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広告代理店に未経験から転職するには?仕事内容・必要なスキル・準備するポイント

[最終更新日]2024/04/21

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広告代理店に未経験から転職するには?仕事内容・求められるスキル・準備するポイント

広告代理店に転職したい」と考えている人は多いでしょう。

かつては、トレンディドラマ等の影響もありお洒落な仕事の代表格イメージが強かったですが、実はその実態はよくわかっていない人が、意外と多いように思われます。

目次

広告代理店の仕事内容

広告代理店の役割 およびクライアント、配信先との関係図

広告代理店の業務は、「広告を出したい企業・組織(広告主)」と「広告を掲載してもらいたい企業・組織(媒体社)」の仲立ちをすることです。

広告を出したい企業・組織(広告主)」とは、自社の製品やサービス、もしくはイベントなどの告知、人材の募集など、幅広く知らしめたい企業・組織(や個人)を指します。

広告を掲載してもらいたい企業・組織(媒体社)」とは、例えば、新聞社や雑誌社、テレビ局、Webメディア運営会社が挙げられます。

広告代理店は、そんな広告主と媒体社(配信先)を仲介し、そこで発生した「広告掲載」の手数料を得ることで(併せて、掲載する広告自体を制作することで、)収益を得るのです。

広告代理店が取り扱う、「広告主」とは──

広告主(様々な業種分野が対象)広告代理店(広告主の業種をある程度絞り込むことが一般的)広告主の事業内容や製品・サービスを深く理解する必要がある

広告主とは、広告を出したいと考えるあらゆる企業を指します。誰もが知る大手企業から、(もしかすると)あなたの近所の町工場まで、様々な業種分野が対象となります。

広告代理店の多くは、顧客となる広告主の業種をある程度絞り込むことが一般的です。
特に中小広告代理店はその傾向が強く、電通や博報堂といった大手広告代理店も、広告主の業種により社内組織を分割しています。

なぜ担当領域を広告主の業種ごとに絞っているのかというと、「広告を出す」ということは、その広告主の事業内容や製品・サービスを深く理解する必要があるからです。つまり、広告代理店は「広く浅い」知識よりも、「狭くても深い」知識が求められるのです。

広告の「配信先」は──

広告代理店「広告を「誰に」伝えたいのか?」「最適な媒体はどこか?」

広告の「媒体(配信先)」は多種多様です。

例えば、皆さんが知る大手新聞社やテレビ局、などのマスメディアをはじめ、特定の業界や地域、コミュニティに特化したWebメディアや雑誌といった媒体があります。
そして、これらを購読・視聴する人は、そのメディアによって様々な特徴があります。

広告主が、自社製品・サービスについて広告を通じて「誰に」伝えたいのか、を明確にし、更には「それを実現するために最適な媒体はどこか」を考えて、配信先を定めていくことも、広告代理店の重要な仕事です。

広告代理店の業務で必要なスキルは、「情報収集力」、「コミュニケーション力」、「マーケティング力」、そして「想像(創造)力」の4つが挙げられるでしょう。

広告主に直接関わる営業であろうと、広告制作を担う制作担当の者であろうと、日常的に求められます。これから広告代理店を目指す人は、ぜひチェックしておいてください。

情報収集力

広告主に対して最適な提案をするため、広告主に関心を持ち、情報収集することはかかせない

広告代理店が仕事を獲得する上で、先ずは広告主となる企業(または個人)そのものに関心を持ち、理解しない限り仕事を獲得することはできません。

広告主やその業界の基本的な情報は、インターネットや雑誌、書籍などから収集していけるでしょう。また、それらを参照していく中で、実際に類似する広告が掲載されているのを確認できます。

そういった情報を収集しているからこそ、広告主に対して提案も出来るようになるのです。

例えば、あなたがケーキ屋さんから広告出稿を依頼されたとします。もしあなたがケーキ屋について何も知らなければ、きっと「どうすれば良いか」途方にくれますよね。

ですが、前述のとおり情報収集しておけば、「ケーキの広告は若い女性向けの媒体に多い」であったり、「ケーキ好きな人は、パティシエを必ずチェックする」といったことにも気づけます。
そして、そういった情報収集によって得られるイメージやアイデアは、広告をプランニングする際にとても役に立つのです。

