドサービスエンジニアの平均年収|■平均年収473万円 ■時間外労働の扱いについては要確認

フィールドサービスエンジニアの平均年収は473万円(※)です。
令和2年時点での全業種の平均年収が433万円であることを踏まえると、やや高い水準といえます。

ただし、年収は勤務地や勤務先の給与規程によって上下することがあります。

フィールドサービスエンジニアの場合、時間外労働の扱いがどうなるのかを事前によく確認しておくことが大切です。

企業によっては、営業職など外回りの職種でよく見られる「事業場外みなし労働時間制」を採用しているケースもあります。所定の残業手当込みで給与が定められている場合、想定していたよりも年収が高くないことも考えられるのです。

給与条件に関して不明点があれば、面接などの際に確認しておきましょう。また、採用時に示される労働条件通知書にしっかりと目を通し、残業手当の扱いについて把握しておくことが大切です。

※求人ボックス「給料ナビ」フィールドエンジニアの仕事の年収・時給・給料より

フィールドサービスエンジニアの将来性は?

フィールドサービスエンジニアの将来性|■クラウド型サービスの台頭により、トラブル対応もオンラインが主流に ■クラウド過渡期の間は需要は途絶えないが、20~30年後の状況は不透明

フィールドサービスエンジニアの将来性を考える際、必ず押さえておきたいポイントの1つにクラウド型サービスの台頭が挙げられます。

クラウド型サービスとは、企業内にサーバーなどを設置するのではなくオンラインで利用できるタイプのシステムのことです。
対義語はオンプレミス型で、企業内にサーバーを設置する従来の方式を指します。

オンプレミス型のシステムでは、機器のトラブル等が発生した場合にフィールドサービスエンジニアの存在が欠かせませんでした。

しかし、クラウド型サービスへの移行が進むにつれて、不具合時の対応はサービス提供事業者とのオンラインでのやり取りが主流となりつつあります

チャットなどを通じて問い合わせることで、直接来社することなくトラブルへの対応が可能となっているのです。

ただし、クラウド型サービスへの移行はまだ過渡期にあります。

オンプレミス型からクラウド型への移行に伴い、フィールドサービスエンジニアのサポートが必要な場面は依然として数多くあるのです。
こうした背景から、フィールドサービスエンジニアの需要が当面衰えることはないと考えられます。

ただし、フィールドサービスエンジニアの仕事が20年後、30年後も今と同じように豊富にあるかはわかりません

そのため、フィールドサービスエンジニアになってから「その後」のキャリアパスについても描いておいた方がよいでしょう。

4)未経験からのフィールドサービスエンジニア転職で意識しておきたいポイント

未経験からフィールドサービスエンジニアを目指す場合、どのような点を意識すればよいのでしょうか。とくに重要な3つのポイントを紹介しますので、転職活動に向けて準備を進める際に参考にしてください。

「その後」のキャリアパスについてもプランを立てておく

「その後」のキャリアパスについて考えておく|■ハードウェア導入提案をするメーカー営業職へ転身 ■エンジニアとしてより上流の開発を担う など

フィールドサービスエンジニアはハードウェアに関する幅広い知識を得られる職種のため、技術関連職の入口として位置づけられることがあります。

フィールドサービスエンジニアになることをゴールに設定するのではなく、その後のキャリアパスについてもプランを立てておきましょう。

たとえば、フィールドサービスエンジニアとして現場で培った経験を元に、ハードウェアの導入提案を担当するメーカー営業職へと転身することができます。

あるいは、技術面での知見を活かしエンジニアとしてより上流の開発を担う道もあるでしょう。

先々に見据えているキャリアによって、伸ばしていくべきスキルの方向性も異なります。

フィールドサービスエンジニアとしてどのように成長していきたいのかを明確にするためにも、キャリアプランをしっかりと考えておくことが重要です。

顧客折衝やクレーム対応の経験があればアピール材料になる

顧客折衝やクレーム対応経験はアピール材料になる|顧客の話を聞く「傾聴力」や「コミュニケーションスキル」など

フィールドサービスエンジニアの実務未経験者であっても、業務に関わりの深いスキルや経験があればアピール材料になります。

仕事内容を把握した上で、これまでのキャリアで活かせるスキル・経験がないか振り返っておきましょう。

たとえば、顧客折衝やクレーム対応の経験があれば、フィールドサービスエンジニアになってからも対応力を発揮できるはずです。

お客様は機器の不調などトラブルを抱えた状態でフィールドサービスエンジニアを頼ることになるため、感情的になっていることもあり得ます。

相手の話をしっかりと聞く傾聴力や、会話の文脈に適した受け答えをするコミュニケーション力が活かせる仕事です。

中途入社の人材を求める企業の中には、こうした汎用的な能力を求めているケースも少なくありません。

ハードウェアに関する知識などは入社後に身につけることができますが、折衝力を大きく伸ばすのは難しいこともあるからです。前職で顧客折衝などの経験があれば、積極的にアピールしましょう。

