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「地方で働きたい!」Uターン転職を失敗しないための4つのポイント

[最終更新日]2021/04/22

地方転職・Uターン転職を失敗しないためのポイント

ここ数年において、地方へのUターン、Iターン転職を希望される方の数は増加傾向にあります。 ですが、「地方勤務にはあこがれるけど、慣れない土地で暮らしていけるのか」「そもそも求人が無いのでは?」など、なかなか一歩が踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

しかし結論から言えば、ポイントを押さえた転職活動を行えばUターン・Iターン転職も十分に可能です。

目次

 

1)Uターン転職・Iターン転職(地方転職)の概要と、最近の傾向は

Uターン転職。都会から出身地へ。Iターン転職・地方転職。馴染みのない新しい土地へ

「都会から地方へ移住し、同時に転職をすること」は、大きく分けて2つの形態があります。

  • Uターン転職
  • Iターン転職(地方転職)

ひとつは「Uターン転職」で都会から出身地へ移動することです。もう一つは簡明に「地方転職」(Iターンともいいます)で、自分には縁もゆかりもない土地へ引っ越して転職することを指します。

ともに、快適な居住環境や職場を求めて、都会を離れることです。



Uターン転職、Iターン転職を検討する人は年々増えてきている

転職エージェント「WORKPORT(ワークポート)」によるアンケートの結果、「地方への転職に興味がある人」の割合は、全体のおよそ半数近くを占めます。

Q.地方への転職に興味はある?アンケート結果


画像参照:WORKPORT「働くみんなのホンネ調査」より



「いつかはするかもしれない」という人も含めると、その数は約70%にも及ぶことから、多くの人が地方への転職を選択肢に含んでいることが分かります。

こうした背景には、2020年から続く新型コロナウイルス感染拡大に伴う「リモートワークの普及」も原因の一つとして考えられます。
今後リモートワークがさらに定着していけば、生活コストのかかる都心に住む必要もなく、通勤ラッシュのストレスから解放され、のびのびと働くことができるなどの理由から地方転職を望む方が増えているようです。

実際に、緊急事態宣言や外出自粛に伴うリモートワークの実施により、通勤時間の短縮によるメリットや、会社へ出社しなくても業務が行えることを認識した方も少なくないのではないでしょうか。
地方への転職を検討する際は、自身のこれからのライフプランに加え、リモートワークの制度がきちんと導入されている企業かどうかもシミュレーションしてみることが大切になるかもしれません。



2)地方転職、Uターン転職のメリットは

通勤時間の短縮によるライフスタイルの充実

解放感イメージ

都会と地方の最たる違いは、「時間に追われない生活」です。

総務省が5年ごとに発表する基本調査によると、2016年の「1日あたりの通勤・通学時間の平均時間(片道)」は以下のようになります。

通勤・通学時間が長い都道府県ランキング

順位 都道府県 時間・分
全国平均 1.19
1 神奈川県 1.45
2 千葉県 1.42
3 埼玉県 1.36
4 東京都 1.34
5 奈良県 1.33


データ参照:総務省「平成28年社会生活基本調査結果 社会生活基本調査から分かる47都道府県ランキング」より



ランキングトップはいずれも一都三県が占めていることが分かります。

通勤・通学時間が減れば、家庭での団らんや趣味などに時間をあてることができます。

日常生活の負担が減ることによって、休日や余暇の過ごし方も充実します。結果的に家族みんなの生活に対する満足度が上がるのも、時間の価値という合理的な理由があるのです。



住居費や教育費など金銭的な負担が下がる

転職サイト「doda」の「平均年収ランキング最新版【都道府県別】」による調査ですと、1位 「東京」444万円、2位 「神奈川」430万円、3位 「千葉」412万円です

首都圏の方が平均年収が高いものの、生活費や教育費などトータル的に見た時に「コストが下がる」のが地方転職のメリットです。
たとえば、毎月の支出のなかで大きな割合を占める住居費で比べてみましょう。

都道府県別の家賃一覧【2019年7月版】東京都/68,744円神奈川県/55,941円大阪府/52,922円・・・福岡県/46,359円北海道/44,506円


参照:全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向【2021年3月時点】



上記のデータを見る限り、東京・神奈川・大阪などの都市部よりも地方の家賃の方が安いことが分かります。
また、生活費のなかでもう一つの大きな要素である子供の教育費も見てみましょう。