コミュニケーション力

広告主の要望を形にするため、広告主や媒体社などと関係性を深めることが不可欠

「情報収集が大事」といっても、表に出てこないような「生の情報」も少なからずあるものです。また、広告主のほうでも、「どんな広告を出していけばよいのか」というように「自社の要望を形にできていない」ということは、非常によくあることです。

こうした「声なき声」に耳を傾け、これを形にしていく為には、広告主との関係性を深める以外にありません。そこで求められるのが「コミュニケーション力」です。

これは、広告主との関係性だけでなく、広告を掲載する媒体社や社内のスタッフとの連携を取っていくうえでも、不可欠な要素です。

マーケティング力

「商品・サービスを通して、顧客がより良い生活を送るための機会提供」まで含めたマーケティング力が求められる

「マーケティング」と聞くと、「商品・サービスが売れるための仕組みづくり」と解釈する人が多いかもしれません。

ですが、現代社会において求められるマーケティングとは、「商品・サービスを通して、顧客(消費者)がより良い生活を送るための機会提供」まで含められることが多いです。

商品・サービスの販売促進だけでなく、顧客のその後の生活・人生まで据えての最適な情報発信を考えるのがマーケティングスキルです。

具体的には、商品・サービスのブランディング、購買体験を高めるためのセールスストーリーの構築、そして収益性を向上するための指標値設定と運用などが挙げられます。

これらのスキルは実務経験で養われますが、概念的な知識は書籍などでも多くを学べます。
マーケティングスキルについて詳しく学びたい人は、以下の書籍がおすすめです。

マーケティングの知識を養うための、おすすめの書籍

想像力(創造力)

情報をもとに想像する力が求められ、時には既成の枠にとらわれない創造力を求められることも

そして、得られた情報を広告へと形作っていくための最後のスキルが「想像(創造)力」です。

広告主が、自社の製品やサービスを伝えるべき人々はどんな人々なのか、その人々はどんな形で情報に触れているのか、これを得られた情報をもとに想像することから、広告の提案は始まります。

そして、その想像を裏付けるべく、様々なデータを用意し、広告主に広告を出してもらえるよう、納得する材料を提示することが求められます。

このように既存の媒体に広告を掲出することもありますし、広告主の要望によっては、既成の枠にとらわれない提案、「創造力」をもとめられることもあります。

そのほか必要となる業務知識は…

業務知識という点では、制作担当であれば、Adobe IllustratorやPhotoshopに関する知識は最低限必須で、それに加えて広告を展開するメディアにより身につける技術は変わってきます。

営業では、これらの操作はできなくても、印刷やWebの制作手順をある程度理解しておくことは必要でしょう。
ですが、上記に挙げた4つのスキルを備えていることが遥かに大事ですし、それ以外については学ぶ姿勢を備えていれば、必然的に身についてくるものです。

未経験から、広告代理店へ転職。準備しておきたい3つのポイント1#広告そのものに改めて目を向ける2#その会社が扱う広告、顧客を調べておく3#広告業界のトレンドを知っておく

未経験から広告代理店に転職する際に準備しておきたいポイントは以下の3つです。

広告そのものに「改めて」目を向ける

広告に使われる人物や背景など「それらがなぜ使われているのか」について考える習慣をつけておく

世の中には多種多様な広告が溢れています。

一見、広告に見えないものでも実は広告でした、というものは結構多いものです。例えば、いつも購読している雑誌で、気になる記事があったと思っていたら、ページの端に「PR」の文字。これは、記事の体裁にて製品・サービスをアピールする記事体広告と呼ばれる手法です。

マスメディアに露出している広告が全てではありません。広告が我々の日常生活の一部に実は組み込まれていました、ということは、近年ますます多くなってきています。
自分が志望する広告代理店の業界に囚われることなく、注視しておくと良いでしょう。