フィールドサービスエンジニアの転職支援に強い転職エージェントを活用する

志望分野の求人を多く扱う転職エージェントを利用|■非公開の求人を紹介してもらえる ■複数のエージェントから客観的なアドバイスをもらえる

フィールドサービスエンジニアへの転職および求人探しの際は、同職種への支援実績の豊富な転職エージェントを利用した方がよいでしょう。

これまでフィールドサービスエンジニアを目指した転職者の支援経験をもとに、適切なサポート・アドバイスが提供されやすいからです。

たとえばリクルートエージェントでは2022年9月時点においてフィールドサービスエンジニア系の公開求人が約1,1000件、dodaでは約4,000件サイト上に掲載されています。

こうした求人を多く確認できるということは、そのサービスにおいてフィールドサービスエンジニアへの転職支援実績が豊富であることを表しています。

サービスを利用する際は求人紹介だけでなく、各企業の選考のポイントやフィールドサービスエンジニアとしての今後のキャリアプランのアドバイスを受けることもできます。

おすすめの転職エージェントについては次章でも詳しく紹介しますので、自分に合いそうと思ったサービスがあったら登録を検討してみてください。

5)未経験からのフィールドサービスエンジニア転職に強いおすすめ転職エージェント

ここからは、フィールドサービスエンジニアへの転職におすすめの転職エージェントを4サービス、紹介します。

どのサービスもフィールドサービスエンジニアへの転職支援事績を豊富に擁しています。
担当となるエージェントの相性もあるため、はじめのうち2~3サービスに登録し、その後より使いやすいサービスに利用を絞っていくのが効果的です。

まずは「ここが自分に合いそう」というサービスから登録を検討してみてください。

リクルートエージェント|フィールドサービスエンジニア系求人1万件以上。スピーディ&効率的な転職に

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

リクルートエージェントは、保有求人数・成約実績ともに国内No.1の転職エージェントです。
また、過去45万人以上の転職支援実績にもとづく高品質なサポートに定評があります。

2022年9月時点でのフィールドサービスエンジニア系の求人数は約1.1万件(公開求人のみ)。
複数の候補から、あなたの希望条件に合った応募先を探していけるでしょう。

また、リクルートエージェントでは職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料のオンラインセミナー「面接力向上セミナー」も利用できます。

とくに転職慣れしていない方にとって、これらツール・サービスは活動を進めていくうえで非常に有用でしょう。

また、リクルートエージェントの担当者もこれまでの豊富な実績をもとにフィールドサービスエンジニアへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるはずです。

求人数・サポート実績No1
登録は5~10分程で完了します。

doda|積極的にフィールドサービスエンジニア求人を探したい人に。地方優良企業の求人も豊富

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)

dodaはリクルートエージェントに次ぐ豊富な求人を持つ国内大手エージェントです。

同サービスの特徴は担当エージェントの積極的な提案および活動をスムーズに進めるうえでの支援ツールの充実さもあり、「なるべく早く転職したい」という人にもおすすめです。

2022年9月時点でのフィールドサービスエンジニア系の求人数は約4,000万件(公開求人のみ)。
地方の求人も数多く紹介しています。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。

「まずは自分でフィールドサービスエンジニアの求人をじっくりチェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。

転職者満足度 No1
登録は5~10分程で完了します。

ワークポート|エンジニア転職に強いサービス。未経験からの転職への支援にも積極サポート

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。

ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもエンジニア職の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。

また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。

転職先を検討するにあたって、できるだけ多くの求人を比較した上で応募先を決定したい人や、担当アドバイザーからの提案を多く受けたい人は、ワークポートのサポートがマッチしやすいでしょう。

フィールドサービスエンジニア系の求人は、約1,200件あります(2022年9月現在 ※公開求人のみ)。

転職決定人数No1
登録は3分程で完了します。

マイナビエージェント|職務経歴書作成・面接準備のサポートに手厚い。初めての転職に不安な方に

マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。

同サービスでは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。

登録時に「フィールドサービスエンジニアへの転職を検討している」旨を希望条件に記載しておくことで、その領域に強いエージェントが担当についてくれるでしょう。

とくに職務経歴書の作成支援および企業毎の面接対策のサポートに力を入れており、選考通過が不安な人に心強いパートナーとなってくれるはずです。

フィールドサービスエンジニア系の求人は、約800件あります(2022年9月現在 ※公開求人のみ)。

20代の利用満足度No1
登録は5~10分程で完了します。

まとめ)フィールドサービスエンジニアは未経験から技術職へ転職する人に最適

フィールドサービスエンジニアは「エンジニア業界への入口」といわれるように、未経験者でも比較的転職しやすい職種といえます。

実務未経験から技術職に挑戦してみたい人、ハードウェアに関わる仕事をしてみたい人におすすめの仕事です。

ただし、フィールドサービスエンジニアには人によって向き不向きがあるのも事実です。

仕事内容や必要な知識・スキルを把握して、自分に合った職種かどうかをじっくりと検討しましょう。本記事がフィールドサービスエンジンアを目指す皆さんにとってお役に立てば幸いです。

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