都会では私立中学・高校のほうが名門校である場合が多いですが、地方では公立高校がその地域のトップ校であることがほとんどです。私立中学・高校で毎月かかる学費はおおよそ5~6万円。それに対して公立中学・高校の費用は2~5千円程度。つまり、20倍ほどの差(年間にすると40万~60万円ほどの差)があります。

このあたりは必ずしも「都会=私立」「地方=公立」となる訳ではないので一概に置き換えることはできませんが、少なくとも都会に居住している多くのお母さんが感じている「私立へ進学させたい」という「金銭+感情」のプレッシャーは大きく軽減されそうですね。

「金銭+感情」のプレッシャーは地方では軽減されそうですね!




仕事内容や職場環境がよくなる可能性が高い

働く男性

地方転職やUターン転職の希望者が年々増えている理由は、実際に「移動したら職場環境が良くなった」という人の声が多いという現実があるからです。

これは「都会より地方のほうが仕事が簡単で効率が低いから」ということではないでしょう。会社は集団で仕事をする場所です。そこに集まる一人一人の生活充実度が上がれば、皆で余裕をもって仕事に取り組むことができます。つまりは、個人の「生活充実度」が周囲に連鎖していき、それが「職場環境」の向上へとつながっていくのでしょう。

近年、仕事と生活の調和を目指す「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が社会的な課題となっています。また、都心で多く見られるような通勤時間なども含めた長時間の労働は、労力の負担が大きい割りに仕事の効率はそれほど高くないことがわかっています。

「地方に行くことで、仕事と家庭に使える時間の調和がとれるようになった」と答える人は大勢いらっしゃいます。まさに、「ワーク・ライフ・バランス」について、多くの人が意識的・無意識的に関わらず働きかけているように感じられますね。



3)地方転職、Uターン転職のデメリット・注意点

給与が下がる場合がある

地方の給与水準は、都会に比べると高くはありません。

令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況


画像参照:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況」より



最も高い東京都と比べると、地方の賃金との差は大きいことが分かります。
地方ではその分家賃や駐車場代などの生活費が都心より安くなることが多いですが、どれくらいの生活水準で暮らしていくかはその人次第です。

あなたが思い描く「これくらいの水準の生活をしたい」というイメージを実現できる収入を得られるか、事前にしっかりリサーチしておくことをおすすめします。



希望する業種や仕事内容がその地域にない・少ない可能性

悩む男性

地方は都心と比べて求人数は少なめです。
そのため、地方転職やUターン転職の場合、自身の希望する業種・職種があるかをリサーチすることから始めましょう。

また、同じ職種でも地方においてはその担当範囲が広いことも多いです。

例えば、IT系の場合はプログラマーからSEO対策マーケティング、ITストラテジストまで、都会には分野ごとに会社が存在する一方、地方ではまとめて「IT業務」として複数の役割を兼務する場合もあります。

企画から営業、マーケティング、そしてIT実務まで包括的に業務をこなすというように、自分の専門性にこだわらない姿勢が求められます。そのため、例えば「20代の間は都会で頑張って最先端の技術取得を目指そう」という判断もありでしょう。そういうことを踏まえて、地方転職に向けての活動は中長期的なスパンで計画を立てていく必要があります。

また、事前に転職サイトや転職エージェントなどで、目当ての地域の求人情報をチェックしておくことをおすすめします。自分が本当にやりたい仕事がその地域にあるかを注意しておきましょう。

気になる会社には、Web情報だけを見て判断するのではなく、電話をかけて人事担当者から細かい業務の説明を受けたりすることが大切です。
また、その一方、地方で新たな生活がスタートできる機会を活かして、農業や製造業などの地方にしかない業種を選択肢に入れても良いでしょう。





3)Uターン転職、Iターン転職(地方転職)をするときに意識しておきたい4つのポイント

Uターン先の地での、キャリアプラン・ライフプランを描いておく

地方転職をする際には、「これからどのようなスキルや経験を積んでいくか」「いつまでにどれくらいの年収を目指すか」についてのキャリアプランと、「今後、どんなライフイベントがあり、その為にどれだけのお金を準備しておくと良いか」といったライフプランを持っておくことが大切です。