また、広告に使われる人物(モデル)や背景、音楽、言葉、小物、テーマ…それぞれ、「それがなぜ使われているのか」について改めて考える習慣をつけておくと良いでしょう。

すると、普段何気なく見ていた広告が、実は非常に考え抜かれた構成であった…ということも、良くあるのです。

転職を考える広告代理店が、どういった広告を扱い、どういった顧客を対象としているのか調べる

求めるワークスタイルに合う形態の広告代理店を絞り込んでいくことが必要

取り扱う広告の内容により、営業スタイルは大きく異なります。

電話営業が中心で、広告掲載の数をこなしていくスタイル(テキスト広告が中心となる人材募集広告を取り扱う代理店に多い)や、顧客とじっくり距離を詰めていきながら、媒体提案・広告をつくりあげていくスタイル(クリエイティブ、業界知識が求められるBtoB商材広告を扱う代理店に多い)など経営者の方針、顧客の質も加わって様々です。

ご自身の求めるワークスタイルがどういった形態なのかということを熟考し、自分にあう形態の広告代理店を絞り込んでいくことが必要です。

広告代理店のWebサイトには主要な取扱媒体や、制作実績が掲載されていることが多いので、応募をする前にそれらを確認することによって、その企業の業態や特性をある程度予想していくことは可能です。

インターネットと、インターネット広告について知っておく

インターネット広告について、配信の仕方やどのような広告があるか知っておく

近年のスマートフォンやタブレットのモバイルデバイスの発達、クラウド技術などの隆盛は、広告業界も多分に影響を受けています。以前は「4大広告」と謳われていたテレビ・新聞・ラジオ・雑誌のメディアも、テレビ以外はその効果が段々下降してきており、相対的に「インターネット広告」の価値上昇が続いています。

インターネット広告の世界では、クリックされた数など、従来のメディアでは測定が難しかった広告効果の検証が容易になりました。

そのことから、インターネット広告では「広告を出した成果」を最大化していくための技術の発達が進み、例えば「リアルタイムで広告を入札する」であったり、「効果を見て、自動で広告原稿がより効果の高いものに切り替える」といった技術が普及してきています。

これまでインターネットから距離を置かれていた人の場合は、まずはインターネット、特にスマホのインターネットメディアに慣れ親しむようにしましょう。

どのような情報が、どういった形で配信されているのか。また、どのような広告があって、それはあなたにどんな印象を与えるのか──など。

広告代理店で働くことになった際には、直接的か間接的かの差はあるにせよ、「インターネット広告」とは必ず付き合っていくことになるでしょう。その時に、「入っていける」ための前知識はしっかり持っておくことをおすすめします。

広告代理店への理解を深めたら、今度は「そこで働く自分」のイメージ醸成を意識するとよいでしょう。

具体的には、広告代理店の求人情報の確認を行います。
リクナビNEXTdodaなどの転職サイトで、掲載されている求人にある「仕事内容」や「求められる人物像」をチェックします。

転職の意思が固まっている人は、あわせて以下に紹介する広告代理店への転職支援実績の豊富な転職エージェントに登録するとよいでしょう。
担当となるエージェントは、広告代理店のより詳細の仕事内容やあなたにあった働き方についてアドバイスしてくれます。

広告代理店への転職におすすめの転職エージェント

マスメディアン

ここだけの求人。ここだけの未来。マスメディアン。

マスコミ業界に特化した転職エージェント。他のエージェントが保有していない非公開・独占求人も多いです。

マスメディアンは、マスコミ業界専門の転職エージェントです。広告代理店の求人も非常に多くかつ買っています。

マスメディアンは、マスコミ・広告・クリエイティブ業界の出版・教育業界で67年の実績を持つ宣伝会議グループの一員です。

電通や博報堂など、有名企業の紹介実績も豊富です。

参照元:マスメディアン公式サイト

マスメディアンの強みは、長年のサービス運用歴から培ってきた宣伝会議グループのノウハウと広告代理店をはじめとするマスコミ関連企業へのコネクションを活かした転職支援です。
そうした強みを活かし、マスメディアンはこれまで6万人の求職者を転職成功に導いてきました。