スキルアップや収入に具体的な目標があると、行動に繋がりやすくなるものです。

また、パートナーや子供のいる方は特にライフプランが重要になります。
以下のように未来のイベント時期と予算をイメージしておくと良いでしょう。

2年に一度の海外旅行 50万円1年後。憧れのマイカー購入 300万円5年後。マイホーム購入頭金 200万円10年後。子供の大学の費用 800万円15年後。老後を楽しむお金 3,000万円30年後

ポイントは、地方への転職・移住をしてから、5年・10年といった中長期的な期間を見据えることです。
キャリアプランでは、今のうちに取得しておくべき資格やマスターしておくべき資格が出てくるかもしれませんし、ライフプランでは「早めの貯蓄が必要になりそうだ」という気づきがあるかもしれません。

地方への転職は、あなたの人生にとって大きなターニングポイントになるはずです。
後悔のない選択にしていけるよう、今からどんな準備をすると良いかを明確にしていってください。



目指す地域に拠点を持つ、実績豊富な転職サービスを利用しよう

地方での転職事情や求人情報に関しては、独力で情報収集を行ううえで不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。
その際は、目指す地域に拠点を持つ転職エージェントの活用がおすすめです。

参考:全国に拠点を持つ転職エージェント

全国に拠点を持つ転職エージェント

転職エージェントでは、「転職先の地域で、自身が目指す業界・職種はどのくらいあるか」の確認からから、「これからのキャリアプランをどう描くと良いか」、「企業ごとの、書類審査や面接で注意するポイント」といった相談まで、プロの視点から有益なアドバイスをもらうことができます。

ここでは地方に多く拠点を持ち、転職支援実績の豊富なおすすめ転職エージェントを5つご紹介します。

全国的な知名度とブランド力を持つリクルートエージェント

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。
拠点 東京・北海道・宮城・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡(2021年4月現在)
対応エリア 全国
おすすめのポイント ・国内No1の求人数と転職支援実績、キャリアアドバイザーの品質も高い
・「職務経歴書エディタ」や「面接力向上セミナー」等の転職支援ツール・サービスも充実
おすすめ度 ★★★★★

リクルートエージェントは全国展開を行う、国内でも最大の求人数・転職成功実績を持つ転職エージェントです。

拠点は、東京(2か所)・北海道・宮城・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡と全国17か所あり、それ以外の都道府県の転職についても、電話またはオンラインで受け付けています。

リクルートエージェントの特徴は、これまでの転職支援実績に基く豊富なノウハウと、転職支援ツール・サービスの充実度合いにあります。

例えば職務経歴書をマニュアル・見本に沿って手軽に作成できる「職務経歴書エディタ」、転職面接の通過率を高める為の「面接力向上セミナー」など、これらサービスを利用するだけでもリクルートエージェントに登録する価値はあるでしょう。




なるべく多くの求人情報を集めたいならdoda

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)
拠点 北海道・宮城・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡(2021年4月現在)
対応エリア 全国
おすすめのポイント ・豊富な求人と、キャリアアドバイザーからの積極的な求人紹介の評判が高い
・サービス内の求人一覧ページより、自身で求人の検索・応募もできる
おすすめ度 ★★★★★

dodaは求人数・転職支援実績ともにリクルートエージェントに次ぐ国内トップクラスの転職エージェントです。

dodaの特徴は、積極的な求人提案を行ってくれるキャリアアドバイザーが多いということ、そしてdodaの会員ページから自分で求人を探して、応募する「転職サイト」としてのサービス利用もできるという点です。

拠点は、北海道・宮城・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡の12か所で、その他地域の転職サポートも電話・オンラインで行っています。

まずは自身で求人をチェックしてみて、状況に応じてキャリアアドバイザーに相談する、といったdodaならではの活用も可能です。




丁寧なサポート・アドバイスならマイナビエージェント

拠点 東京(2か所)、神奈川、北海道、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡(2021年4月現在)
対応エリア 全国
おすすめのポイント ・キャリアアドバイザーの丁寧かつ転職者のペースに合わせたサポートが評判
・アドバイザーが各専門分野に分かれており、適切なアドバイスを受けやすい
おすすめ度 ★★★★☆

マイナビエージェントは、20~30代の若手社員の転職支援に強い、全国展開の転職エージェントです。

中でも20~30代の若手社員のサポートに強く、「IT・Web」「営業職」「ものづくり」「女性の転職」など、分野ごとに特化したアドバイザーによるフォローを受けることができます。