「広告代理店の専門的な知識を持っているアドバイザーにサポートしてほしい」という人は、マスメディアンがおすすめです。

特徴
  • マスコミ関連職、マーケティング、クリエイティブ職の求人紹介・サポートに特化した転職エージェント
  • 担当エージェントが業界実情に沿ったアドバイスをしてくれる
  • 希望にマッチした求人を紹介してくれる
サービス対応地域 全国
広告代理店関連の公開求人数 約1,300件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

マスメディアンは業界経験者向けの転職サービスです。これまでの経歴をしっかり振り返っておくと、適切なサポートを受けやすいでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

国内No1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。

リクルートエージェントは、国内No.1の転職支援実績を誇る転職エージェントです。
これまでの40年間で、およそ45万人の求職者を転職成功に導いてきました。

マスコミ関連の求人数も国内トップクラスとなっており、出版・新聞・テレビ・Webメディア、広告・マーケティングまで幅広い業種・職種の求人を扱っています。

リクルートエージェントは、長年のサービス運用歴と豊富な実績をもとに培ってきた「企業との信頼関係」と「リクルートブランド」を活かし、求職者の転職活動を強力にバックアップしてくれます

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
広告代理店業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに広告代理店への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナーなどの「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
広告代理店関連の公開求人数 約3,600件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。

求人数・サポート実績No1

doda(デューダ)

doda doda(デューダ)公式サイト

広告代理店で都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。

dodaは、国内大手転職エージェントです。
会員登録数は828万人(※公式HPより、2024年1月時点)、保有求人数は国内2番目を誇っています。

広告代理店・マスコミ業界の求人数も国内トップクラスで、Webサービス・Webメディア・Webマーケティング、放送・新聞・出版、総合広告代理店を中心に、幅広い職種の求人を扱っています。

dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる点」、「企業からのスカウトが多く届く」点です。

アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。

転職サイト:転職者自身がサイト上の求人を検索・応募・選考を進めていくサービス 転職エージェント:担当のアドバイザーが転職者の希望を聞き、求人紹介・応募~面接までをサポートする 「dodaは両方利用できる!」
 

企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。

そのほか、「担当アドバイザーが寄り添ってくれる」「相談しやすい」という意見・感想も見られます。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
広告代理店関連の公開求人数 約1,700件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。

豊富な求人&充実の支援ツール

マイナビエージェント

書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。

マイナビエージェントは、人材大手マイナビが運営する大手転職エージェントです。
リクルートエージェント、doda、パソナキャリアに次ぐ求人数の豊富さを誇ります。

マスコミ関連の求人では、広告やWebメディア、マーケティング系のものが多くなっています。
一方で、新聞・放送業界の求人は若干少なめです。

マイナビは、新卒採用として有名な「マイナビ就職」の運営を通して、若手人材の採用に積極的な企業と強固なネットワークを築いてきました。
そのため、マイナビエージェントは全世代への転職支援を行っていますが、特に「若手社会人への転職支援」に強みがあります。

マスコミ業界への転職を考えている20~30代の人で、「業界・職種経験の少なさが不安…」「他業界・職種からマスコミ業界にチャレンジしたい」という人は、マイナビエージェントが特におすすめです。

マイナビエージェントの特徴

特徴
  • 国内企業とのリレーションが強く、優良求人の紹介を受けやすい
  • 特に20代~30代の若手社会人への転職支援に強み
  • 書類添削や面接対策などの支援サポートをじっくり丁寧に行ってくれる
サービス対応地域 全国
広告代理店関連の公開求人数 約250件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。