各企業の人事採用担当者との間に強固なパイプを持っていることから、マイナビエージェントでのみ紹介可能な求人も全体のおよそ8割を占めています(※公式サイトより)。

今回が初めての転職で不安な方や、アドバイザーと相談しつつ活動を進めたいという方は、マイナビエージェントのサポートがフィットしやすいでしょう。




内定後の年収アップ率が高いパソナキャリア

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!
拠点 全国都道府県
対応エリア 全国
おすすめのポイント ・全国都道府県に支店があり、対面でのサポートを受けやすい
・「キャリアアドバイザーがじっくり相談を聴いてくれる」ことで評判が高い
おすすめ度 ★★★★☆

パソナキャリアは全国都道府県に拠点を持つ、拠点数No1の転職エージェントです。

それぞれの地域企業との連携も強固で、応募企業の詳細や面接対応の注意点等のアドバイスも受けやすいでしょう。

パソナキャリアのサポートを利用した人達からは、「じっくりと相談に乗ってもらった」、「書類添削・面談対策が役立った」という評判が多く、サポート品質の高さがうかがえます。

パソナキャリアのサービス利用者の67.1%が内定後の年収アップを可能にしているというデータもあり(※公式サイトより)、今回の転職でキャリアアップ・年収アップを目指したという方にもおすすめでしょう。




「業界未経験者」へのサポートにも手厚いWORKPORT(ワークポート)

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。
拠点 東京・埼玉・横浜・千葉・仙台・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・札幌(2021年4月現在)
対応エリア 全国
おすすめのポイント ・ITエンジニア、Webクリエイター(プロデューサ、ディレクター、プランナー、デザイナー)への転職支援に強い
・未経験職種・業種への転職支援に強く、積極的な求人提案を受けられる
おすすめ度 ★★★★☆

WORKPORT(ワークポート)は、「業界未経験者」のサポートへの手厚さに評判の高い転職エージェントです。
特に、IT・Web業界の転職支援に強く、「これからIT業界・Web業界にチャレンジしたい」という転職者に特におすすめです。

拠点は、東京・埼玉・横浜・千葉・仙台・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・札幌の13か所。エリアごとに特化したコンシェルジュが在籍しているため、自身の目指す地域の求人情報について詳しく知りたい方にもおすすめです。





移住は、転職先が決まってからがベター

移住イメージ

地方の転職は都会の転職より求人数が少なく、活動は長期化されがちです。
「失業保険の給付を頼りに長期的な転職活動をしよう」とゆっくり構えていたら、予想をはるかに超えて転職が決まらず、どんどん貯えが減っていって…というケースに陥る方も少なくありません。

予想外に転職活動が長期になったときに何か月分の生活費が手元に用意できるのか、事前に把握しておくと良いでしょう。

また、原則として、地方への移住は転職が決まって内定が出た後に行うことをおすすめします。

金銭的な不安を抱えた状態では、「すぐに転職先を決めないと」という焦りから、転職先について十分な調査を行えないまま入社してしまい、結果として「自分に合う職場ではなかった…」というようなミスマッチ転職が生じる可能性もあります。

また、無職の期間に賃貸契約を行う場合は、手続きに手間がかかり、最悪契約が行えないケースもあります。

地方への転職の不安やリスクを可能な限りなくしていく為にも、「内定を得てから移住」の順序立てを意識しておくと良いでしょう。



家族へのフォローも忘れずに

家族を連れての地方転職の場合、新しい環境での生活は家族にとってもストレスが大きいはずです。

親しい知人や友人はまだおらず、相談相手もいない。特に子供は転校先の学校で本当に馴染んでいけるのか不安を感じている、と考えて間違いありません。

半年から1年間は家族みんなとよく話をして、気がかりなことがあれば解消してあげるケアを充分に行いましょう。





まとめ)新生活に不安はつきもの。事前準備を怠らず満足のいく地方転職にしよう 

家族イメージ

転職活動では都心でも地方でも関係なく「自身のキャリア・ライフプランを明確にする」ことと、「それが叶えられる企業があるかしっかり調査をする」ことが成功へのカギとなります。

住む場所も変化する地方転職では、新しい生活に向け不安も期待も同じだけ生じることと思います。
事前準備を怠らないことで、転職活動への自信も生まれ、満足のいく転職を行える可能性は高まります。
またその際は、頼りになる転職エージェントの存在も重要となるでしょう。

今回の記事が、皆様の転職活動のお役に立てれば幸いです。