利用者のペースに合わせて転職活動をサポート

マイナビのプロモーションを含みます

続いては、広告業界の転職を考えたときに、年代別に注意するポイントを紹介します。

20代が広告代理店に未経験で転職する場合

「20代が広告代理店に未経験で転職する場合」インターネット広告の技術吸収の意欲があることを積極的にアピール。望むスキルを磨ける会社かしっかり検討を。

一般的に20代での転職は、「これからの成長のポテンシャルが重視される」と言われているように、広告業界でもそれは変わりません。

前章で挙げたとおり、インターネット広告の相対的な価値はますます上がっていくことから、これらに対する技術吸収の意欲があることは積極的にアピールすべきでしょう。

ただ、紙媒体を中心に広告を取り扱ってきた広告代理店では、社員全体が高齢化し、若返りの一環で採用をするものの、新領域のメディアに関するスキルアップは「本人任せ」、入社してみたら社員は40~50代ばかり、ということはよくある話です。

広告代理店は、得意とするメディアであったり業種であったり、様々な形態がありますので、ご自身の望む方向性をしっかり検討し、ご自身が望むスキルを磨ける場なのかどうなのか、というのはしっかり検討したうえで進めていくことをおすすめします。

30代が広告代理店に未経験で転職する場合

「30代が広告代理店に未経験で転職する場合」以前の業種を顧客にしている広告代理店を選ぶと、貴重な戦力になれる可能性も。即戦力を重視されるため業界知識は必要。

30代での転職は、即戦力重視となることから、人材募集の際は、「未経験者歓迎!」と大きく謳っていながらも、実際の現場では「このくらいはできるだろう」と見られがちです。

特に異業種からの転職の場合は、広告業界の知識を深めていくための「ご自身の努力」は当然不可欠です。

また、分からないことは「謙虚」にかつ「速やか」に吸収していけるのかどうかという点が成否の鍵となるでしょう。

また、異業種からの転職であれば、可能であれば、以前在籍されていた業種を顧客にする、もしくは営業拡大の領域として考える広告代理店を選ばれるようにしたほうが、ご自身の知識も活かせますし、採用する側もあなたを貴重な戦力として考えるでしょう。

特に知識習得に時間や専門教育を要する広告業界(例えば、製薬会社・病院などを顧客に持つ専業代理店など)では、慢性的に人手不足となっていることが多く、未経験の人でも活躍できるフィールドはまだまだ広がっています。

40代が広告代理店に未経験で転職する場合

「40代が広告代理店に未経験で転職する場合」これまでの経験や積み上げたスキルが発揮できるフィールドを見出すこと。活躍できそうな企業という視点で、企業を探すことがおすすめ。

30代での転職以上に厳しい環境にさらされるのが40代です。

上記に状況に加えて、ご自身の管理や周囲へのマネジメント能力は、「当然」備えているものとして周囲から認識されていますし、異業種からの転職は、様々な面で極めて厳しいということは認識してくと良いでしょう。

ただ、例えば印刷や、イベント施工など、広告代理店の業務に近しい業種からの転職の場合は、その経験と実績をアピールしていくと良いでしょう。なぜなら、制作志望の人は使用するソフトウェアなどはほぼ同じですし、営業職の人でもおそらくこれまでの知識の延長で広告代理店業務としての進行管理は可能です。

40代の未経験での広告代理店への転職で大切なのは、「これまでの経験や積み上げたスキルが、発揮できるフィールドを見出すこと」。

広告代理店はターゲットとする業種や取り扱うメディア媒体など、様々な形態があります。その中には、あなたが培った経験・スキルが発揮できる企業も少なからずあるでしょう。
そういった、「自身が活躍できそうな企業」という視点で、企業を探されることをおすすめします。

まとめ)それでも、やはり広告代理店は面白い

未経験での広告代理店の転職は、採用する側も否応なく慎重になるものです。

ですが、そこでご自身の能力や経験、熱意をアピールすることは、まさに商品をプロデュースする広告代理店としての業務と同様のものです。そういった意味では、既に広告代理業務としてのお仕事と経験の蓄積は、そこから始まっているのかもしれません。

冒頭では、「憧れだけで…」といったことを書かせて頂きましたが、ゼロから物を作り上げていく楽しみは、何者にも代え難い経験だと、私は思っています。

そのような楽しみを、この記事を最後まで読んでいただいた皆さんにもぜひ味わっていただけることを、願ってやみません。

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